ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

今年の紅葉は少し遅め。12月初旬が盛りかも…鞍馬二ノ瀬の「白龍園」の特別拝観も延長か?

2023-11-20 | 紅葉の名所

「う~紅葉もう少しかな?今年は暖かい日が長かったからね~」と、毎年眺める鞍馬二ノ瀬の「白龍園」のお庭。


毎年、紅葉の時期に行われる「特別拝観」。

今年も多くの方が訪れていて、時間を区切り、人数制限して拝見するようになっています。

ミモロとお友達は、11時半のグループ…

入口で、「白龍園」の管理運営をする「青野株式会社」の青野社長が、拝観の注意事項などを伝えます。

雨上がりのお庭は、苔の緑が際立っています。

苔マニアにも人気の場所で、さまざまな種類の苔が見られるのです。

「苔をできるだけ踏まないように~」と注意しながら、石段を上ります。


「う~なんかパキッとした感じの紅葉じゃないね~今年は…」

そう、例年、とても鮮やかな赤に染まる山ですが、今年は、なんとなく茶色のベールが掛かっている感じ。

「ワ~キレイ!」と初めてここを訪れたお友達は、大感激。
「そうね~それなりに美しいよね~」と、ミモロは、立ち止まりながら周囲の景色を楽しみます。


「まずは、このお山の神様に参拝しないと~」と、ミモロは馴れた足取りで山の奥へ。
赤い鳥居の向こうは、霊域と言われるこの山の神様「白髭大神」と「八大龍王」を祀る祠があるエリアです。


季節を感じさせる飾りが施された手水で手を清めて参拝へ


「なんかここの空気さっきとは違う!」とお友達。

「そうなの~いつ訪れても、なんか違う…空気が澄んでいて、冷たい感じ…」というミモロ。

静かに参拝した後は、再び山を廻ります。

「こっちだよ~」とお友達を案内します。

「本当に素敵なお山ね~すごく整備されてて~」とお友達。
「うん、これ全部、青野さんのご家族と会社の皆さん、地元の方々などが50年以上かけて整備なさったんだよ~」とミモロ。

ミモロたちは、園内にある東屋へ

「ここからの眺めいいでしょ!この東屋も、みんなで建てたんだって~」
そう、園内の建物は、木材の選択、基礎工事、屋根ふきまで、みんなで工夫して作り上げたものなのです。

「あ、こんにちは~」と、下から声が…「は~い、また来ました!」

手を振っていたのは、このお山のお世話をなさっている川名さん。

美しいお山は、それをお世話なさっている方々のおかげなのです。

「今年は、高温や雨量不足で、昨年とは紅葉の状況が違うんです。いつもなら、遅く紅葉する場所が、先に色づいたり…」と。
「なんか今年の紅葉ハッキリしてない感じがするんですけど…」とミモロ。
「確かに、昨年の紅葉とは違いますが、木々は、それぞれの状況にあった形で過ごしているんです」と川名さん。
「そうだよね~キレイとかいうのは、人間の感覚で、木にしたら、それがベストの姿で、キレイとかキレイじゃないとか、大きなお世話だよね~」とミモロ。
「そうですね~それぞれの木が一生懸命生きている姿を見守っている感じですね~今年は、12月中旬くらいまで紅葉が楽しめるのでは?」と川名さん。

そう言われて、ミモロは改めて今年の紅葉を眺めます。

夏の猛暑と厳しい紫外線…そして雨が少なかった京都…木々もやはり疲れているはず…それでも頑張って紅葉しています。

「紅葉って、パワーいるんだって~よく頑張りました!」と木々を応援するミモロ。

「あ、ハートの苔…」園内には、ところどころにハートが

苔のハートのそばに寄り添うリンドウの花がなんとも可憐です。

そして、昨年から登場した双葉葵の窓

拝観者の撮影スポットです。

「白龍園」の特別公開は、今年は、12月3日まですが、12月中旬まで延長される可能性もあるそう…


「また来ちゃおうかな?」と、出町柳駅から叡山電車に乗れば…

まだ紅葉を楽しみたいと思う方は、ぜひ~

*「白龍園」の詳しい情報はホームページで


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「みんなのそばに行きたいなぁ~」というミモロです。

「さすが京都のネコ」と評判の写真。写真の細かい部分までよ~く見てくださいませ~

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京都の紅葉の名所、鞍馬二ノ瀬の「白龍園」。休憩処で、まずは大好物の善哉を頂きます。

2023-11-19 | 紅葉の名所

「鞍馬、紅葉進んでるかな?」と、11月も中旬になり、市内の紅葉も鮮やかになってきました。

この日、ミモロは、お友達を誘って、毎年訪れている鞍馬二ノ瀬の「白龍園」の秋の特別公開に出かけることに。

出町柳駅から、鞍馬駅行きの叡山電車に乗って、二ノ瀬駅を目指します。


市原駅を出て、二ノ瀬駅に近づくと、電車は、幾分ゆっくりと走行。

このエリアは、約250mにおよび線路の両側には、色づいた木々が電車を包むように続く「紅葉のトンネル」区間。
その紅葉を乗客に楽しんでもらおうと、幾分スピードを下げるという粋な心遣い。
乗客は、みんな車窓の景色に向かい、スマホなどを構え、秋の撮影を一斉に…。

やがて電車は、二ノ瀬駅に到着。ここは、単線区間の中間にあたるため、日中すべての上下の電車が駅に揃い、列車交換をするのです。


ログハウスのような駅舎で、出町柳駅に向かう列車の上りホームには、不思議な形のオブジェが…

「これ、クワガタをイメージしたオブジェなんだって~」とミモロ。
このエリアに生息するクワガタを、鞍馬石を使って表現したもの。なんでも2020年の台風による土砂崩れで、長く運休となり、2021年の運転再開から、1年を記念した行事の一つとして、このオブジェが設置されたのだそう。

「そういえば、本当にず~と叡山電車、鞍馬まで行けなかったね~」と、京都各所に甚大な被害をもたらした台風を思い出すミモロです。

「さぁ、線路渡るよ~」十分に安全確認して、線路を渡るミモロ。

線路は、鞍馬駅へ向けて続きます。

山の中腹に位置する駅から、石段を下りて、二ノ瀬の集落へ。

山に囲まれた自然豊かな地域です。

駅からのんびり歩き、約7分で、目的の「白龍園」に到着。


園内は、事前予約で、入園人数が制限されています。
「まだ入るのに時間あるみたい~先に善哉食べよう~」と、ミモロは、お友達といっしょに、見学前に、向かい側に建つ江戸時代の民家の建物へ。

ここは、休憩処「河鹿荘」、ミモロが「白龍園」を訪れるたびに、必ず立ち寄るところです。

「わ~素敵~」と、中に入ったお友達から声が…

土間炉の奥につづく部屋…その窓の外には、紅葉の木々が迫ります。

「ホント、ここからの景色いいね~」と、ミモロは窓のところから秋の景色を眺めます。


「あ、ミモロちゃん、いらっしゃいませ~」と、顔なじみのスタッフの方。
「あの~ご注文は、いつものですね~」と。

「はい、いつもの…」と平然と答えるミモロです。

「なぁにいつものって?」とお友達は、お品書きを見ながら…
「善哉…すごく美味しいの~」と。「じゃ、私もそれにする~」と慌てて注文します。

しばらくして、ミモロ達の前に運ばれたのは、ブログでも何度も登場している善哉です。

「ほら、お餅2個入りだよ~」スタッフの方が、奥の台所で、時間をかけて煮た小豆…。そして焼き立てのお餅が2個入っています。そばに添えられた佃煮の塩味が、善哉の美味しさをいっそう引き立て、なんとも心和む味わいなのです。

善哉を食べつくしたミモロ。「ほら、いろいろ素敵な小物があるでしょ!」と、お友達を入口そばのショップコーナーへ

「ここはね、KiteKiteっていうオリジナルブランドも展開するファッションの会社が管理運営してるところなんだよ~」と説明。「ミモロのほとんどのお洋服の生地、子供服のハギレ頂いてるの~」とミモロ。「へぇ~そうなの、いつも素敵なお洋服だと思った~」とお友達。

「白龍園」は、京都のファッションメーカー「青野株式会社」の創業者、青野正一さんが、昭和37年に縁あって所有することになった山にあるのです。昔から霊域とされた不老長寿の山の神「白髭大神」を祀る山で、所有した当時は、荒れた状態。それを家族や社員で、整備し、現在のような美しい山になり、一般公開されたのは、10年ほど前からになります。

「ミモロちゃん、連れてきてくれてありがとう~」とお友達。

「え~お山の美しさ見るのこれからだよ~」と、すでに感激しているお友達に…。

「この休憩処も、整備され蘇った建物…紅葉キレイだね~」

紅葉の木々の姿が、まるで絵のように見えます。

「さぁ、そろそろ見学できる時間…案内するね~。ごちそうさまでした~美味しかった~」とスタッフの方々に挨拶して、休憩処から通りを渡り、「白龍園」の山へと向かいます。

*「白龍園」詳しい情報はホームページで

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グンゼの歴史と未来が気軽に見学できる「あやべグンゼスクエア」。秋のバラが咲く「綾部バラ園」など見どころいっぱい

2023-11-18 | 博物館・美術館

「昔の女工さんは、こうやってお仕事したんだって~」とミモロがマネをするのは生糸を繭から摘みだす作業です。

京都府の北西に位置する綾部市。そこの観光名所になっているのが「あやべグンゼスクエア」です。
ここは、日本を代表する繊維メーカー「グンゼ」創業の地。
明治29年(1896)の創業からの歴史を物語るさまざまな資料が展示されている「グンゼ記念館」。そして敷地の通り越しに「あやべグンゼスクエア」があり、その一角にやはりグンゼの歴史を展示した「グンゼ博物苑」があります。


3つの蔵スタイルの展示館で、歴史資料展示の「創業蔵」近年から現在の企業の姿を知ることができる「現代蔵」、そして未来への挑戦をする「未来蔵」です。


昨日ご紹介した「グンゼ記念館」は、金曜日のみの開館。他の日に(火曜日を除く)訪れても、グンゼの歩みがわかるように、同じような資料が展示されているのが「創業蔵」です。

「養蚕って、こうやってやるんだ~」と、日本の産業を支えてきた絹。それがよくわかるような資料が豊富に…。
「いろんな繭があるんだ~」

「こうやって蚕は繭作るんだって~」と興味津々。


和装から洋装へ、日本人の服装の変化は、人々、特に女性たちの生き方に大きな影響をもたらしました。
活動的になり、社会への進出も増えた女性たち…また、女子教育の推進で、女学校へ通う女子も急増。
グンゼは、多くの学生服なども手掛けたのです。


「絶対にグンゼの製品、誰か着てたよね~」と、ママから聞いていたミモロ。
良質の肌着やストッキングなどは、グンゼを代表する品々。「グンゼのものは安心…」という高い信頼性を獲得。
赤ちゃんから高齢者まで、まさに日本人の暮らしに寄り添ってきたのです。

そんな歩みがよくわかる展示蔵です。

「現代蔵と未来蔵は、撮影禁止…実際に行ってみてね~懐かしい広告などもたくさん展示されてるよ~」とミモロ。

さて、ミモロが訪れた時は、秋のバラがまだ咲いていました。

「あやべグンゼスクエア」には、平和の願いを込めて植えられたさまざなバラが…

「なんかいい香りがするね~」クンクン…と鼻を動かすミモロでした。

「あやべグンゼスクエア」は、綾部市の観光スポット。

「ここで、ゆっくりするのっていいよね~」とミモロ。綾部ICからも近く、またJRでも来れる場所。

「ショップやカフェもあるんだよね~」

綾部の物産なども豊富に揃っています。

「あ、グンゼの製品も売ってる~」これから厳しくなる冬の寒さに欲しくなる肌着も…


カフェやレストランも充実…「ここで半日過ごせるね~」

「グンゼってすごい企業なんだね~」と改めて知ったミモロです。


「これも知らなかった~」

「結構漢字もカッコいいかも…今となっては…」

ぜひ、京都からJRでも行ける綾部。足を延ばしてはいかがでしょうか?

*「あやべグンゼスクエア」の詳しい情報はホームページで


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京都府綾部市にある「グンゼ記念館」。日本を代表する繊維メーカーの歴史を物語る多くの資料

2023-11-17 | 博物館・美術館

「ここがグンゼ創業の地なんだって~」とミモロが訪れたのは、京都府綾部市にある「グンゼ記念館」です。


京都から車で1時間半。舞鶴自動車道の綾部ICから5分ほどの場所に、日本を代表する繊維メーカー「グンゼ」の創業の地があります。
創業当時の歴史を物語る多くの資料が展示公開されているのが、「グンゼ記念館」。毎週金曜日のみの開館です。


白い外壁の洋風建物は、大正6年(1917)に建設され、本社事務所として使用されていたもの。
そこには、明治29年(1896)に創業したグンゼの歩みを物語る貴重な資料が多数保管、展示されている企業博物館です。

入館は無料。まずは、職員の方が館内の見どころなどを解説してくださいました。


会議室のような広いスペース。そこには、大きな金庫と重厚なタペストリーがありました。


「グンゼって、郡是って漢字なんだ~知らなかった~」とミモロ。

創業者は、波多野鶴吉。

綾部市の大庄屋の次男として生まれ、8歳で、波多野家へ養子に。京都で学生時代を過ごし、その後、いろいろな事業を興すも、失敗。綾部へと戻ります。小学校の教員となった鶴吉は、養蚕農家の子供たちの暮らしが大変であることを痛感。そこで養蚕の振興に生涯をかけることを決心。技術者の育成などに取り組み、後の「郡是製糸株式会社」の設立へと尽力します。

時は、産業の発展を推進する時代…日本の製紙産業は、国を支える産業となります。

「いろいろなものが展示されてる~」と興味津々のミモロ。

まずは、生糸に関する資料が…


館内は、1階・2階が展示室になっています。


「ここにも昔の機械があるよ~」良質な生糸づくりを支える機械です。


創業者、波多野鶴吉が大切にしたのは、人材。
そこで、社員の育成、特に、明治期の女性たちの社会進出を大切に考えました。
そこで教育者の川合信水が、社員教育を担うことに…。

「従業員として一生幸せであること…」を願う人づくりです。

女子教育にも力を注ぎ、群馬県の前橋には、「グンゼ前橋女学院」なども開校。


キリスト教精神に根付いた教育が行われます。
「このオルガンが讃美歌も歌ったんだって~」古いオルガンに興味を抱くミモロ。触っちゃダメよ~


グンゼに勤めることは、女性にとって当時は、憧れ…
長年勤めた社員には、箪笥などの品々も贈られました。

「グンゼの社員は、良妻賢母になるって、評判だったみたい~」

女子憧れの企業として成長した「グンゼ」です。

女子教育や蚕糸産業の推進にも尽力したという貞明皇后がいらしたことも。


皇后から下賜された品も展示してあります。


何しろ、見ごたえがある博物館で、じっくり見たら2時間はかかりそう。


「グンゼって、こういう会社だったんだ~」と初めて知ったミモロです。

記念館の前の庭には、鶴のオブジェ…「なんで鶴?」と最初首をかしげていたミモロですが、

「もしかして~創業者の鶴吉さんにちなんでいるのかな?

「グンゼ記念館」に隣接した洋館風な建物は、現在も現役の本社ビルです。

「ここで株主総会もするんだって~」


さぁ、通りの向こう側にある「あやべグンゼスクエア」に行きましょう。


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秋の夜「聖護院門跡」の塔頭「積善院」で開催された「月うさぎの会」。お釈迦様のお話や御符づくりなど

2023-11-16 | 体験

「できた~!」と真剣な眼差しで御符を書いたミモロ。


10月末の満月の日…京都東山の「聖護院門跡」の塔頭「積善院凖提堂」では、「月うさぎの会」が催されました。

参加費5000円

「積善院凖提堂」は、早春「五大力」のお寺としても知られ、多くの参拝者で賑わいます。

そもそもその歴史は、少し複雑。「積善院」「凖提堂」「才知院」「定泉院」という、この地域にあった本山修験の4寺がまとめられた寺院です。それぞれが、長い歴史をもつ寺院ですが、明治の神仏分離令、廃仏毀釈の流れなどで、大きな影響を受けました。また修験道禁止令で、修験道の本山である寺院は、長い間厳しい状況に置かれます。
「ここの歴史、すごく複雑だから、ホームページで見てね~」と、ミモロの口からは語り切れないものがあります。

「はい、ようこそ~」と、この日は、凖提堂の本堂で、ご住職の宮城さんのお話が…

ウサギ年の今年は、「文殊の知恵とお釈迦様」がテーマです。
「卯年の守り本尊は、文殊菩薩です。知恵の仏様と言われ、試験に受かりますようになどと御祈願なさる方がいますが、文殊様は、覚りへ至るための正しい考えを導かれる仏様で、試験に合格するように記憶力をアップさせるなどという知恵ではありません。もし記憶力をアップさせるなら、むしろ普賢菩薩様に御祈願なさったほうがいいかもしれません」と宮城さん。

1時間にわたり、お釈迦様のお話などを伺ったミモロたち参列者。
「夜にこういうお話伺うの、なんか心が落ち着くね~」とミモロ。

そして、参列者は、お寺の別のスペースに移動。そこで「御符」を作ります。
机の上には、梵字のお手本と祈願する項目のサンプルが描かれた紙が…
[文殊菩薩」を示す梵字です。

「梵字って書くのむずかしいんだよね~形のバランス難しい~」と、何度か書いたことがあるミモロ。
お手本を見ながら、何度も練習。また宮城さんの書き方のコツのご指導なども…。
黙々と文字を練習した後…「ふ~これでいいかな?」といって、本番の木札に文字を描きます。


「あの~これ大丈夫ですか?」と心配そうなミモロ。
「はい、一生懸命書けてますね~」と宮城さん。「では、お札を紙に納めて、それに御加持を行います」と。


お寺さんがご用意くださった紙の中に木札を納めます。

「あ、ススキの穂が付いてる…」そう、秋らしくススキの穂先もいっしょに納められます。

はい、これでお札の用意はできました。


そのお札にご加持をして頂きます。
再び、お堂へ


やがてご加持が終わり、参列者は、久しぶりの交流会へ
ミモロは、誰もいなくなったお堂の中で、しばし心を落ち着けます。

グ~静寂を破る音が…う?!ミモロのお腹の音???
「あちらにお弁当のご用意ができてますから、どうぞ~」と促されて、移動します。

さぁ、お弁当を頂きましょう。

「わ~美味しそう~秋の彩りだね~」と大喜びのミモロ。

ご加持祈祷をして頂いたミモロのお札

「お家にお祀りして守っていただくんだ~」と。

秋が深まるお寺のお庭…聖護院エリアの紅葉も日々艶やかさを増す今日この頃です。


「積善院凖提堂」の詳しい情報はホームページで


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「今回のミモロちゃんも可愛い!」と大好評…。ぜひおそばに…癒されますよ~

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