この時期の京都の風物詩のひとつに、「五条坂陶器まつり」があります。
「テント並んでる~」
東大路通から大和大路通までの五条通の両側に、陶器のテントが並びます。
「いろいろな陶器が、いつもより安く手に入るチャンスなんだよね~」
ミモロは、ずらりと並ぶテントを次々に見てゆきます。
五条坂エリアは、京都の伝統工芸である清水焼の窯元が昔から集まっている陶器の町。
この「五条坂陶器まつり」でも、日ごろは、手の出ないような高価な作品も、割引になっているケースが多く、陶器ファンには見逃せないもの。
トコトコと歩きながら、ミモロは、さまざまな作品を楽しみます。
清水焼だけでなく、ここには、全国で活躍する陶芸作家さんなども多数参加しています。
多治見、唐津、瀬戸などからの参加者も。
「でも以前より、お店の数少ない~」と思うミモロ。毎年、暑さが増す京都。昼間は、人出もまばらです。30年くらい前は、本当に多くの人が訪れて、歩くのが大変だったことも。「よほど体力ないと、作家さんたちも大変だよね~」と、汗をふきふき歩くミモロです。
開催時間は、朝9時から夜22時まで。「やっぱり夕方から夜が行くのにいい時間かも~」と。
ミモロが訪れたのも、18時頃。お友達といっしょに歩きます。
「あ、柴田さん・・・」以前、ミモロが工房にまでお邪魔したことがある作家さんです。
「ミモロちゃん、いらっしゃい~。よくここわかりましたね~」と。
「うん、柴田さんの作品、個性的だからすぐわかったよ~」とミモロ。
竹などをモチーフにした作品で、なかなかエッジがきいたもの。「すごく薄く硬い感じがいいね~」とミモロ。
料理屋さんなどでも使われ、料理を盛った姿がいっそう素敵に見えるものです。
奥さまも陶芸作家さんで、三島などの作品が素敵です。
手の込んだ作品が多く、「これ箸置き?」
「暑くて大変でしょ?」とミモロ。「う~まぁ、暑いですけど、ここ割と風が通るんで・・・」と柴田さん。
「へぇ~そうなんだ~」と汗びっしょりのミモロ。
お友達とトコトコと夕暮れ迫る五条坂を進みます。
「ふ~暑い~」途中でもらった団扇であおぎ、涼を求めます。
「こんなに暑い時期だから、朝9時からじゃなくて、夕方からにすればもっといろんな作家さんも参加するかも~」と。
実は、12時間以上、4日間、テントを出すのは、なかなか大変なこと。地方からの参加者は、交通費だけじゃなく、宿泊費なども負担しなくてはなりません。人出が減少している陶器まつり。そのため売り上げも少なくなっているのが現実。遠方からの参加は、減っているように感じます。
「外国人観光客って、陶器重いからあんまり買わないんだって~」そう、荷物になるので・・・。
「きっともっと夜になると、大勢の人が来るんじゃいない?」そう期待するミモロでした。
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