ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

上村淳之さんが館長を務める「京都市学校歴史博物館」。見どころいっぱいの常設展示

2023-11-25 | 博物館・美術館

「ダメだよ~歩きながらご本読んじゃ!」とミモロが注意するのは、二宮金次郎像。

今ならスマホを持っている姿かも…。
明治末に最初の二宮金次郎像が作られ、大正末期に、愛知県の小学校に立てられたのが最初だとか。
働きながらも勉学にいそしむ姿は、努力する人のお手本として小学校に広まったのだそう。
「今の子たち、二宮金次郎って知らないんじゃない?」とミモロ。
そう、時代と共に、その姿を見ることは少なくなっています。

ミモロがこの日訪れたのは、四条通から御幸町通を南に進んだ場所にある「京都市学校歴史博物館」です。

「ここ、前にも来たことある…久しぶり~」と、高島屋のデパートに行ったついでに足を延ばしました。

博物館がある場所は、統廃合で閉校になった「開智小学校」の校舎を利用し、平成10年に開館。
現在の館長は、日本画家である上村淳之さんです。
明治2年に全国に先駆けて京都でスタートした学区制小学校の番組小学校64校の歴史を物語る品々などを展示しています。

「京都らしい学校の門だね~」とミモロがいうのは、明治8年に「旧成徳小学校」の玄関の車寄せを移築したもので、京都市最古の学校建築。なんと国の登録有形文化財です。

今は、子供たちの走り回る姿も、元気な声もない小学校ですが、当時の面影を留める場所と言えます。

「最近、統廃合された小学校は、みんなホテルになってるよね~」とミモロ。そう広い敷地は、マンションよりは、公共性があるという理由で、ホテルになっているのです。

さぁ、中へ進みましょう。


受付で入館料300円を納め、館内へ。
展示室には、かつて小学校が所蔵していた名品が見られます。

ミモロが見る鯉の置物は、五代清水六兵衛作。他に、北大路魯山人や楠部彌弌の作品も…。
「さすが京都の小学校、いろんなお宝持ってたんだ~」とミモロ。

さて、まずは、京都の小学校の歴史などを映像で学びます。


展示室には、明治、大正、昭和の小学校の様子が写真で展示。

江戸時代の子供たちの教育は、寺子屋や私学、私塾などが担ってきました。明治5年に、「学制」が発布され、全国に小学校が作られます。でも、京都は、それより3年前から小学校を作っていたのです。「すごく教育熱心な場所だったんだね~」とミモロ。それは現代にも通じ、多くの大学が集中する町です。

展示室の中央にある「教科書の部屋」
 
「ママって、どの教科書でお勉強したの?」とミモロ。

え~覚えてない…でも、今ミモロが見ているのは、かなり昔のものだから…。

かつて昭和の小学校の教室によくあったのが、オルガン。

今は、音楽室のピアノになっています。

給食が開始されたのは、昭和22年頃から…戦後の栄養状態の改善のため、ユニセフなどの支援を受けてスタートしたのだそう。

「ママ、脱脂粉乳っていうの飲んだことある?」とミモロ。うう~ある~でも、すぐに牛乳になったよ~年齢がわかるから聞かないで…。

給食の内容も今とはかなり違うもの。かつて物不足などから、子供たちの栄養状態が悪かった戦後。でも、今は、戦後とは異なった理由により、子供たちの中には、十分に栄養が摂れない子供たちがいるのです。そのため給食の果たす役割は欠かせないもの。「公立の学校の給食は無料にすればいいのに~」そう思うのは、ミモロだけではないはず…。

いろいろな展示を見たミモロ…


あれ?静かになにかしています。

「これ、便利だね~」というのは、かつてノート替わりに使っていた石盤です。

「これがあると、紙の消費量おさえられるんじゃない?」と。

次は2階の展示室を見に行きましょう…。

*「京都市学校歴史博物館」の詳しい情報はホームページで


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紅葉を求めて下鴨エリアのお散歩。電車や地下鉄を利用して、静かな京都の紅葉を楽しみましょう

2023-11-24 | 京都

紅葉が盛りを迎える京都…観光地は、大勢の観光客で賑わっています。「ここは、少しゆっくりできる~」と。

ミモロは、いつもお散歩に行く「下鴨神社」へ。

境内のイチョウや楓が、色づいて、歩くとウキウキしてくるミモロです。


「そうだ~」とミモロは、神社の近くにある「加茂みたらし茶屋」へ立ち寄って、そこで「栗餅」を1つ買いました。

みたらし団子で有名なお店ですが、大福などの和菓子も人気です。
ミモロは、うちで、抹茶を点てて頂くことに…。
「美味しいね~秋だね~」言いながら頂きました。

また、別の日、ミモロは、お友達を案内して、下鴨エリアを歩きます。

「旧三井家下鴨別邸」は、紅葉が美しい景色のお庭が拝見できる場所。

この日は、前で紅葉をチラリと見て・・さらに歩くことに…
高野川沿いに下流へと進みます。

「京都の川ってキレイね~」とお友達。

「うん、昔は、違っていたみたいだけど、今は、キレイだよ~夏は、水遊びしてる人もいるもの…」

「あ、鴨がいる~」とお友達。

暖かな秋…鴨が、水浴びをしています。「ミモロちゃんのお家のすぐ近くに、こんな自然があるのね~」と東京のお友達。
「うん、それが京都のいいところ…」とちょっと自慢するミモロ。

「あれ?あそこに鴨のお家があるのかな?」と繁みを覗くと、そこで寛ぐ鴨のカップル。

鴨の多くは、夕暮れ時には、琵琶湖方向へ移動します。

「京都で有名な場所に行こうね」とミモロは、加茂川と高野川が合流する「鴨川デルタ」へ

よくテレビドラマやアニメなどにも登場する場所。
「ここに来るの久しぶりかも…」とミモロは、三角形の先端へ。
台風などで川の水位が上昇すると、水の中に浸かってしまう場所ですが、今年は、雨が少なく、周囲は草がいっぱい。

「ここ渡るよ~」と、ミモロは、亀の飛び石へジャンプ。

「え~ここ渡るの?」というお友達。馴れないお友達は、ちょっとドキドキしながら、ジャンプ。

「ここの飛び石大きい~石の間隔も少し広めだ~」と、さすがいろいろな飛び石をジャンプしているミモロ。


「あの~ミモロちゃん~ここから知恩院は遠いの?」とお友達。
「え?そこに行きたいの?」でも、実はお友達は、帰りの新幹線の時間が迫っていて、ここで1時間半ほどしか、余裕がありません。バスは、観光客でいっぱい。道路も混雑しています。
「行けないことないけど…結構人が多いよ~できるだけ、電車か地下鉄使うこと考えないと~」とミモロ。

そう、京都市では、大勢の観光客で、混雑し、そこに暮らす人の交通手段に支障が生じているバスから、電車や地下鉄の利用を呼び掛けています。

ミモロの移動も、できるだけ電車や地下鉄で…
浄土宗のお寺に参拝したいというお友達…それなら~と、ミモロは、今出川通を東にある「知恩寺」を提案。
「あのね~浄土宗の大本山なの、そこで参拝したら?」と。

そこで、少し速足で、今出川通を進みます。

「わ~大きなお寺~」とお友達。境内には大きなイチョウの木が、黄金色に聳えていました。

毎月15日の手づくり市では、大勢の人で賑わう境内も、普段は、とても静かです。
本堂で、ゆっくり参拝したお友達…「京都って、どこでも人がいっぱいかと思ったけど、静かな場所もあるのね~」と。


テレビのニュースでは、連日、京都に大勢の観光客が訪れて、どこも大混雑と報道しています。
でも、それは、清水寺や嵐山、京都駅周辺など、1年を通じて人が多い場所。
もちろん秋の行楽シーズンは、通常より多いのは、事実ですが、京都のすべてが混雑しているわけではありません。
「ニュースって、話題になりそうなこと、取り上げるからね~」と、冷静な視点をもつミモロです。

バスを使わず、人の少ない場所へ…時間も正確な電車…ぜひ、京都の観光の交通手段に活用してくださいね~

「もう行かないと~」というお友達は、そこからまた出町柳駅へ10分ほど歩いて、京阪電車に乗り、東福寺でJRに乗り換え、京都駅へ。無事に予約していた新幹線に乗れました。

「ミモロちゃん、ありがとう~」とお友達。「次は、もっとゆっくり来てね~」と手を振って別れたミモロです。

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ライトアップされた「京都府立植物園」の紅葉。池に映る幻想的な紅葉。温室も無料観覧できます。

2023-11-23 | 紅葉の名所

「静かで、あんまり人がいない~紅葉ゆっくり眺められるね~」とミモロは、夜の紅葉を楽しみます。


ミモロが17時過ぎに訪れたのは、「京都府立植物園」。

北大路通に通じる正門と北山通に面した北山門の2か所から、17時過ぎは入園できます。

「なんかクリスマスみたい~」とミモロ。園内がライトアップされるのは、春の桜と秋の紅葉の時期。
毎年、ライトアップには、訪れるミモロ。「ここ穴場だと思う~」と。


大イチョウもライトアップされ、夜の闇にまるで大きな炎のように浮かび上がって見えます。


昼間はポカポカした陽気でしたが、さすがに夜は、気温が一機に下がり、この時は13度でした。
「油断しちゃダメだよね~」と、襟巻をしたミモロ。そう、ダウンのコートでもいいほど急に冷え込みます。
「やっぱりコート着てくればよかったかな?」ブルブル

さすが毛皮のミモロも、まだ寒さに馴れていないのです。

順路に従って、園内を進みます。
夜、開放されているのは、北に位置する池の周囲。春は桜が咲くエリアです。

「うわ~黄金色に紅葉してる~」そう、紅ではなく、今年の楓は、黄金色。

一面、黄金色の世界が目の前に広がり、なんか豊かな気分に…

夜空に浮かぶ月も眺めながら、さらに奥へと進みます。


「わ~池に映る紅葉キレイ~」と思わず声が…

風もなく、鏡のような池の面に映りこむ紅葉は、幻想的な美しさ。

池の近くで見ると、吸い込まれてしまいそう…

「なんか怖いくらいの景色だね~」と、池のそばで眺めるミモロは、後ずさり…。

「でもいつもと違う…」とミモロ。そう、こんなに黄金色の楓の葉は、昨年とは異なります。
「なんか枯れ葉みたいに乾燥してるよ~」と。葉の先がチリチリになっていて、明らかに水分不足。
「今年の紅葉って、見ていてちょっと辛い…。木は、それなりに頑張ってるのはわかるけど、夏の暑さと紫外線の強さ、それに雨不足…きつかったよね~」と木に同情するミモロです。

ライトアップは、日没の夜17時頃から、20時まで。入園は、19:30までです。

さて、この時期は、夜、温室も無料公開されています。

「冷えちゃったから、温室で温まろう~」というミモロ。確かに温室は暖かです。

熱帯の植物などを観察したり、

珍しい花にも出会えます。

「これ、ジンジャーシャンプーっていう南の植物で、ハワイでは、昔、シャンプーに使ってたんだって…」と解説を見て…。「いい香りがするらしいよ~。殺菌作用もあるんだって~一度、全身洗ってみたい~」と興味津々。
残念ながら、香りはわかりませんでした。

水生植物が見られる水槽も…「あれ?なにかいる・・ミモロの方見てる…」

岩の間に白く丸いものが…
「あ、ウーパールーパーだ~可愛いね~」と、キュートな顔つき、小さな瞳でじっとミモロを見つめています。

ウーパールーパーは、あくまでの俗称で、メキシコサンショウウオというのが、正式名称。両生類の仲間で、大きく成長すると、とても迫力がある姿に・・・。「あの子は、まだ子供かな?」と、その愛らしさに、しばし水槽の前から離れないミモロでした。

さぁ、そろそろ帰りましょう…。
温室の熱帯エリアを過ぎ、サバンナエリア…

砂漠エリアなどを通り、出口へと進みます。


「なんか人少ないね~」と、本当にゆっくり過ごせる場所です。


月に見守られながら、ミモロは、植物園を後にしました。


「また、寒くなるんだって~紅葉狩り行くとき、もう厚手のコートは必須だね~」とミモロ。
どうぞ暖かな服装で、京都にいらしてください~

「京都府立植物園」のライトアップは、12月3日までで~す。

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モデルハウスに展示された工芸作品。京もの認定工芸士「響」と快適な住まいを提案する「デザオ設計」のコラボイベントへ

2023-11-22 | イベント

「素敵なお家~こういうところに住みたい~」と言いながら、2階の廊下を歩くミモロ。


ここは、北野の上七軒の交差点にある「デザオ北野スクエア」にあるモデルハウス「とこしえ」です。


11月26日まで、ここでは、「工芸な暮らし」~住空間で感じる伝統工芸の数々~というイベントが行われています。


ミモロが大好きな京もの認定工芸士さんたちが集う「響」と、伝統的な京町家が伝える豊かな暮らしと現代の快適さと利便性を追求したライフスタイルを提案する「デザオ設計」が、コラボした斬新なイベントです。

「こんにちは~」とエントランスを入ると、そこに「響」のメンバーさんが出迎えてくれました。

「ミモロちゃん、いらっしゃい~どうぞ、中に入って~」と。

一歩建物の中に進んだミモロは、「わ~素敵なお家~」
中庭から注ぐ明るい陽光が家十に満ちて、開放的な空間が広がっています。


「素敵でしょ~「響」の作品は、こういうお家にピッタリマッチするんですよ~」と、手描友禅作家の上仲正茂さんと仏具金箔押の藤澤典史さん。

優れた技から生まれる京の伝統工芸は、上質な住まいにとても馴染むのだそう。

「あの~どこに作品展示されてるの?」とミモロ。
「今回は、家の中を見学しながら、それを探すクイズやってるんです」と。
ミモロは、家の図面を渡され、「響」の作品を探すことに…


「響の作品なら、もう何度も展示会行ってるし、知ってるもん!」と自信満々のミモロです。

キッチンエリアから歩き始め…

「え~とどこかな?」と細部までキョロキョロ。
「このキッチン、すごく使いやすそう~いいなぁ~」と。

和室の方に行ってみると…
「あ、見つけた~」

落ち着いた雰囲気の和室にも「あ、あれだ~」と作品を見つけます。


「ここにもいろいろありますよ~」と言われ向かったのは、リビングスペース。

「わかった~あのテーブルだ~」と、メモするミモロ。
「他に、いろいろありますよ~」と言われキョロキョロ。

「ミモロちゃん、響の作品じゃないものも置かれていますから、気を付けて~」と藤澤さん。
「え~そうなの~??」

ミモロは、2階へ

廊下の吹き抜けが、家に広々した空間をもたらします。「いいなぁ~素敵なお家~こういうお家憧れちゃう~」とミモロ。


2階には、子供部屋が…そこには白木のポールがありました。

「これ、ネコのため?」とさっそく上るミモロ。
「う~子供が遊ぶんじゃないですか?」と藤澤さん。「ネコのためかと思った~」
「ここには、作品ないみたい~」とミモロは部屋を見回して…。

ベッドルームでも作品を発見…


「う~ここにもある~」とトイレでも…


総延床面積が約200平米という広いモデルハウス。太陽光発電やさまざまな省エネシステムが施されたオール電化で、内部には、温もりを感じさせる木材が随所に…。

「ミモロちゃん、どのエリアに何個「響」の作品があるかわかりましたか?」と藤澤さん。
「え~と、キッチンには、5個かな?リビングには、3個…」とチェックシートに記入。


「残念…もっとたくさんありますよ~」と。「え~そんな~外れちゃった~」と涙目になるミモロ。


「大丈夫…そんなにがっかりしないで~。「響」のメンバーでもわからないんだから…」と上仲さんに慰められます。
「ホント??」と少し気を取り直したよう…。

クイズの参加者は、くじで工芸品を頂けます。

ミモロは、可愛いクリップをもらいました。

「はい、これもどうぞ~」と頂いたのは、「響」のバッジ。

「これで、響の仲間だってわかるね~」と嬉しそうにバッジを付けるミモロです。

今回のイベントは、とても楽しいものでした。
「響」の作品を探しながら巡るモデルハウス…細部までよく見る機会になり、その優れた機能性と効率的な設計などがわかります。

また、伝統工芸の作品が、モダンな建物に調和し、心地よさをいっそう作り上げることもわかりました。

なかなかモデルハウスを見学する機会はないのですが、「こういうところをリフォームしたいなぁ~」など思ってします。

お家を新に建てる方だけでなく、ぜひ、こういう空間で、改めて伝統工芸の作品を見ると、また違った趣を感じるもの。
11月26日まで開催で、24日には、藤澤典史さんによる「色箔アートパネルづくり」のワークショップも開催されます。

詳しくは「デザオ設計」のホームページからどうぞ~
モデルハウスは、10時~18時まで、尚、22日はお休みです。

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「鞍馬ラーメン」を食べて、「鞍馬寺」に参拝。紅葉の山のパワーを頂くひととき

2023-11-21 | 紅葉の名所

京都の紅葉の名所のひとつ「鞍馬寺」。

ミモロは、叡山電車の二ノ瀬の「白龍園」での特別公開の後、ちょっと足を延ばします。

あ!沿線の紅葉の景色がよく見える観光仕様の車両だ~」と二ノ瀬駅で電車を待っていたミモロ。

でも残念ながら反対の方向の列車だったので、乗れませんでした。

「貴船口駅」を経て、終点の「鞍馬駅」へ。

古い趣を留める駅舎は、近畿の駅百選になっています。

駅前には、大きな天狗のオブジェがあります。

「この天狗さん、台風の後に建て直されたんだよね~以前と顔つき違うもの…」と、前の天狗も知っているミモロです。

「あのね~ここでお昼ご飯食べない?」と、ミモロはお友達を誘います。あれ?さっき善哉食べたばかりでしょ!
すでに13時近くになっているので、「なんかお腹空いた~ここで食べて、鞍馬山歩くから、腹ごなしになるんじゃないの?」とさらに…。
「いいわよ~で、何食べるの?」とミモロに押されたお友達。
「あの~鞍馬ラーメン…前に来た時、やってなかったの~美味しいんだよ~山椒がきいてて…」そう、ミモロがお気に入りのラーメンなのです。

駅前の「岸本柳蔵老舗」へ入り、さっそく注文。
「これこれ~」と目を細めるミモロ。

さっぱりとした味わいのスープ。そこに粒山椒が入っていて、全体に山椒の香りが漂うもの。チャーシューもたっぷり。
スープの全部飲み干しました。
あまり濃い味のスープが苦手なミモロ…「ここのは大好きなんだ~」と。
「うん、美味しいね~」とお友達も。

*「岸本柳蔵老舗」鞍馬駅前 営業時間 9:30~17:00 不定休

ポッコリお腹を抱えて、ミモロは、鞍馬寺へ向かいます。

「あれ~やっぱりここもまだ紅葉進んでないね~もう少し…」と、まだ緑の葉が目立つ参道を進みます。

腹ごなしに本殿がある山の中腹まで歩くかと思えば…「ケーブルカーに乗ろうね!」と。
大勢の外国人観光客がすでにケーブルカーの待合室に…立ったまま、身動きできない状態で乗車。終点の「多宝塔駅」へ。
そこから、本殿金堂を目指します。

山の間を進む道を経て、石段を登れば、本殿金堂です。
この前に広がる「金剛床」は、人気の撮影スポット。五芒星の中心部分に立って、はい、撮影!


さて「鞍馬寺」は、奈良時代の末期、鑑真和上の高弟の鑑上人が、鞍馬山に入ったところ、鬼に襲われそうになるのを毘沙門天に助けられたのだそう。そこで毘沙門天を祀る草庵が、そのルーツとか。
平安時代には、清少納言や紫式部などの女流文学者も多数参拝に訪れ、その伽藍も整ってゆきます。

「鞍馬寺」と言えば、源義経が、牛若丸時代を過ごした場所。7歳ごろ入山し、16歳ごろまで、ここで仏道修行と兵法の技を磨いたそう。「天狗を相手に、剣術などのトレーニングしたんでしょ!このお山を走り回っていたら、足鍛えられるのね~ジャンプの技も教わって、壇ノ浦の戦いで八艘飛びとかできたんだ~やっぱり若いうちのトレーニングは大切だね~」とミモロ。

「もし、義経が他のお寺で過ごしていたら、勇敢な武将にはなってなかったかもね~でも、ママやパパのことよく覚えてないだろうから、お兄さんの頼朝が恋しかったのかも…」とミモロは想像。

毘沙門天と言えば虎…ここにも狛犬ならぬ狛トラが勇ましく構えています。

「タイガースファンは、祈願に来るのかな?」と少し前まで大盛り上がりだったプロ野球を思うミモロです。

本殿金堂に参拝した後、ミモロは、山を望む場所へ
「鞍馬寺」を開いた鑑禎上人は、奈良の律宗の僧侶。中興の祖は、真言宗、後に天台宗の影響が強まります。でも、そもそも鞍馬山は、神代の時代から古神道や修験道の山岳宗教の要素も多く、昭和24年多様な信仰を統一した「鞍馬弘教」の総本山になりました。

ミモロがここで必ず参拝するのは、神様が降り立つと言われる磐座です。

「ここ、なんかパワー強い気がする~」というお友達。「そうでしょ!なんか違うよね~」とミモロ。
そこで二人は、手を大きく空に広げて、山の気を体の中に吸い込みます。

さぁ、山を降りましょう。帰り道は、ケーブルカーに乗らずに歩きます。


途中参拝するのは、「鞍馬の火祭」で有名な「由岐神社」です。

「あれ?ヒノキのいい香りがする…クンクン」
そう、神社の社殿は、今年9月に改修工事が終了したばかり。

もともと平安京の守護として京都御所にお祀りされていたそう。

そこでミモロがいつも祈るのは、ご神木の大杉さん。

樹齢800年、高さ53mの堂々とした姿で、京都市天然記念物です。

その樹皮を使ったお守りは、願いが叶うというありがたいもの。

「なんか洒落てるね~」とお友達のお守りを見せてもらったミモロです。

「楽しかった~ミモロちゃん、ご案内ありがとう!」とお友達。

「紅葉も美しかったし、善哉や鞍馬ラーメンも美味しかったし、いろいろなパワー頂戴しちゃった!ミモロちゃんのガイドも面白いし…また、ミモロツアーやってね~」と、お友達に喜ばれて、嬉しいミモロなのでした。

鞍馬の紅葉は、これからもしばらく楽しめそう…ぜひ、足を延ばして…

*「鞍馬寺」の詳しい情報はホームページで


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