京都の夏、祇園祭が始まると、祭りの期間だけ「八坂神社」のそばの「二軒茶屋 中村楼」で頂ける和菓子が「稚児餅」です。
「この時期だけのお菓子なんだよね~」と、楽しみにしていたミモロです。
「八坂神社」の鳥居脇にある「二軒茶屋 中村楼」は、室町期創業と言われる老舗。江戸時代には、京都屈指の料理茶屋のひとつに。多くの要人、文人などを迎えたお店です。
二軒茶屋というのは、その昔、鳥居の脇には、二軒の茶屋があり、名物の田楽豆腐は、多くの人に愛される京の味に。その二軒の茶屋のひとつ「柏屋」の流れを今も継ぐのが、現在の「中村楼」なのだそう。
「料理屋さんの方は、ミモロのお小遣いではいけないけど…茶屋の方なら大丈夫…」と、ミモロは、お店の奥、かつての蔵を改装した「二軒茶屋」へ進みます。
雰囲気のある喫茶スペース…ミモロは案内されたお席でお品書きをチェックします。
ここでは、抹茶パフェ、あんみつ、おしるこなどの甘味だけでなく、お食事で名物の田楽豆腐、鯛茶漬けとおばんざい、鯛うどんとおばんざいなども楽しめるのです。
でも、やっぱりこの時期は、「稚児餅」。2本の稚児餅と抹茶のセット1300円が見逃せません。
注文してから作られる稚児餅。しばらくして、ミモロの前に…。「わ~素敵~京都らしいね~」と。
さて、この「稚児餅」は、祇園祭の長刀鉾に乗るお稚児さんが、7月13日に「八坂神社」の参拝する時、朱塗りの器に盛って、奉納するのが恒例なのだそう。
今年は、コロナの影響で、祇園祭の神輿渡御やお稚児さんが乗る山鉾巡行は中止ですが、祇園祭の神事は、粛々と行われていきます。
稚児餅は、米の餅を細長い形にして、青竹の串に刺し、その面に荒味噌を塗り焼いたもの。
持ち帰り用は、竹皮に包んだ5本セットで1900円です。
「このお餅食べると、夏痩せしないで、疫病除けになるんだって~コロナにも効くかな?」
「夏痩せしないようにしっかり食べよう…あ~ん」と大きく口を開けるミモロ。
どうみても、夏瘦せとは無縁のミモロなのですが…。「わ~味噌の塩味が疲れを癒すね~塩分補給にピッタリなんだ~」と。
芳醇な味噌の味わいとやわらかな餅が口の中で融合…。まさに夏にふさわしい品です。
「う~抹茶のお味もいいね~抹茶も疫病予防するんでしょ!」と、まさに夏最強の組わせといえましょう。
さて、食べ終わったミモロは、「あの~二階に行ってもいいですか?」とお店の方に伺って、階段をあがります。
2階もテーブル席の喫茶スペース。
さらに屋外には、テラスのようなスペースが・・・「八坂神社が近いね~」と。そうすぐ脇にあるんだから…
2階の窓を覗くミモロ。
格子の先には、神社の門が迫ります。
1階は、オリジナルグッズやお持ち帰りのお菓子などが並ぶショップになっています。
*「二軒茶屋 中村楼」の詳しい情報はホームページで
7月10日には、神輿洗いの神事も行われ、コロナ禍で、その退散を祈願する祇園祭が進行する「八坂神社」です。
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