ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

来年の干支の「巳の神杉」に参拝。奈良「大神神社」への冬至詣りへ。

2024-12-23 | 奈良、近畿
2024年の冬至は、12月21日。ミモロは、毎年、奈良の「大神神社」に「冬至詣り」に出かけます。

「今年も無事にお詣りに来れてよかった~」と。1年、無事に過ぎたことに感謝するミモロです。

2025年の元旦を10日後になるこの日、すでに神社の鳥居のそばには、大きな門松が立てられ、新年への準備が着々と整えられています。


「さぁ、今年もお詣りするんだもんね~」と、ミモロは、大きな木々が茂る参道を拝殿に向かって歩きます。

今年は、お友達といっしょに…。「寒いね~でも、あまり人がいなくて、静かに参拝できるね~」と。
新年の初詣には、大勢の参拝者が通る参道です。

拝殿に向かう前に、まずお詣りするのは、「祓戸神社」。

ここには、身心を祓い清めてくださる祓戸の神様がお祀りされているので、参拝する前に、必ずここへ。
いつもは、すぐ近くで参拝できるのですが、初詣のために、社の前には、縄が…。「ここからしかお詣りできないんだ~」

拝殿に向かう石段のそばの手水で、さらに清めを…


さぁ、拝殿に向かいましょう。

三輪山をご神体とする「大神神社」。そのため境内には、本殿はなく、重要文化財である拝殿を通してお山を拝みます。現在の拝殿は、寛文4年(1664)に徳川家綱によって再建されたもの。

拝殿で参拝する前に、御幣でさらにお清め。「まだ穢れついてるかなぁ~」


はい、参拝しましょう。

「幸魂 奇魂 まもりたまへ、さきはえたまへ…」と祈ります。
新年の三が日には、拝殿前から、石段の下まで、参拝者が列を作るそう。
「ミモロです。今年もお世話になりました。ありがとうございます」と感謝の言葉を唱えます。

拝殿には、大きな干支の絵馬が…「巳」年のヘビ…

「干支の中でも、ヘビって、可愛く描くのむずかしいね~」

さて、拝殿のそばには大きな杉が聳えています。

「巳の神杉」と言われるご神木で、三輪山に鎮まるご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)の化身の白へびが棲んでいる杉と言われます。大物主大神は、大国主神でもあり、国造りの神様。人間の暮らし全般をお守りくださいます。

「この杉で白ヘビさまが暮らしているの???」

その姿を見ることはできませんが、お住まいかと思われる穴が木の幹に…。でも、実際に白ヘビが現れるとも言われ、それを見ると幸運が訪れるとか。ミモロは、何度も参拝していますが、今だ、お目にかかったことはありません。残念…。

ヘビの好物は、卵だそうで、参拝者が備える卵が、杉の前にたくさん…

お友達が持参したヘビの人形も、ご神木に見て頂きました。
「ねぇ~お供えした卵、どうなるんだろう?誰かが食べるのかな?」と気になるミモロ。う~生ものですから、人間が食べることはないと思われます。

来年の干支の己に深く関係するご神木には、多くの人たちが参拝することでしょう。「卵いっぱいになるね~」と想像するミモロです。

「あそこにも参拝しなくちゃ!」とミモロは、拝殿脇の参集殿へ。そこには「なでうさぎ」がいるのです。

幸運を招くうさぎです。ミモロは、抱き着いて参拝。「大物主大神は、大国主命と同じ神様だから、因幡の白うさぎとのご縁があるんだって~」

さぁ、三輪山登拝口のある方に行きましょう。

*「大神神社」の詳しい情報はホームページから、どうぞ~

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