早朝のお散歩を楽しんでいるミモロ。「嵐山って、本当は、すごく素敵な場所なんだ~」と、改めて思っているよう。
いつも大勢の観光客が訪れる名所の竹林の道。
「だれもいないと、いい雰囲気~」竹林を渡る風の音も聞こえます。
こんなに人がいないのは、早朝のみ。「朝の散歩に来てよかった~」と。
「ここ素敵だったんだ~」。
そして、ここも以前訪れたときとは、違った雰囲気。それが「野宮神社」です。
ここは、以前も来たことがあるミモロですが、そのとき、境内には人がいっぱいで、あまり印象に残らなかったのです。
「ヨイショ~」だれもいない境内へ。
「野宮」は、平安時代のはじめ、嵯峨天皇の時代、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする皇女である斎宮が、伊勢に向かわれる前に、身を清められた場所です。それまでは、「野宮」の場所は、天皇が代替わりするたびに、毎回異なっていたそう。
斎王になるのは、未婚の皇女で2歳から13歳くらいの年齢から選ばれ、1年間を宮中で、そしてさらに1年を「野宮」で過ごしてから、伊勢へと向かったとか。
「斎王になるお勉強もしたのかな?幼いのに大変だね~」とミモロ。幼くして親元を離れ、都から遠く離れた伊勢への旅は、どんなに心細かったことでしょう。「でも、嵯峨野だって、寂しかったかも~」と。
木々に包まれた社。どこか寂しい感じが漂うのは、ここで宮中を離れ、ひっそりと静かなときを過ごす場所だからでしょう。
「源氏物語」では、「賢木の巻」に、光源氏が、六条御息所が娘の斎王と共に、伊勢に向かうために過ごす「野宮」を訪れる様子が描かれています。
今「野宮神社」は、恋愛成就のパワースポットとして人気。撫でると、願い事が叶う神石(亀石)もあります。、
「お願いごとしよう~」とヒシと抱き着くミモロ。また禊祓、清浄祈願の水もあります。
「この神社、広かったんだ~」といつもたくさんの人で、境内の広さすらわからなかったミモロです。
さらに奥へと進みます。
「わ~苔のお庭がある~」
そこには、「白福稲荷明神」や「大山弁財天」などの摂社も。
「ホントは、この神社、すごく静かで、なんか清らかな気が流れてるんだ~」
そう、いつもあまりの多くの観光客が訪れるので、狭くて賑やかな神社だというイメージを抱いてしまったよう。
「朝、参拝できてよかった~」と改めて本殿に参拝するミモロです。
ぜひ、早朝、だれもいない神社への参拝をおすすめします。
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