10月10日にオープンした「杖の美術館」。世界の杖が揃う場所です。
この美術館は、杖の専門店「つえ屋」が、「京都府庁」の南側の本店を拡張して作ったもの。
実は、ミモロは、10年前に、早々取材をしています。
そこに杖に関する詳しい情報があるので、そちらをぜひご覧ください。
「ミモロ つえ屋」で、ここからどうぞ~!
そこにも書いていますが、社長の坂野さんが、長年かけて世界中から収集した杖のお話をなさっています。
さて、この美術館は、オープン間もないこともあってか、まだ資料などの掲示はありません。
広いスペースの店内で、いろいろ荷物の間をぬって、世界の杖を見学しました。
さまざまな飾りがついた杖には、その国の個性が見られます。
「これアフリカの杖だって…」
こちらは、サッカー好きのイタリアの杖。「サッカーボールが付いてる」
歴史を感じさせる貴重な杖も展示されていて、それに関してはお店の人に伺ってください。
「あ?これエルメスのスカーフ…杖がモチーフになってるんだ~」
ミモロを一緒に行ったお友達は、ご高齢のお母さまにプレゼントしたいと…。
「どういう杖がいいんだろうね~?」とミモロも一緒に杖選びを…
「杖は、使う人の体格にあったものを選んでくださいね」とお店の方。
なんでも、ほんの1センチの長さの違いでも、腕とのバランスが悪くなって、歩きにくく感じることもあるのだそう。
「しっかり力が伝わらないと、姿勢が悪くなって、かえって体調を乱すことになりかねません。だから、杖選びは大切なんですよ」と。
「え~そうなんですか~。じゃ、ぜひ今度、母を連れてきます」とお友達。「はい、ご本人が実際に使ってみて、選んぶのが一番いいんです…」と。
杖は、長い棒ならなんでもいいのではなく、そこに体重をかけることになるので、丈夫さが必要で、杖として認められる基準もあるのだそう。杖として、品質基準をクリアしているものを選びましょう。
「でも、持って歩くものだから、おしゃれなものがいいよね~」というミモロ。
「これなんか関西ぽい!」とアニマルプリントの杖…「ヒョウやタイガーもある…」
もちろん花柄の杖もいろいろ。あまりの数の多さに、選ぶのも時間がかかりそう。
「ミモロなら、これがいいなぁ~」と選んだのは、赤い杖。
「まだいらないけど…」
杖を使い始めると、歩行が楽になり、おでかけする意欲もアップするそう。さらに、装いに合わせて、いろいろな色の杖が欲しくなるとか。
「あれ~傘になってる杖もあるんだ~」とミモロ。
まだ杖を使うことに抵抗がある人は、傘をもっている感じで、携帯するそう。
「雨が降ったら役に立つもんね~一石二鳥かも…」
「ホントいろいろな杖があるね~」
ぜひ、京都に来たら、覗いてみては?杖があるだけで、京都の町歩きもいっそう楽になるかも…。
*「つえ屋」の詳しい情報はホームページで
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