ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

雪の京都、大徳寺でのお茶会。北区まちづくり提案支援事業の「令和7年 次世代へつなぐコラボ茶会」。

2025-02-25 | イベント
2月24日、京都は、午前中から雪が積もり始めました。「スゴイね~キレイ~」

目の前に見える銀世界…その風情ある景色に見とれます。

10時前にミモロがやって来たのは、京都の北区にある「大徳寺」塔頭の「玉林院」です。


「こんなに雪が積もるなんて思わなかった~お茶会、やるのかな?」と、心配しながら到着。
この日、ここでは「日本の文化に親しむ会」が主催する「スペシャルなお茶会」が開催されるのです。


「何がスペシャルなの?」かと言えば、京都の北区の文化度アップに貢献すべく、北区在住の方々が協力して行う市民主体の茶会です。

北区まちづくり会議委員であり、この茶会の実行役である向井さんが、ミモロを待ち構えていました。

「ミモロちゃん、今日は、いろいろな撮影してね~」と。お友達であるミモロは、お茶会の記録写真の撮影を頼まれたのです。

さて、今回のテーマは、「次世代へつなぐコラボ茶会~スペシャルなお茶会。機織り体験を気軽に!~」というもの。
2018年からスタートした文化事業は、歴史的に茶道と深い関わりのある「北野天満宮」や「大徳寺」などのある北区のさらなる文化度アップと共に、次世代への文化の継承を目指し、今回は、北区在住の様々な方が協力して実施されました。

会場となった大徳寺の塔頭「玉林院」。普段は、非公開の寺院。その歴史ある場所での開催は、茶道をする人にとっても、心惹かれる場所と言えます。

「すごいところでお茶会するんだね~」と感激するミモロ。

そして、そこで2つの釜が掛けられ、それぞれ趣の異なる茶会が楽しめるという趣向が、多くの人を惹きつけました。
速水流八代お家元の速水宗燕さんと若手茶人として活躍めざましい中山福太朗さん。いずれも北区と深い関わりのある方々です。


「異なった趣のお茶会を両方とも楽しめるってスゴイね~」と思うミモロです。10時から15時まで、1時間ごとに、それぞれの茶会が開催され、事前に応募した方々が参加できるもの。参加料は、一人1000円です。「すごくたくさんご応募いただいて…」と嬉しい悲鳴を上げた向井さんでした。

撮影を頼まれたミモロは、まずは、「自分で体験してからね~」と。

向かったのは、速水さんの茶会です。

外の寒さに関わらず、釜を掛けている茶室には、ほんのり温もりが…

御軸などを拝見。「ちょっと外見てみよう~」と障子を開けると、そこは雪景色。


お客様が席に着き、いよいよ茶会の始まりです。

「緊張しちゃう~」と、毎回思うミモロ。

お家元のお話が、ミモロたちの緊張をほぐします。


「御菓子をどうぞ~」

「うぐいす」という銘の御菓子。
そして、お茶を頂きました。


そして、次にもうひとつの茶会、中山福太朗さんのところへも伺いました。

参加の子供たちも興味津々。

梅の季節ということで、お菓子も梅のお花。

「わ~2つの茶会で、梅にウグイスになるね~」と驚くミモロ。実は、お二人は、相談なさったわけではなく、まさにグッドマッチング。さすが茶人には通じるものがあるのでしょう。
御軸は、北野天満宮のご祭神である菅原道真公。

ここにも春を感じます。


全くお茶会は、初めてという人から、お茶の先生まで、参加者はいろいろ。それでもみんなが日本文化の茶道を通じ、時を過ごす楽しさこそスペシャルなお茶会なのです。

「今回は、雪も趣きを添えて、こんな茶会は、なかなかありませんね~」と向井さん。

「ホント、お菓子も春…雪の茶会を体験できて嬉しい~」と思うミモロでした。


さて、この茶会には、まだまだ楽しみがありました。

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