「いろんな調味料があるんだ~これがあれば簡単な料理もすごく美味しくなっちゃうんだって~」とミモロは興味津々。
十日ゑびす大祭の帰り道、ミモロは、人混みを避けて、祇園の小路を四条通に向かうことに。
「ここ、あんまり歩いたことないかも…」祇園には、度々訪れるミモロですが、いつも通るコースは自然と決まってしまいます。でも、この日、ミモロは観光客で賑わう花見小路の一筋西側にあたる「西花見小路」の石畳をトコトコと…
「へぇ~ここにもいろんなお店があるんだ~。ここなんだろ?」と暖簾がかかるお店に足を止めました。
古い町屋のお店には、ゑびすさまの模様の幕がかかる「侘家古暦堂うま味さん」です「無添加の粉末調味料だって…」
興味を覚えたミモロは、さっそく店内へ。
店内の棚には、いろいろな種類の小瓶が並んでいます。
「あの~ちょっと見せてもらっていいですか?」「はい、どうぞ~ごゆっくり~」
笑顔で迎えてくださったのは、店長の山名さん。
「あの~ここ調味料のお店なんですか?」と、それがどういうものなのか、まだよくわからないミモロです。
「はい、ここでは化学調味料・保存料が一切入っていない調味料を作っているんですよ」と山名さん。
店には、昆布や鰹節が大切そうに展示されています。
「すべてここ2階で作っているんです…」と。「え~ここに工房があるんだ~」と、ちょっと意外な感じ。こんな町中に工房があるなんて~…
さて、ここ「侘家古暦堂うま味さん」は、北山に本店がある洋菓子店「マールブランシュ」が2020年に始めた調味料専門店。祇園には、すでに和食店の「侘家古暦堂」と先斗町には串カツとワインの「侘家洛中亭」があります。
「あ、知ってるいつもすごく混んでる人気店だよね~」とミモロ。人気店のため、今だミモロはそこで食べることができませんが…。
それらのお店でも使われている調味料がここに揃っているのです。
「これだけでお料理美味しくなるんだ~」と、おうちご飯の頻度も増えている今、簡単に美味しくなる調味料は必須アイテム。
利尻昆布、本枯鰹節が粉末になり、独自のバランスで調合され、料理の旨味がアップするもの。
「すごく硬い本枯鰹節を使っているので、削る機械の歯がすぐに傷んでしまうんです。でも本当に薄く削れるので美味しさも素晴らしいんですよ~」と。
ネコにとって目のない鰹節…ミモロは、すでに京都市内の鰹節店の工房や工場をいろいろ見学済み。
「鰹節にはうるさいよ~」と自負するネコのミモロでした。
また、粉末だけでなく、液体の「うま味さん」もあり、薄めるだけで京風の味わい深いお汁ができるのです。
「よかったら、お出し試飲してみてください。お時間ありますか?」と山名さん。
「あるある!十分…」とミモロ、店内にあるテーブルに座り、さっさとリュックを下ろします。さっそく大好きな試飲を…
クンクン…まずは香りをチェック…「いい香り…だしの旨味の香りだね~」と。
一口、口に含みます…口全体に広がる円やかで深い味わい…「美味しいね~」と目を細めるミモロです。
十五倍に薄めた液体の「うま味さん」は、それだけでそばやうどんの汁として使えます。
「あの~もしよければ、粉末のうま味さんを使った料理の試食もあるんですけど…いかがですか?」と山名さん。
「はい、全然いいですよ~」と、本腰を入れてテーブルに着くミモロです。
やがてミモロの前に、試食のプレートが運ばれました。
「これ、食べていいの?すごく立派な試食だね~」と…さて、そのお味は…
*「侘家古暦堂うま味さんsude」の詳しい情報はホームページで
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