「もう桜終わっちゃったかな?」と、言いながらも、やっぱり行きたくなった京の桜の名所「醍醐寺」。
さすがに多くのソメイヨシノや山桜は、散ってしまっていますが、でも境内には、まだ名残りの桜も…。
4月11日まで、「春の夜間特別拝観」も行われています。
「う~まだ八重桜は、見られるね~」と、桜の開花情報ボードを見て‥
境内の道では、風が吹くと、桜吹雪が…。
「散った桜も趣があるね~」というミモロです。
さて、ミモロがまず拝観したのは、「霊宝館」で5月5日まで開催している「春期特別展」です。
真言宗醍醐派総本山の「醍醐寺」は、平安時代に始まり、豊臣秀吉の篤い帰依などで守られ、建造物、彫刻、絵画、書、工芸など十数万点もの文化財が伝えられ、なんどその内の約7万点が、国宝や重要文化財に指定されています。
なんでも明治の廃仏毀釈の荒波の時代にあっても、寺宝を守り続けたのだとか…。
昨年は、コロナの影響で、開催が中止になったそう。今年は、いつもより多くの寺宝が見られます。
豊臣秀吉の「醍醐の花見」に関する史料をはじめ、鎌倉時代の快慶作といわれる、水晶に入った阿弥陀如来像など、さまざまが貴重な展示をゆっくり見ることができました。「なかなか見ごたえあったね~」というミモロです。
「霊宝館エリア」では、八重桜が満開。
「八重桜って豪華だよね~」と、ミモロの顔を同じくらいの花の塊…
「伽藍エリアも見学しよう~」とミモロは、夜間特別拝観のために張られた幕に沿って奥へと進みます。
伽藍エリアには、豊臣秀頼が再建した西大門、本堂である金堂、五重塔など「醍醐寺」のさまざまな重要な建物があります。
なかでも醍醐天皇の冥福を祈るために平安時代に建立された五重塔は、京都府下での最古の木造建築物で、国宝です。
「太閤行列や五大力のお祭りなんかで来たことあるけど、こんなに広かったっけ~」と、ミモロは、祭事の時に来たので、いつもたくさんの人がいたり、仮設テントなどがあって、こんなに広々した境内を見たことがなかったのでした。
「醍醐寺」の敷地は、200万坪。寺の背後に聳える山にかけて広がっています。
「こんな池もあったんだ~伽藍エリアってホントに広いね~」
「弁天堂」の前にある池と庭園…。
ミモロは、それから、「三宝院エリア」にも向かいます。
第14世座主・勝覚僧正によって永久3年(1115)に創建され、以来、歴代の座主の居住する本坊としての役割を担ってきました。
現在の建物は、秀吉の時代に整備され、庭園も秀吉自身が基本設計をしたのだそう。
「今、特別拝観できるんだって~」とミモロは、通常非公開の建物の中を巡ることができました。
書院などには、見事な障壁画や襖絵が…。
「う~どこも見ごたえ充分だった~」と、すでに2時間近く、過ごしているミモロです。
まだ八重桜が見ごろで、また特別公開も続く「醍醐寺」。ぜひ、春の名残りを楽しみに訪れては…。
*「醍醐寺」の詳しい情報はホームページで
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