おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

Hungry Spider

2010年06月30日 | 日記・エッセイ・コラム
日常、移動手段等で活用しているマシーンを
計四台所有し、タイムボカンのように
用途によって、使い分けている
 
初号機のイストに始まり、弐号機・自転車、参号機・原付と続き、
ツーシーターの使い勝手のいい車は、
世間からは軽四と呼ばれながらも、主に荷物の
運搬時に、その威力を発揮してくれる
 
しかしこの軽四、荷物の運搬が主な活用法とあっては
日常の出動回数が限られるのが、
タイムボカンで言うところの、タイムクワガッタンと言った感じ
 
ガソリンが少なかったんで、給油に向かおうと
久々にクワガッタンに乗り込んだ
本当に久しぶりで、記憶が確かなら50日ぶりぐらいか
 
(久々やなぁ)
 
ちょっときつめの鍵穴にキーを差込み、運転席の
ロックを解除!
 
「よし!」と言ってから乗り込むのは、操法時期としてのお約束
 
独特の匂いを醸し出すハンドルを握り、
エンジンを掛けて、サイドブレーキを解除して・・・・
と、一連の動作を淀みなく、手順にそって
遂行していると、ふと助手席に違和感を発見
 
蜘蛛だ
 
蜘蛛が空中に浮いている
 
いや、巣だ、蜘蛛の巣をはって
その真ん中で臨戦態勢で待機している状態
大きさにして、3ミリもなかったと思う
急いでいる状態の時なら、気付かなかった可能性が高い
こっちの熱い視線にも動じることなく、
六角形の真ん中に陣取っている
 
が、こんな所で、
車という密室の中で待ってたって
綺麗な蝶はおろか、虫一匹飛んでくるはずがない
 
「お前、何してんねん!」
 
思わず突っ込む
 
動かないHungry Spider
腹は確実に減っているはずだ
だって、久々に乗ったんだから
 
何週間いたのか?
 
生きているのが、不思議なぐらいだった
 
 
 


コメント
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