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2010年11月19日 | 日記・エッセイ・コラム
他人に言える趣味って、どれくらい持ってるだろ?
 
「ご趣味はなんですか?」
 
庭園のある一室で
晴れ着を着た女性に聞かれて、さぁなんて言う?
 
「はぁ、ピアノを少々・・・・」
 
って言ってみたところで、
はて、ピアノを趣味だと言えるレベルってどれ位だろ?と

仁科展に入選するほどの絵を描くとか、
ピンセットで作るような小さな模型とか、
全国津々浦々まで走りに行くランナーだとか、
そういった、ある一線を越えたモノなら、
人に言っても、
 
「ほほぉ!それは結構なご趣味で」
 
なんて、表面だけの微笑で褒めてもらえるが・・・
 
ピアノが趣味だと言えるほどのレベルとなれば、
人に聴かせうる曲が、少なくとも2~3曲は必要では
ないだろうか?
 
「はい、読書が趣味です」
 
これは立派な趣味です
趣味ですが、さて、どれくらい読めば
趣味なんでしょうか?
 
僕も、今のところ趣味を聞かれれば
読書ってのは言いやすいモノの一つだけど、
頻繁に読むようになったのは最近だし、
筆者や本の種類にも偏りがあるし、
趣味って感じでもないのかな?と・・・
 
「ええっと、映画鑑賞です」
 
おすぎですぅ!じゃないですけど
映画鑑賞なら、やっぱ年間の本数は
かなり重要ですよね?
 
僕も最近は結構映画を観に行くようになりましたけど、
ワーナー・マイカルに出かけるんで、
それ以外の上映映画を見ることが
あまりにも少ない
 
まぁ、今のところ、一週間に一本観ている計算になるんで、
これは、ちょっと胸を張って趣味といえると思うが、
本数だけではないですよね
同じ趣向の人と、語らえたり、同じシーンで
共感を得たりとか
 
「はい、趣味はありません。無趣味です」
 
これは正直に言っているようで、そうじゃないです
 
無難な答えですけどね・・・・
 
いや、無難じゃないですね、無粋です