ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

祇園祭の神輿もお出まし。四条通には、次々に先祭りの山鉾が建ち、祇園ばやしも響く京都

2021-07-13 | 祭事・神事・風習

「いよいよ祇園祭の山鉾が建ち始めるんだって~」と、ミモロは、じっとしていられません。

さっそく町に出かけます。まずは祇園祭を仕切る「八坂神社」へ。

「わ~御神輿、拝殿にお出ましになってる~」

昨年は、コロナの影響で、三基の神輿は、境内の一角にある倉庫の中でのお披露目に。でも、今年は、いつものように本殿の前にお出ましになりました。

「やっぱりこうじゃないとね~」と、まさに動く芸術品ともいえる見事な神輿が、勢ぞろい。
でも、残念ながら、今年は、氏子町を巡る神輿渡御は中止で、動かない「居祭り(いまつり)」という形になっています。

「今年も神輿のさし上げ見られないんだ~」と寂しい思いのミモロですが、その思いは、祭りに関わる多くの人、そして京都の人々も同じです。すでに京都三大祭りの「葵祭」の行列は中止。そして「時代祭」の時代行列の中止も決まっています。
「来年こそ~!」という思いは、誰もが強く抱いていること…

社務所では、疫病退散を祈願する「厄除け粽」なども授与されています。


そして「祇園守」と呼ばれる白い花をつけるムクゲの苗もこの時期だけ授与されています。

この花の形が、「八坂神社」の神紋に似ていることからの呼び名で、毎年100鉢が限定で登場。

「もう山鉾建ってるかな~」とミモロは、四条通を西に向かうことに…。

月曜日というためもあり、人出は少なめ…「こんな祇園祭期間ってないよね~」
東京が緊急事態宣言下にあることも影響し、観光客の姿は、ほとんど見られません。

トコトコと四条通を進み、烏丸通そばの「大丸」の前に到着。

この時期、正面には、山鉾の模型が並び、ミモロは、ガラスにへばりついて見学。

「もしかして…ミモロちゃん…?」とその姿を目にした方が声を掛けてくださいました。「はい、ミモロです」「わ~本物のミモロちゃんだ~いつもブログ見てますよ~こうやって取材してるのね~」と。小さなミモロなので、なかなか見つけることができないのですが…。
「ありがとうございます~嬉しい!」とハイタッチして出会いを喜ぶミモロでした。

「船鉾」をはじめ、山鉾が見事に再現されいる模型を、しばし見つめます。
 

「あのね~ミモロ、後祭の大船鉾で21日と22日のお昼に厄除け粽の授与なんかお手伝いするの」と。

「今年は、金色の龍頭が付くんだよね~すごく立派なの…」と伝えます。
「そう、じゃ、粽買いに行くわね~」と言われ、ニッコリするミモロ。「でも、来てね~って言っちゃいけないんだよね~コロナ禍だから…まぁ、事実だけお伝えするってことで…」と、小さな声で…。

四条通には、「長刀鉾」「月鉾」「函谷鉾」「鶏鉾」など、先祭りの鉾が建つ姿が1年ぶりに・・・


「あ、お友達だ~」と「月鉾」に知り合いを見つけたミモロは手を振って挨拶。「よかった~ミモロ見えたんだ~」


各山鉾では、お囃子の練習も行うそう。
いつもとは、異なる形で行われる祇園祭ですが、もちろん神事は、しっかり行い「疫病退散」を祈ります。

「さぁ、そろそろ準備しなくちゃ~」と家に戻ったミモロは、タンスから浴衣を取り出しました。

「今年は着るんだ~」と昨年は着る機会がほとんどなかった浴衣です。
あ、アイロンかけね…「そう、きちんと着ないとね~」と、丁寧にアイロンをかけてゆきます。


「でも、マスクも忘れないようにしなくちゃ~」とも。「大船鉾」でのお手伝いに向けて準備を始めたミモロ。
21日と22日の午前中からお昼すぎまで、ミモロはお手伝いしています。「事実としてお伝えしま~す」とのことでした。


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