「あ、行列が来る~」と、7月10日の19時頃。「八坂神社」の前の四条通にいたミモロ。
西の方向から、「八坂神社」に向かって「おむかえ」の提灯を掲げた行列がやってきました。
このお迎えの行列は、この日、四条大橋の上で鴨川の水で行われる「八坂神社」の神輿のお清め「神輿洗」の行列。
「お神輿、お迎えに行くんだ~知らなかった~」と、何度も見ているはずのミモロですが、いつも20時過ぎで、お清めが終わった行列ばかり見ていたのでした。
おむかえの行列の先頭は、「祇園祭」を仕切る役員の皆様。ミモロが顔見知りの方の姿も見られます。
そして沿道に響く「日和神楽」…「あ、大船鉾の囃子方のみなさんだ~!」
「祇園祭」の山鉾巡行の〆を飾る「大船鉾」。ミモロも毎年、厄除け粽の授与などのご奉仕に伺う鉾…知った顔を続きます。
ミモロが京都に暮らして、すでに十年を越し…「祇園祭」に係る方々とも顔見知りに…。「知ったお顔に会うと、嬉しくなっちゃう…」というミモロです。
次々に続く行列…
「祇園祭」は、山鉾巡行だけでなく、7月1日~31日までの1か月間という日本で一番長い期間やっている祭と言われ、毎日のように、いろいろな神事が行われると共に、各山鉾で多くの人が関わっているのです。
お稚児さんも「長刀鉾」だけではなく、馬に乗った「久世稚児」なども
昼から、「八坂神社」を出発した「おむかえ行列」は、市内各所を巡って、夕方、神社に戻り、「神輿」をお迎えするのです。
「ずっと歩いて来たんだ~大変だったよね~暑いし…」と、さすがに浴衣も汗でぐっしょりの様子です。
年々、気温も上昇し、祭の行列も大変…でも、そこは伝統を大切にする京都人…いかなる状況でも「祇園祭」は揺るぎません。
7月10日は、京都の市役所エリアや四条通など、いろいろな場所で「祇園祭」に係る皆さんのお姿に出会えます。
日が傾き、夕暮れが迫る頃…行列の方々は、「八坂神社」に戻ります。
「あ、宮本組のみなさん…」
そして、その後ろに神輿の担ぎ手である「四若」の皆さん。
神輿洗いのお神輿は、1基のみ、「「中御座」という素戔嗚尊が鎮座する神輿が代表して清められます。
それを通常担ぐのは、「三若」という担ぎ手の組ですが、神輿洗いに限り、「四若」のみなさんが担ぐのです。
神輿洗いには、「錦」というもう一つの神輿の担ぎ手も同行し、まさに全員で、祭の無事を祈願する神事です。
大きな松明で道を浄め、神輿を迎えに行くのです。
「今から神輿お迎えに行くから、神社に戻るまでに、1時間以上かかるね~」とミモロ。
おむかえ行列が「八坂神社」に戻った四条通…交通規制もなされているので、しばし静寂がそこに…
「喉渇いちゃった~熱中症対策しなくちゃね~」と、向かったのは、祇園町のバー。
さすが京都のネコ…ミモロ…しばし休憩することに…
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