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日々の暮らしのなかで

青い鳥

2010年11月03日 | 日記・エッセイ・コラム
ヘンゼルとグレーテルでドライブをば!
 
休日らしい休日を過ごした
腰が痛くなって目が覚める
時計を見れば正午を少し回っている
 
「寝ました」
 
かしこまって、誰に言うわけでもなく声を出してみた
いつ以来か?
時間を気にせずに寝た
 
さて、これからはどうするか?
以前なら、少し滞りつある仕事の流れを
つけるために、人知れず休日出勤をしたものだが、
それを続けると、メリハリがなくなってしまう
仕事と休憩
やるときはやる、休む時も全力で!
そうしないと、ダラダラと時間が過ぎていくし、
余計に疲れる
 
だから仕事はなし
 
まずは腹ごしらえだ
あまり昼食に金をかけるのは勿体無いと
いつもの“駅そば”で済ますことに
しかし、行きつけの店では面白みが無い
 
そこで、一番最初に通りかかった“たいこ弁当”に
入ることにした
 
しかし
 
行き先を決めずに車を走らせたもんだから
なかなか店に辿り着けない
そうこうしているうちに、以前迷った道へ
 
カーナビを見ながら道を探す
 
カーナビにはヘンデルとグレーテルのように
パン屑を道に落とすかの如く、通ってきた道が
表示されている
 
知らない道も走り続けると、見慣れた風景に出会う
知らない道と知らない土地は、
どこかでピタッ!と繋がる
それはまるで、ジグソーパズルのピースが
一定のリズムで収まっていくような感覚と快感
 
離れていたピースも、新たなピースで
一瞬に繋がる
 
繋がる頻度は、最近スピードを上げた
 
パン屑の印を目で追いながら、
想像した出口へでるのか?と車を走らせる
頭の中で、いろんな道がひとつに繋がった
 
昼飯にありつけたのは、午後5時だった
 
 


コメント
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