修学院の山を臨む「禅華院」で写仏をしたミモロ。描いた後、観音堂で描くモデルの仏様にお供えして、読経をしました。
ミモロが、写仏で描いたのは「三面大黒天」。
ご住職が、それを袋に入れて、観音堂の仏様の前に供えます。
「では、般若心経と延命十句観音経を唱えます」と。
ミモロも「般若心経」を仏前に座って、ご住職の声に合わせて唱えました。
朗々と響くご住職の読経の声…「いいお声…」と、その声に包まれて清められる心地に…。
観音堂には、ミモロが写仏した「三面大黒天」の実物もお祀りされています。
写仏する仏様の実物を近くで拝めることで、ありがたさもいっそう。
1月、2月限定で写仏できるという「涅槃図」。
「あ、ここにネコがいる~」と、たくさんの動物の中から小さなネコを見つけました。
「よかった~ネコがいる図で…ネコがいない場合もあるんだもの…」と。
「ミモロちゃん、お茶の用意ができましたから、お机のところへどうぞ~」と奥様に促され、写仏をした机へ戻りました。
そこで、お茶とお菓子を頂きながら、目の前に広がる修学院の山を眺めます。「いい景色~こんな時間過ごせるの幸せだね~」と。
初めての写仏体験…写経も心落ち着くものですが、写仏は、それぞれの寺院で独自のものがあり、それを描くのは興味深いもの。
「般若心経の写仏は、どこの寺院でも同じだけど…」と、写仏に心惹かれたミモロです。
御朱印を頂くだけでなく、それぞれの寺院のご本尊にいっそう向き合う時間が過ごせる写仏は、特別感が…。
京都では、嵯峨「大覚寺」、東福寺塔頭「勝林寺」、山科「随心院」など、いろいろな写仏体験ができる寺院があります。
ここ「禅華院」でも毎月写仏・写経体験が予定されています。
非公開の寺院でも、この日は、ご本尊への参拝やお庭の拝見が可能です。
今後の予定は、2月15日、3月29日、4月25日、5月24日が…。
「あ、2月1日は、大根炊きだって~」と、急に眼を輝かせるミモロ。
「ミモロちゃん、お疲れ様でしたね~」とご住職と奥様。
「すごく楽しかったです~ありがとうございました」とミモロ。「あの~あの写仏の図案って、どうやって作ったんですか」と。
なんと写仏の図案は、美術大学卒業の奥様がPCのソフトを使い、それを元に、筆ペンで描かれたそう。「だから、線が温かいんだ~スゴイ!」と感心しきりのミモロ。多くの写仏の図案は、塗り絵のラインのように一定の太さ。でも図案が筆ペンで描いたものだから、線に微妙な強弱があって、それが温もりを感じる絵になっているのです。
「ミモロちゃん、細かいところに気づくんですね~」とご住職。「まぁね~お絵描き好きなんで~」と答えます。
「また、伺います~」と手を振ってお別れするミモロです。
*「禅華院」京都市左京区修学院烏丸町20 ☎075-781-2609 普段非公開なので、写仏や写経などの日に参拝をおすすめ。
さて、お寺の向かい側には、広々とした畑が広がっています。修学院の有する土地で、昔からここに住む方々が借り受けて、さまざまな作物を育てているのです。
「ここで育つ野菜って美味しんだろうなぁ~食べてみたい~」と常々思っていたミモロです。
この日、ふと中を見ると、野菜を積んだ軽トラの姿が…。そばで作業をなさっている農家の方がいらっしゃいました。
「あの~すみません~この野菜、どこで買えるんですか?」と、大胆にも声を…
すると、「なにが欲しいの…」と。荷台にある大きなブロッコリーが目につきました。「春菊もありますよ~」と温室からの声。
ここの農家の方は、なんとここで代々300年以上も作物を育てているそう。「え~後水尾上皇が修学院離宮を造営してから、ずっと…」と気が遠くなるようなお話。そして収穫された農作物は、京都の有名料亭に納められたり、昔からお付き合いがある方にお届けするそう。
「わ~そんな野菜なんだ~」と驚くミモロ。
「今日は、禅華院に写仏しに来たんです~ここのご住職とは、もう10年くらいのお友達です。とても読経の声が素敵ですよね」と農家の方にお話しします。「そうなんだ~昔から知ってるんですね~住職が来たばかりの頃に比べたら、円熟した声になりましたね~」と、さすがお寺を支える檀家の方。「また、お願いします~」と農家の方にお礼を言って、野菜を抱えるミモロです。
*畑へのゲートが開いていても、無断で中に入ると、修学院離宮の警備の人が飛んでくるとか。くれぐれもご注意を
値段は、スーパーより高めですが、さすが美味しい野菜です。「修学院離宮の土地で育ったんだよ」といいながら、胡麻和えした春菊をありがたく頂きました。
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ミモロが、写仏で描いたのは「三面大黒天」。
ご住職が、それを袋に入れて、観音堂の仏様の前に供えます。
「では、般若心経と延命十句観音経を唱えます」と。
ミモロも「般若心経」を仏前に座って、ご住職の声に合わせて唱えました。
朗々と響くご住職の読経の声…「いいお声…」と、その声に包まれて清められる心地に…。
観音堂には、ミモロが写仏した「三面大黒天」の実物もお祀りされています。
写仏する仏様の実物を近くで拝めることで、ありがたさもいっそう。
1月、2月限定で写仏できるという「涅槃図」。
「あ、ここにネコがいる~」と、たくさんの動物の中から小さなネコを見つけました。
「よかった~ネコがいる図で…ネコがいない場合もあるんだもの…」と。
「ミモロちゃん、お茶の用意ができましたから、お机のところへどうぞ~」と奥様に促され、写仏をした机へ戻りました。
そこで、お茶とお菓子を頂きながら、目の前に広がる修学院の山を眺めます。「いい景色~こんな時間過ごせるの幸せだね~」と。
初めての写仏体験…写経も心落ち着くものですが、写仏は、それぞれの寺院で独自のものがあり、それを描くのは興味深いもの。
「般若心経の写仏は、どこの寺院でも同じだけど…」と、写仏に心惹かれたミモロです。
御朱印を頂くだけでなく、それぞれの寺院のご本尊にいっそう向き合う時間が過ごせる写仏は、特別感が…。
京都では、嵯峨「大覚寺」、東福寺塔頭「勝林寺」、山科「随心院」など、いろいろな写仏体験ができる寺院があります。
ここ「禅華院」でも毎月写仏・写経体験が予定されています。
非公開の寺院でも、この日は、ご本尊への参拝やお庭の拝見が可能です。
今後の予定は、2月15日、3月29日、4月25日、5月24日が…。
「あ、2月1日は、大根炊きだって~」と、急に眼を輝かせるミモロ。
「ミモロちゃん、お疲れ様でしたね~」とご住職と奥様。
「すごく楽しかったです~ありがとうございました」とミモロ。「あの~あの写仏の図案って、どうやって作ったんですか」と。
なんと写仏の図案は、美術大学卒業の奥様がPCのソフトを使い、それを元に、筆ペンで描かれたそう。「だから、線が温かいんだ~スゴイ!」と感心しきりのミモロ。多くの写仏の図案は、塗り絵のラインのように一定の太さ。でも図案が筆ペンで描いたものだから、線に微妙な強弱があって、それが温もりを感じる絵になっているのです。
「ミモロちゃん、細かいところに気づくんですね~」とご住職。「まぁね~お絵描き好きなんで~」と答えます。
「また、伺います~」と手を振ってお別れするミモロです。
*「禅華院」京都市左京区修学院烏丸町20 ☎075-781-2609 普段非公開なので、写仏や写経などの日に参拝をおすすめ。
さて、お寺の向かい側には、広々とした畑が広がっています。修学院の有する土地で、昔からここに住む方々が借り受けて、さまざまな作物を育てているのです。
「ここで育つ野菜って美味しんだろうなぁ~食べてみたい~」と常々思っていたミモロです。
この日、ふと中を見ると、野菜を積んだ軽トラの姿が…。そばで作業をなさっている農家の方がいらっしゃいました。
「あの~すみません~この野菜、どこで買えるんですか?」と、大胆にも声を…
すると、「なにが欲しいの…」と。荷台にある大きなブロッコリーが目につきました。「春菊もありますよ~」と温室からの声。
ここの農家の方は、なんとここで代々300年以上も作物を育てているそう。「え~後水尾上皇が修学院離宮を造営してから、ずっと…」と気が遠くなるようなお話。そして収穫された農作物は、京都の有名料亭に納められたり、昔からお付き合いがある方にお届けするそう。
「わ~そんな野菜なんだ~」と驚くミモロ。
「今日は、禅華院に写仏しに来たんです~ここのご住職とは、もう10年くらいのお友達です。とても読経の声が素敵ですよね」と農家の方にお話しします。「そうなんだ~昔から知ってるんですね~住職が来たばかりの頃に比べたら、円熟した声になりましたね~」と、さすがお寺を支える檀家の方。「また、お願いします~」と農家の方にお礼を言って、野菜を抱えるミモロです。
*畑へのゲートが開いていても、無断で中に入ると、修学院離宮の警備の人が飛んでくるとか。くれぐれもご注意を
値段は、スーパーより高めですが、さすが美味しい野菜です。「修学院離宮の土地で育ったんだよ」といいながら、胡麻和えした春菊をありがたく頂きました。
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