「これ可愛い~」とミモロが欲しがったのは、南部鉄器で造られた鍋敷き。
「コーヒーのポットとか置くのに洒落てない?!」と、ネコとウサギのデザインに心惹かれたよう。
これに出会ったのは、「平安神宮」の北側、日本武道の聖地と言われる「旧武徳殿」のそば、丸太町通沿いの「京都ハンディクラフトセンター」です。
外国人観光客のための施設と思われがちですが、「ここ日本人の観光客も絶対楽しめるのよね~」とミモロ。
昭和42年(1967)に日本の伝統文化・伝統工芸を京都を訪れた国内外の人に広く知って欲しいという思いから、刀の鍔などに施された金彩の高度な技術「京象嵌」の「アタミ株式会社」(昭和7年創業)が設立した施設です。
戦後、模造品が多く出回った京象嵌。本物を販売することで、日本の伝統文化・工芸の技術を守ろうと…。
館内には、現在も京象嵌の製作が見学できる場所も。
優れた本物の伝統工芸の品は、京象嵌だけでなく、日本全国のある品々もここに並び、その魅力を伝えているのです。
「わ~真珠もアクセサリーもいろいろある~」
「これ、なんかリーズナブルな価格じゃない?」と、宝石店で購入するより、もしかしたら手頃な価格で…。
ミモロがあまりに熱心にガラスケースを覗いている様子を見たスタッフさん。
「素敵な真珠でしょ?ほかにも、本当にいろいろ素敵なものがありますから、どうぞゆっくりご覧ください~」と。
その言葉に甘え、ミモロは、館内を歩き回ります。
「南部鉄瓶だ~これ、海外の観光客持って帰るの大変じゃない?」と。
「いいえ、結構人気あるんですよ~」とのこと。「さすが力持ちなんだね~体大きな人多いし~」とミモロ。
東北地方の伝統工芸品である桜の樹皮を使った艶やかな「樺細工」。
日本らしい匠の技が活きる木工品…
伝統の技にモダンな感覚が施された錫工芸品なども
「あれ~模造刀もあるんだ~」
鑑賞を目的にした美術刀と居合のお稽古に仕える居合刀なども…
また端午の節句に飾られる甲冑飾りも、年間を通じて揃っています。
さらに木版画などの種類も豊富…
「京都ハンディクラフトセンター」の前を自転車などで何度も通りながら、実は、入ったことがなかったミモロ。
「だって~ここ外国人観光客が来るところでしょ!」と思い込んでいたのでした。
「確かに、昔は、外国人観光客のため…という部分も多かったと思いますが、コロナ以来、店内の品ぞろえなども変わり、日本人観光客も方にも、十分、楽しんで頂けるような品揃えやおもてなしを揃えたんです」と、広報ご担当の方。
「平安神宮」エリアを散策する折に、気軽に立ち寄りたい場所に…
「他にも、いろいろ興味惹かれるものがある…」とミモロの館内散策は、続きます。
*「京都ハンディクラフトセンター」の詳しい情報はホームページで
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