「わ~もうすぐおしまいになっちゃう~」と慌ててミモロは、京都岡崎の「京セラ美術館」に向かいました。見たいのは…
5月22日に最終日を迎える「兵馬俑 古代中国~秦漢文明の遺産~」展です。
今にも雨が降りそうな天気の中、美術館に向かいます。平日ということもあり、「人が少ないね~」
美術館にも予約なしで入館できました。
入館料2000円を納め、チケットと片手に会場へと進みます。
昭和8年(1933)に昭和天皇のご即位を祝す記念事業のひとつとして開館した「大礼記念京都美術館」。
昭和21年には、進駐軍が接収し、広い展示スペースは、バスケットコートになっていた時も。
「進駐軍って、「武徳殿」もバスケットコートやダンスホールにしたんだよね~」とミモロ。
6年におよぶ接収の後、「京都市美術館」として再開へ。
そして平成29年から大規模な改修、増築工事を竣工し、令和2年(2020)に「京都市京セラ美術館」としてリニューアルオープンしました。大きくなった美術館…歴史ある建物も残っています。
現在、7月3日まで「ポンペイ展」も開催中です。
さて、ミモロが慌てて訪れた「兵馬俑」の展示。
1974年に中国の畑で農民が偶然見つけた「兵馬俑」。2000年以上も前に作られた実物大の兵士や馬の陶器が8000体ほど出土し、世界中の注目を集めました。
「前にママは、北京で見たことあるって言ってた~」とミモロ。日本でも以前、公開されたことがあります。
今回の開催は、日中国交正常化から50年であることを記念し、兵馬俑が来日することに。
紀元前221年に秦という中国初の統一王朝を築いた始皇帝。その後、劉邦の漢王朝と続き、中国古代史の黄金時代となります。
この時代に生まれたといわれる「兵馬俑」。
「実物大だから、迫力満点なんだよね~」
皇帝の来世が、この世の暮らしと同じように…それを叶えるために作られた「兵馬俑」。皇帝の暮らしにかかわるものが、種類豊富に出土しました。
「これ、馬車…」
暮らしの道具もいろいろ。
ミモロが興味を抱いた、犬やアヒルなどの陶器もありますが、そちらは撮影禁止でした。あしからず…。
「実物大っていうけど、昔の中国の兵隊さんって、大きいね~」と思うミモロ。
180センチはありそうな堂々とした体格…。「きっと立派な体格の兵隊さんだけ集めたんじゃないの…」と想像するミモロでした。
「あの~だれかモデルいるんですか?」と尋ねます。
それぞれ顔が異なる兵士たち、モデルとなっただろう兵士の実際の墓は、別の場所にあったとか。
どこかで会ったことがあるような顔つきの人も…。
木製の槍などは、喪失してしまいましたが、それを構える姿が想像できます。「こんな感じかな?」とまねっこミモロ。
撮影可能なエリアを歩くミモロ。
「どうどう~」と馬のそばへ。
本当に人間が乗れるサイズのリアルな馬の姿…。
いろいろな像を作り上げた当時の職人たちの技の凄さがそこに…。
京都展の後は、静岡、名古屋、東京での開催が予定されています。ぜひ、どこかで…
さて、展示を見学の後、ミモロは、美術館のテラスへ。雨あがりながら、まだ厚い雨雲が立ち込める京都の町。
「なんか今年の5月、寒いね~」と。いつもなら、真夏のような暑さになる5月の京都ですが…。
レトロ建築の京都市京セラ美術館…。
さぁ、階段を下りて、帰りましょうね
*「京都市京セラ美術館」の詳しい情報はホームページで
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