ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

自然豊かな嵯峨野。百人一首の歌碑めぐりやセキレイが飛ぶ「小倉池」。

2018-08-29 | 京都

嵐山のホテルに宿泊し、朝のお散歩を楽しんでいるミモロ。「もっと歩いちゃおう~」と元気にトコトコ進みます。
「野宮神社」で参拝し、そこから「二尊院」方向へ。

JR嵯峨野線の踏切へ。「ミモロ、線路には入ってません~あしからず・・・」


踏切を過ぎて、さらに・・・

「この辺りの雰囲気もいいね~」と。やはり観光客がいないので、静寂があたりを包みます。


「わ~のどかな景色~」
「小倉山だ~」
百人一首とゆかりの深い「小倉山」。嵯峨野の田園風景も心に沁みる景色です。

田園風景の中をあちこち歩き回り、「二尊院」を目指します。
「あ、蓮がいっぱい咲いてる~」
途中、見つけた山間の池。そこには蓮が美しく咲いています。

「ここ公園なの?」と、門が開いているところへ。

蓮が咲く池は、この公園の中にあるようです。「ちょっと中に入ってみよう~」と。
公園の中に続く散策路。そこを歩くと、傍らに「百人一首」の歌を記した歌碑が続きます。
「これ紫式部のだ~」

ここ「小倉山」エリアは、鎌倉時代初期に藤原定家が山荘を構え、そこで飛鳥時代の天智天皇から鎌倉時代の順徳院までの100人の優れた和歌を選び編集した、いわば「定家が選ぶ和歌のベスト100アルバム」。
それにちなみ、嵐山・嵯峨野エリアでは、「小倉百人一首文芸苑」という歌碑を展示した5か所の公園や公有地があり、それを巡る楽しみが。・・・。京都商工会創立120周年記念事業として2007年に建立された歌碑群です。

ミモロが蓮池を見つけた場所は、そのひとつで「長神の社地区(ちょうじんのもりちく)」という場所。

これらの歌碑は、天然石に書家の方々が描く文字で刻まれています。

自然の中を歩きながらの歌碑巡り。「あ、これ知ってる~」とミモロは、好きな歌碑を見つめました。
崇徳院の「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思う」

ミモロにとって、百人一首は、坊主めくりでしか馴染みがありませんが、それでもいくつかの和歌は知っているようです。

さて、そこで過ごしたのち、「二尊院」へ。でも朝なので、まだ門が閉ざされています。「早すぎちゃった~」
 

そこから引き返し、「常寂光寺」方向に進みます。「ここもまだ拝観できない~」
「こっちに行こう~」

「わ~ここにもこういう道が続いてるんだ~」竹の産地、嵯峨野らしい道が続きます。

そこを過ぎると、「あ、池がある~」そう、「小倉池」です。
朝なのに、池の周囲には、大きなカメラを構えたおじさんたち。「なに見てるんだろ?」とミモロ。
「あの~なにか見えるんですか?」と、そのおひとりに尋ねます。
「カワセミが住んでいて、よく姿を見せるんですよ」と。「カワセミ?どこ~?」と池を見つめます。

しばらくすると「あ、来ましたよ~」
「あ、いる~」とミモロの眼にも鮮やかなブルーの羽が見えました。「でも…どんなお顔なの?」と。
そこでかつて撮影した様子を見せていただきました。「ほら、こんなにキレイなんですよ~」と。「あ、ホント」

この近くに住むカメラマニアにとって、最高の被写体。大きな望遠レンズで、ベストショットを狙います。

素敵な写真を見せていただき、「ありがとうございました~」とお礼を言って、ミモロは池のまわりを進みます。


ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより

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