嵯峨野を散歩しているミモロ。「小倉池」でカワセミを観察した後、さらに池のまわりを進みます。
「あれ~ここに神社がある~」
ここは「御髪神社(みかみ)」といい、由来書きによると、「亀山天皇の時代、藤原基晴卿が、宮中に宝物係として仕えていたが、所轄の宝物を紛失した責任をとり、探索のため諸国を行脚し、大永5年、下関に居を構え三男政之公が生計を髪結職に求めたのが髪結業の始祖であった」と。
そばには、「髪塚」が…そこの説明には、「髪を人身の最高位にあって造化の神より賜った美しい自然の冠であると共に、生前にも残しえる唯一の分身として大きな恩恵と感謝するなど、副神として納祭し祈願される」とあります。
「へぇ~ヘアスタイリストさんたちの神社なんだ~」とミモロ。
そこには、髪に関わる業界からいろいろな祈願や奉納が行われているよう。
「絵馬がいろいろあるね~」とミモロは、絵馬を見ると…
「新しいヘアサロンがうまくいきますように~」「髪の技術が上達しますように~」などのお願いのほかに、「どうぞこれ以上、髪が薄くなりませんように~」「お父さんの髪が抜けませんように~」など、切実なお願いもありました。
ミモロも「いつもツヤツヤの毛でいられますように~」とお願いしました。
さて、池のまわりをお散歩していたミモロは、「亀山公園」をいつもお散歩しているという方とお話しました。
「嵯峨野は自然豊かでとてもいい場所なんですよ~」とおっしゃるのは、近くにお住まいの金子和平さん。
京友禅などの図案を作られる着物のデザイナーさんです。
「自宅でギャラリーやってるんですよ~」と。「え?ギャラリー?いつ見学できるんですか?」とミモロは興味津々。
「今は、一般公開してないけど~。よかったら見ますか?」ということで、さっそくお邪魔することに。
嵯峨野の閑静な住宅地にあるご自宅に作品を展示なさっているそう。
日本画の画家でもあり、以前はお教室もなさっていたそう。京都の有名な呉服商で、さまざまな作品を手掛けられ「京都染織デザイナー協会」の理事長も務められたのだとか。
「これ自分の作品なんですよ~」と着物の本を見せていただきました。
「また、いつか作品展するときは、連絡しますね~」と。「はい、楽しみにしてます」と。
偶然、お散歩で出会った方…。「朝のお散歩って、いろんなことに出会えるね~」と感激するミモロです。
歩くたびに出会うさまざまなお花。「ホント、嵐山、嵯峨野ってのどかでいい場所なんだね~」とミモロ。
ひまわり畑は、秋にはコスモス畑に・・・。
「あ、セミ~」ミモロの大好きな自然観察も存分に楽しめる場所なのです。
「あれ~朝ごはん終わっちゃう~急がなくちゃ~」と、昨日宿泊した「嵐山駅」のそばのホテル「FIRST CABIN京都嵐山」に急いで戻ります。
「嵐山と嵯峨野は、朝のお散歩がいい~」と実感。常に観光客で混雑する場所は、朝は静かな本来の姿を見せてくれました。
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