京の春の華やぎ宮川町の芸妓・舞妓が一堂に会する舞台「京おどり」にミモロは出かけました。
「あのね~ミモロも舞妓さんにだよ~」と、張り切って…。
会場は、白川通沿いにある「京都芸術大学」のホール「京都芸術劇場 春秋座」です。
京都には、祇園甲部、先斗町、上七軒、祇園東と宮川町の5つの花街があり、春には祇園甲部の「都をどり」、先斗町の「鴨川をどり」、上七軒の「北野をどり」、宮川町の「京おどり」、そして秋には、祇園東の「祇園をどり」などがそれぞれの歌舞練場で行われ、そこには、日頃芸を磨いた芸妓さんと舞妓さんが一堂に会し、雅で艶やかな舞台を披露するのです。
この日、ミモロは、お友達に頂いた招待状で宮川町の「京おどり」の前夜祭にやってきました。
「いつもの京都芸術劇場と雰囲気違うね」とミモロ。入口には、赤い提灯が下がり、花街の雰囲気がそこに…。
宮川町がここを会場にするのは、現在、宮川町の歌舞練場が修復工事中のため…「ちょっと宮川町から遠いけど…」叡山電車出町柳駅からバスかタクシーが便利です。
ミモロは、下鴨から30分ほどのんびり歩いてやってきました。
「京都芸術劇場」には、学生たちの様々な作品などを展示するスペースがあり、そこにこの時期は、花街を支える京都の伝統工芸を紹介する展示も…
「これ、芸妓さんたちの鬘だ~ミモロは、桃割れだけど…」
そもそも日本髪の鬘を持っているネコなどミモロ以外にはいないかも…。
また「これ舞妓さんのぽっくりだよ~ミモロも持ってるもん…背が高く見えるんだ~」と。
舞妓さんのスタイルは、だらりの帯とぽっくり…その愛らしい姿は、女の子の憧れ・・・「え?おばさんも憧れてて、時々、舞妓さんの衣装来たおばさんが歩いてるよ…」そう、レンタル着物で舞妓さんになって京都の観光地を歩き、写真撮影するのが、年齢を問わず観光客に人気のよう…。「でも、舞妓さんになりたい気持ちはわかるけど、やっぱり舞妓さんって若い女の子のお仕事だから、おばさんは…」と、まぁ、ネコが言える立場ではないかもしれませんが、「う???」と思ってしまうことも…。
「年配の方は、やっぱり芸妓さんがすてきだよね~無理して舞妓さんにならなくても…」と思うのは外部の人間。本人は夢をかなえてしあわせそう…。
今回、十五名の舞妓さんが舞台を務めます。
さぁ、そろそろ開演の時間…お席に行きましょう。
「ねぇ、舞台見てるとき、鬘とってもいい?」とミモロ。どうも頭が重くて首が疲れているよう…
スポン…日本髪の鬘を外し、「ふ~楽になった~」と。
今回の「京おどり」の演目は、前半は「洛中洛外図」という京都の風物を描いた江戸時代の屏風絵と阿国歌舞伎ができるまでを表現した舞台が繰り広げられます。
そして後半は、京の里謡やオリジナル曲も芸舞妓のみなさんが艶やかな舞で披露します。
なかでも、最後の演目、「宮川音頭」は、全員が登場する総踊り…一糸乱れぬ所作は圧巻!
「こんな感じだったよ~」と展示スペースにあるVTRでご紹介。
「すごい~!カッコいい!」ともう大興奮のミモロでした。
公演がスタートする前日に開催された「前夜祭」は、宮川町に関係が深い方々をお招きしたもの。
記念品としてプログラムとお菓子を頂戴しました。
「久しぶりに舞台拝見して、楽しかったね~」と、興奮納まらぬミモロです。
*「京おどり」の詳しい情報はホームページ チケットの予約も可能です。4月9日まで、全席指定で5500円。別途1000円でお茶席も楽しめます。
この日は、お茶席がなかったので、「なんか喉渇いた~」と言い出したミモロ。
そこで、下鴨へ通じる御蔭通を進み、会場から徒歩5分ほどの桜並木が美しい疎水そばのカフェ「りほう」に立ち寄ることに。
「ミモロちゃん、お久しぶり~おや、今日の姿は、またすごいですね~」とマスター。
「あのね~舞妓さんなの、「京おどり」行ってきたんだ~」とコーヒーを飲みながら、ミモロは、舞台の感動をマスターにお話ししました。それを笑顔で聞いてくださるマスター…。ミモロの話は、閉店近くまで続きました。
*「りほう」京都市左京区北白川東蔦町24ー3 ☎090-2101-5655 11:00~18:00頃 水・木曜休み
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