ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

紅葉の盛りを超えた比叡山延暦寺。山中に点在する3社の弁財天めぐり。

2016-11-27 | パワースポット

大阪のお友達を案内して比叡山にやってきたミモロ。

「比叡山延暦寺に参拝するの初めて・・・」というお友達。「え~大阪に住んでるのに、来たことないの?」とミモロ。関西に住んでいる人でも、結構、比叡山に来たことがないという人は多いのです。
「だって、京都から遠いと思ってたんだもの~」とお友達。「そうなんだよね~。意外に近いんだよ。高野山より行きやすい場所なのにね~」と思うミモロです。

ご存じのように。比叡山延暦寺は、1200年前、伝教大師最澄が創建した天台宗のお寺。仏教を学ぶ修行の場所として、多くの高僧がここで過ごしています。「そう、法然、栄西、親鸞、道元、日蓮など、みんなここの出身なんだよね」
だからどんな宗派の人も、一度は参拝したい・・・と思うところなのです。

「まず、初めて参拝する人は、延暦寺の中心の根本中堂からね~」と、延暦寺の東塔にある「根本中堂」に参拝。

延暦寺は、このお寺が延暦寺というのではなく、比叡山の山中にお堂が集中している、東塔、西塔、そして横川の主に3か所の総称、つまりお山全体が延暦寺といえるかもしれません。

現在、「根本中堂」は大改修の真っ最中。「あれ~中庭にあった木がない…」など周囲に作業用の幕が張られています。「ホントは、もっとキレイなんだよ~」といいながら、堂内へと入る二人。
「わ~感激・・・ここが根本中堂なんだ~」と、感激するお友達。本当に、だれを案内しても、絶対というほど感激する場所のです。大改修は、なんと約10年かけてするそう。なお、その間も参拝は可能です。

しばらく参拝したあとは、東塔の中を散策します。
「ヨイショ~。ここの石段、すごく急なんだよね。途中に振り返っちゃダメだよ~」といいながら、
必死に上るミモロ。
「ふ~到着~」文殊菩薩を祀る「文殊楼」。そこから大黒様を祀る「大黒堂」を廻ります。
 
「今年は、紅葉、、もう終わっちゃった~残念…去年はまだ紅葉してたんだよ~」と、すでに山の楓は、紅葉の盛りを超えていました。

さて、すでに14時半。「急がないとほかの場所参拝できない~」と、急いで次の西燈へ。
 
紅葉は、終わっていましたが、落ち葉が一面に。
サクサクサク・・・ミモロは落ち葉を踏んで秋の音を楽しみます。
ミモロ、もういい?「うん・・・」やっと次へ歩きだしました。
「ここ、縁結びの杉じゃないの?」根元が繋がった大杉が、仲良く空に伸びています。そのもとにはお地蔵さま。
「いいご縁がありますように~」と真剣に祈るミモロ。

西燈の中央部に位置する「釈迦堂」。そして修行のお堂「にない堂」を廻ります。
 

「あの~絶対ここにも参拝しなくちゃ~」とミモロが必ずお参りするのは、「西塔」の拝観受付そばの「箕淵弁財天」です。
 
「ここなんかパワー感じるよね~」

実は、延暦寺には、三大弁財天が祀られています。その一つがここ。
そして、次に向かったのは、「横川」にある「龍ヶ池弁財天」です。
「ここもなんか不思議な場所・・・」
ここは、池の中ほどに社があり、弁財天にお仕えするようになった龍神さまも祀られています。

「あとひとつ弁財天さま、比叡山にあるんだよ~。そこに行こう~」と、「横川」の「元三大師堂」にお詣りしてから、再び東塔へ向かうことに。
「あ、団体の方が参拝してるから、中に入れない…」
「ここおみくじ発祥の地だから、おみくじしたかったんだけど…」と、ミモロたちは、今回は諦めることに。

「え~と、もうひとつ『大弁財天』という場所があるだって…第3駐車場から歩いて7分くらいで、ケーブルカーの延暦寺駅に出て、そこからさらに15分くらいあるらしいよ^」とお寺の方に伺ったみもろ。

「東塔」近くの第3駐車場に行くはずが、どうも通り過ぎてしまったよう。
バス停のそばに、「あ、鳥居がある・・・」
「ここじゃない?」とお友達。「え~でも、お社ないよ~。ここじゃないんだよ~」とミモロ。
さらに少し奥に行くと、また別の鳥居が・・・
その先には、ケーブル駅に続く、急な山道が続きます。「ケーブル駅からさらに15分だって…。ここ一度降りたら、もう上ってくるの大変じゃない?どうする?」と、お友達と相談するミモロです。

そう、すでに16時近くになっています。「17時なったら、きっとこの辺り真っ暗になっちゃうよ~。行きたいけど…」と、「こんどにした方がいいんじゃないの~。気温の下がってきたし~」とお友達。

ミモロたちが目指そうとしていたのは、「無動寺」という比叡山の中腹に位置するお寺にある弁財天だったのです。
この「無動寺」は、千日回峰行の中心地で、修行僧が訪れるお寺。「そういえば、歩いてしかいけないって、お寺の人言ってた~」とミモロ。

どうもそこへは、車は不便で、滋賀県の坂本からケーブルに乗ってきた方がよさそうです。

「やっぱり今度にしようね・・・」とミモロとお友達。車に戻り、京都の町へ帰ることに。

お食事をしようと、祇園に到着したころは、すでに17時半。もう夜になっていました。

「絶対、また行こうね~」と、大阪のお友達を約束してお別れしたミモロでした。

*「比叡山 延暦寺」の詳しい情報はホームページで


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