ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「祇園祭」の雰囲気が高まる京の町。「大船鉾」の厄除け粽づくりに今年もご奉仕。

2024-07-08 | 祭事・神事・風習
「真っすぐキレイに…」とミモロ。今日は「祇園祭」の「大船鉾」の厄除け粽づくりの日。

毎年、厄除け粽づくりにご奉仕に出かけるミモロは、馴れた手つきで次々に作業をしてゆきます。

毎年、「大船鉾」の町会所のそばの会場で、ボランティアの学生さんや地域の方々などと共に、朝9時から作業がスタート。

粽に「大船鉾」の前掛けをシールで止める作業です。

「祇園祭」の各山鉾は、1年の無病息災などを祈願する「厄除け粽」を参拝者のために用意します。
京都の北の山里などの農家の方々が、笹を使って作る粽。各山鉾は、毎年、何千本も注文。でも、近年、その制作が作り手の高齢化や人手不足および材料となる笹の生息地域の減少など、将来どうなるか危ぶまれているのです。

「厄除け粽がなくなったら大変だよね~。何とか守り続けないと…」と思うミモロです。

各テーブルの上に積まれた粽…

「農家によって、太さや縛る位置が違うから、それを考慮して、キレイな厄除け粽にしないとね~」と。

1本1本、厄除け粽を受ける人のために、丁寧な作業が続きます。


多くの人が何らかの形で支える「祇園祭」。


ミモロは、この作業が実は大好き…。「さすが、毎年やってるだけあって、ミモロ上手ですね~」と誉れ、「まぁね~」と、鼻を膨らませるミモロ。

1年ぶりの作業…そこで「大船鉾」の保存会がある「四条町」の方々に、久しぶりにお目にかかれるのも楽しいのです。

作業が終わった厄除け粽は、山積みに…

集められた厄除け粽は、しっかり検品がおこなれます。


そして再び箱に詰められ、神事を経て、お守りとなるのです。
「キャ~助けて~」と箱の中から声が…

検品作業のそばにいたら、ミモロもいっしょに箱に詰められてしまいました。
「あ、ごめん~ミモロちゃんいたんだ~」と。「もう…間違えないでよ~」と。思わず笑ってしまいます。

「はい、では、今年の作業はこれで終了です!皆さんお疲れさまでした」との声。

11時には、厄除け粽づくりは終了。その後、ボランティアの人には、お弁当が配られました。
「今回、参加者多いから、ミモロちゃんのお弁当ないの…ごめんね~」と言われましたが、「ううん、いいの~参加できてうれしいから…」と、会場を後にしました。

町に出ると、「あれ?祇園囃子が聞こえる…」と耳をピクピク…
同じ通りにある「放下鉾保存会」の会所から聞こえてきます。
 
2階を見上げると、そこで練習をする姿が…


山鉾巡行の日まで、各山鉾では、「祇園囃子」の練習が連日続き、その鐘や笛の音が、祭への期待感を膨らませます。

四条通の「大丸百貨店」では、「大船鉾」の鉾先を飾る黄金の龍頭が展示されています。

この龍頭を近くで見るのは、ここが一番かも…。鉾が建つ17日以降は、町会所にもどります。ですから、今のうち…

また、店内1階には、「祇園祭」にちなんだグッズの販売が…


「全部の山鉾の厄除け粽も展示されてる…」


「祇園祭」の先祭の巡行は、7月17日、大船鉾の後祭は、24日です。


ミモロは、7月21日と23日の夕方から夜に「大船鉾」でご奉仕をしています。ぜひ、会いに来てください!

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