高校生になった孫娘に昨日、久しぶりに会った。続いて今日もまた会うことができた。高校生になってまだ2ヶ月余りだけれど、なぜか随分と大人になったように思った。女らしくなってきたという方が正しいのかもしれない。特に今日は制服姿だったから、私服でいる時とは別の印象が強い。先日、夏服のスカート丈を直したけれど、受け取りに行けないので代わりに行って欲しいと電話があり、私が受け取りに行って来た。ええっ、こんなに短いのと思うほどだったけれど、今日見た限りでは普通の女子高生の格好だったので、そんなものかと納得できた。
孫娘が言うには、「長いスカートでいるような子はヘンと思われるの」だそうだ。それで、腰のところでたくし上げていたけれど、母親が「みっともないから丈を直してもらいなさい」と言ってくれたのだそうだ。雨の日に、駅まで迎えに行くと、短いスカートで私を待っている女子高生だと思ったけれど、キチンと直してみるとこんなものかと納得できた。生足を見せ付けることでしか性的な魅力を発揮できない女子高生を馬鹿にしていたけれど、不思議なもので、自分の孫娘が同じ格好をしていても、なかなか魅力的ではないかと思ってしまう。
孫娘の話から、第1希望の高校へ進学できなかったために、通っている高校を甘く見ていたのだなと思うことがあった。孫娘は水泳がしたくて、この高校を選んだけれど、水泳部は人数も少なくたいした成績も上げていないので、水泳部では自分は良い成績だろうと思っていたようだ。練習の仕方を見ていても全く気合が入っていないそうだ。ところが記録会を行なったところ、ふにゃふにゃ練習していたのに記録がいい。自分はいつも真剣勝負で練習しているのにどうしてこの子たちは良い成績なのだろうとビックリしたと言う。
孫娘は初めての中間試験で数学は1番だったけれど、得意なはずの英語が全くできなかった。学年順位も上位ではなかった。そんな話を聞くと自分の高校時代を思い出してしまう。私は初めての試験で国語は1番だったけれど、学年順位は全く振るわなかった。中学校と違って高校は、同じくらいの力の生徒が集まってきている。それが全く理解できなかった。多分、理解できないというよりも理解しようとしなかったのだ。トップにいないというショックが大きすぎた。それで頑張って勉強すればよいものを、ガリ勉してどんな意味があるとヘリクツを考え、勉強しないことを心密かに誇りにしてしまった。
そのくせ、孫娘には「高校は同じくらいの力の子が来ているのだから、勉強すれば上がるし、しなければ落ちる。どうするかはあなたが決めることだ」などと偉そうなことを言っている。学習塾で受験生に話した時も、「1日に1時間勉強すること、2時間勉強する子では、1週間に7時間の差がついてしまう。7時間の差はたいしたことではないと思うかも知れないが、1ヶ月では30時間だ。こうなるとこの差を埋めることはほとんど不可能だ。だから毎日、コツコツと勉強することが大事だ。分かるね」と話していた。
気が付いても、できる人とできない人がいる。意味を見出せなければ、できない人になるしかない。そんな風にしてもう66年が過ぎてしまった。
孫娘が言うには、「長いスカートでいるような子はヘンと思われるの」だそうだ。それで、腰のところでたくし上げていたけれど、母親が「みっともないから丈を直してもらいなさい」と言ってくれたのだそうだ。雨の日に、駅まで迎えに行くと、短いスカートで私を待っている女子高生だと思ったけれど、キチンと直してみるとこんなものかと納得できた。生足を見せ付けることでしか性的な魅力を発揮できない女子高生を馬鹿にしていたけれど、不思議なもので、自分の孫娘が同じ格好をしていても、なかなか魅力的ではないかと思ってしまう。
孫娘の話から、第1希望の高校へ進学できなかったために、通っている高校を甘く見ていたのだなと思うことがあった。孫娘は水泳がしたくて、この高校を選んだけれど、水泳部は人数も少なくたいした成績も上げていないので、水泳部では自分は良い成績だろうと思っていたようだ。練習の仕方を見ていても全く気合が入っていないそうだ。ところが記録会を行なったところ、ふにゃふにゃ練習していたのに記録がいい。自分はいつも真剣勝負で練習しているのにどうしてこの子たちは良い成績なのだろうとビックリしたと言う。
孫娘は初めての中間試験で数学は1番だったけれど、得意なはずの英語が全くできなかった。学年順位も上位ではなかった。そんな話を聞くと自分の高校時代を思い出してしまう。私は初めての試験で国語は1番だったけれど、学年順位は全く振るわなかった。中学校と違って高校は、同じくらいの力の生徒が集まってきている。それが全く理解できなかった。多分、理解できないというよりも理解しようとしなかったのだ。トップにいないというショックが大きすぎた。それで頑張って勉強すればよいものを、ガリ勉してどんな意味があるとヘリクツを考え、勉強しないことを心密かに誇りにしてしまった。
そのくせ、孫娘には「高校は同じくらいの力の子が来ているのだから、勉強すれば上がるし、しなければ落ちる。どうするかはあなたが決めることだ」などと偉そうなことを言っている。学習塾で受験生に話した時も、「1日に1時間勉強すること、2時間勉強する子では、1週間に7時間の差がついてしまう。7時間の差はたいしたことではないと思うかも知れないが、1ヶ月では30時間だ。こうなるとこの差を埋めることはほとんど不可能だ。だから毎日、コツコツと勉強することが大事だ。分かるね」と話していた。
気が付いても、できる人とできない人がいる。意味を見出せなければ、できない人になるしかない。そんな風にしてもう66年が過ぎてしまった。