ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「海の京都~舞鶴」へ。ミモロの夏の小旅行。①舞鶴湾を一望する「五老スカイタワー」へ

2021-09-02 | 歴史・史跡

コロナ禍で今年の夏も遠出はお預けになったミモロ。「海が見たい~」という切なる思いに応え出かけた、夏の初めの「舞鶴の旅」をご紹介します。

「わ~海~潮の香りがする…クンクン」と、鼻をピクピクさせるミモロ。

京都と言えば、盆地のイメージがありますが、それは京都市の中心エリア、つまり平安京のある町で、大阪へ通じる淀川沿い以外は、ほとんどが森林など山が多い地域なのです。そして、今だに「京都って海ないよね~」と思っている日本人の実に多いことか…
「ボ~っと生きてんじゃねぇよ~」とチコちゃんに代わり、ミモロが…。「ミモロちゃんに叱られる」という感じ…。

京都の北は、日本海に面し、歴史的に日本の外交および防衛の重要なエリアです。
仏教をはじめ、あらゆる渡来文化は、日本海側から日本にもたらされました。戦後、日本の政治および経済の中心拠点が東京になったこと、またアメリカとの関係が密になったことで、太平洋側が日本の表玄関になりましたが、それまでの長い歴史では、日本海側の港が、日本の表玄関だったと言えるのです。今はあまり言われなくなりましたが、「日本海側を裏日本っていうのは、失礼だよね~」とミモロ。

さて、京都の海は、若狭湾を中心にその周辺に広がります。若狭湾で最も大きな港が舞鶴港で、水深が深く、風波の影響を受けにくい穏やかな港であることから、昔から天然の良港だったのです。
この自然の利点を生かし、明治22年(1889)に明治政府の日本海軍は、日本海側の海軍の拠点として、舞鶴に鎮守府を設置を決定。軍港として発展。明治34年(1901)には、初代司令長官として東郷平八郎海軍中将が着任します。

「「坂の上の雲」の時代だよね~」とミモロ。そう、舞鶴と東郷平八郎の結びつきは本当に深いものがあります。そのお話は、またいずれ…。

現在、舞鶴は、海上自衛隊の地方総監部が、横須賀、呉、佐世保、大湊とともに配置され、日本の防衛の拠点港のひとつになっていて、湾内には、海上自衛隊の艦船の姿が…。


さて、天然の良港である舞鶴湾。その姿は、見るものを魅了する美しさ。
港が一望できるのは、舞鶴の市街地から車で15分ほどの標高301mの「五老岳」の山頂の展望台「五老スカイタワー」です。

高さ50mの展望タワーで、360度、湾および市街地を一望できるまさにパノラマビューが広がる場所。


この景色は、「近畿百景第一位」に選ばれたそう。

タワーには、その素晴らしい景色を眺めながら食事ができるカフェもあります。


なんでも、ここは、初日の出を拝む場所としても有名だそう。また、夜景を楽しむデートスポットでもあるとか。

コロナ禍の今、入場制限やカフェの営業制限などもあり、スカイタワーの良さを十分に体験はできません。

「タワー上らなくてもいい~」とミモロ。


タワーのそばのイカリに掴まり、それで満足…


まぁ、タワーのそばの展望エリアでも十分に、湾内の美しい景色を楽しめました。


さぁ、舞鶴の町へ向かいましょう…
ミモロは、すでに何度か訪れいます。そちらのブログも併せてご覧ください~。

*「五老スカイタワー」の詳しい情報はホームページで



<ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで




コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東洞院の町家のケーキショッ... | トップ | 「海の京都~舞鶴」へ。ミモ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブログに関してのコメントください! (mimoro)
2021-09-02 12:04:02
コメントをいただくのは、嬉しいのですが、
ブログに関することにお願いします。
よろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿

歴史・史跡」カテゴリの最新記事