京都の住民が案内するユニークな体験ツアーで人気の「まいまい京都」。ミモロも何度も参加しています。
7月のはじめ、鉄道好きのミモロは、「嵐電の沿線を歩く」ツアーに参加することに。
集合場所は、「嵐電」の始発駅「四条大宮駅」です。
「キャンセル待ちで参加できたんだ~」。そう、人気のツアーは、予約開始と同時に満席になることもしばしば。
この日も、京都だけでなく、東京や大阪からの参加者も…。
「もうすぐ出発~」
1日乗車券を購入して、いろいろな駅を巡ります。
以前、京都の東サイドを走る「叡電」のツアーに参加してことがあるミモロ。「今度は嵐電なんだ~。これは京都の西側を走る電車だよ~」。嵐山などに向かう電車です。
まずは、お隣りの「西院駅」へ。ミモロは、先頭に。電車好きなら絶対に確保したい場所。
「出発進行~!」
「あ、もう到着?」そう、お隣りの駅ですから…。
今回ガイドをしてくださるのは。電車に詳しい鈴木さん。
何気なく乗車している電車のいろいろなお話が、参加者に人気です。
「嵐電」の「西院駅」は、「さいえき」と読みます。ここは、阪急電車の乗り換え駅。阪急は「さんいん」と読みます。
またここは四条通を電車が横切る大きな踏切があります。
「あれが、鉄の鐘ですよ」
踏切には、古い鉄製の鐘があって、電車が近づくと「カンカン」と鳴るのです。
「西院駅」のそばには、「嵐電」の整備などをする基地があります。
ここは「嵐電」の方が説明してくださいました。
「わ~電車がいっぱい~」こういう場所を見学できるのも、このツアーならでは・・・。
電車好きには、たまらないポイントです。
「嵐電」は、正式には、「京福電気鉄道嵐山本線」といいます。一般に「北野天満宮」へ行く「北野線」と併せて「嵐電」と呼ばれています。
「四条大宮駅」から「嵐山駅」まで7.2キロ。全部で13駅があります。軌道は1435㎜「わ~新幹線通れるの~?」とミモロ。
ミモロの軌道の基準は新幹線です。まぁ理論上はね~。
その歴史は、古く明治43年に現在の路線が開通。当初は「京都電燈」が始めた鉄道事業で、「叡山本線」ももともとは、この事業のひとつとして開設されたのです。
「「京福電鉄」って、どうして?」とミモロ。「京都と福知山?」いいえ、京都と福井です。当時、両県で鉄道事業を行っていたので、それにちなんだもの。でも京都と福井間の鉄道計画はなかったとか。
「嵐電」をよく知る人は、最近、車両の色が紫になっていることに気づくはず。「そういわれれば~前は、ベージュぽかったかも~」とミモロ。そう、近年「京紫」という色を「嵐電」のテーマカラーに。もちろん、まだ人気のパトカー車両なども健在ですが…。
さぁ、そろそろ次の駅に移動しましょう。
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