明日、静岡県伊豆半島の伊東温泉に誕生日会の家族で出かける。そのため、明日と明後日はブログを休む。一番の目的は河津桜の見学だけれど、どうやら天候はよくないみたいだ。これまで10年近く一緒にいろんなところに出かけてきたが、「晴男」「晴女」のせいで、雨に降られるということがなかったけれど、どうやらその神通力が効かなくなってきたらしい。
その河津桜をテレビが実況中継していた。現地を紹介していたタレントが桜を見に来ていた人たちに「(この番組を)見ていますか?」と尋ねていた。聞かれた人は「いつも見ていますよ」と答えた。するとタレントは「本当ですか?じゃあ、先週はどこを取り上げていました?」と聞いた。マイクを向けられたその人は答えられず困っていた。タレントは答えられずにいる姿を視聴者が面白がると思って聞いたのかもしれないが、私は不愉快に感じた。
「いつも見ていますか?」と問われて、「いいえ、見ていません」と答えることは番組に失礼だと考えるのが一般的だろう。「見ていますよ」と答えるのは社交辞令というものだ。正直に答えるよりも差しさわりのない方を選ぶように、残念ながら日本人はしてきた。けれども、それをわざわざ「じゃあ、先週はどこでした?」と聞くこともないのではないか。急に聞かれて戸惑い、すぐに思い出せない場合だってある。タレントなら相手を思いやる気遣いを大事にして欲しかった。
中川昭一財務・金融大臣が辞任した時、「政権に影響はありませんか?」と記者に質問され、「影響は全くありません」と答えた麻生首相には驚いた。この人は言葉を知らないとは思っていたけれど、言葉を知らないばかりか人としての思いやりもないと思った。中川大臣が世界中の目の前に恥ずかしい醜態を見せてしまった時は、「辞任させることは考えていない」と言ったのは何だったのか。麻生さんは首相として経済問題が一番大事だと考えているのだから、その適任者(とは私は思わないが)である中川大臣の辞任は大きな痛手であるはずだ。「全く影響ない」と言うのは中川昭一の存在否定である。
私は、中川さんは信条的に嫌いなタイプの政治家で、しかもバチカンでミケランジェロの作品に手をかけるという常識のない人だから、政治家そのものをやめてもらいたいと思っている。それにしても、麻生さんは自分を検証できない人だと思う。中川さんを大臣に任命し、あんな醜態をさらしてしまったのに辞任させない、辞任したなら「影響はない」と言い切る。首相の座に居座りたいだけの人という点で東條英機とよく似ている。二人とも政治家としてきちんと判断できなったためにそのツケを国民に回した。
恋している時は「あばたもえくぼ」である。相手が好きでたまらないのだから当然だ。恋が冷めるといやな面ばかりが目に付くという。言葉に気を配るなら、恋も長続きするだろう。そうしてみると、麻生さんは恋などしたことがないのかもしれない。
その河津桜をテレビが実況中継していた。現地を紹介していたタレントが桜を見に来ていた人たちに「(この番組を)見ていますか?」と尋ねていた。聞かれた人は「いつも見ていますよ」と答えた。するとタレントは「本当ですか?じゃあ、先週はどこを取り上げていました?」と聞いた。マイクを向けられたその人は答えられず困っていた。タレントは答えられずにいる姿を視聴者が面白がると思って聞いたのかもしれないが、私は不愉快に感じた。
「いつも見ていますか?」と問われて、「いいえ、見ていません」と答えることは番組に失礼だと考えるのが一般的だろう。「見ていますよ」と答えるのは社交辞令というものだ。正直に答えるよりも差しさわりのない方を選ぶように、残念ながら日本人はしてきた。けれども、それをわざわざ「じゃあ、先週はどこでした?」と聞くこともないのではないか。急に聞かれて戸惑い、すぐに思い出せない場合だってある。タレントなら相手を思いやる気遣いを大事にして欲しかった。
中川昭一財務・金融大臣が辞任した時、「政権に影響はありませんか?」と記者に質問され、「影響は全くありません」と答えた麻生首相には驚いた。この人は言葉を知らないとは思っていたけれど、言葉を知らないばかりか人としての思いやりもないと思った。中川大臣が世界中の目の前に恥ずかしい醜態を見せてしまった時は、「辞任させることは考えていない」と言ったのは何だったのか。麻生さんは首相として経済問題が一番大事だと考えているのだから、その適任者(とは私は思わないが)である中川大臣の辞任は大きな痛手であるはずだ。「全く影響ない」と言うのは中川昭一の存在否定である。
私は、中川さんは信条的に嫌いなタイプの政治家で、しかもバチカンでミケランジェロの作品に手をかけるという常識のない人だから、政治家そのものをやめてもらいたいと思っている。それにしても、麻生さんは自分を検証できない人だと思う。中川さんを大臣に任命し、あんな醜態をさらしてしまったのに辞任させない、辞任したなら「影響はない」と言い切る。首相の座に居座りたいだけの人という点で東條英機とよく似ている。二人とも政治家としてきちんと判断できなったためにそのツケを国民に回した。
恋している時は「あばたもえくぼ」である。相手が好きでたまらないのだから当然だ。恋が冷めるといやな面ばかりが目に付くという。言葉に気を配るなら、恋も長続きするだろう。そうしてみると、麻生さんは恋などしたことがないのかもしれない。