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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

信念を曲げないところがいい

2010年06月29日 20時18分38秒 | Weblog
 巷ではこれから行なわれるサッカーW杯の試合で盛り上がっている。予想では2対1で、日本チームがパラグアイに勝つそうだ。大会の前までは、練習試合の4連敗が響いてか、「1勝もできないのではないか」とさえ言われていた。それが今では「ベスト4に残るのではないか」と言われている。期待が勝手に歩き出している感じだ。だから当然、岡田監督の評価も大きく変わってきた。

 「自分の信念を貫くことができる人はトップに立てる。岡田監督も、小泉元首相も、自分の考えを曲げなかった」とまで、高く評価する人がいた。「本田が凄いのも、言うだけでなく実際にやってしまうところ」と、岡田・小泉・本田を一緒にして持ち上げてもいた。岡田監督がどういう人で、何を考えているのか、私は知らないので外見だけの判断だが、胃が痛むような毎日を送っているのではないだろうか。それくらい神経は細かい人だろう。

 しかし、先ほどの話ではないけれど、いろいろあって、いちいち対応していてもしょうがない、負けても勝っても同じことなのだから、自分の思うとおりにやってみようと腹が決まったのだろう。菅直人首相は、自分の信念は消費税の値上げなのかも知れないが、先走りすぎているように思う。小沢一郎前幹事長が「約束が守れないようではダメだ」と吠えているそうだが、そのとおりだろう。民主党は政権を取る前に、国民に言ってきたことをまず何よりもキチンとやるべきだ。やってから、物を言えと私も思う。岡田監督を見習って欲しい。

 孫娘は、自分が行きたかった高校に入れなかったので、不本意ながらも水泳ができる高校を選び通っている。スイミングスクールではそこそこの成績だったから、この高校ならトップの選手になれると思っていたはずだ。ところが今年、水泳部に入ってきた子たちは全く違っていた。みんな結構速い。水泳に長けているばかりでなく、成績がクラスでトップの子もいれば、生徒会の役員を引き受けている子もいる。どこへ行っても、何をするにしても、どうも孫娘はトップにはなれない運命にある。

 そんなのだから、腐るかと思ったが逆だった。「水泳もやる気になった」ばかりか、「2学期からは腰据えて勉強する(なぜ、2学期からなのかは分からないが?)、「いい高校に入ったと思う」などなど、とても充実した日々にあることを伺われるような明言をしている。中学ではどちらか言えば、勉強のできない子の面倒をみる立場で、同じ位の成績の子とは親しくする機会が無かったように思う。それが高校生になって、自分よりも成績がよくて、しかも水泳に全力で取り組んでいる仲間に出会えたようだ。

 高校時代は中学生の時とは違う、大人へ向かう大事な時期だ。そこでどんな人に出会うかはこれからの人生に大きく作用する。素敵な仲間に出会えたと孫娘が思っていることが一番いい。孫娘は信念を曲げず、ちょっと頑固すぎるくらいだが、これからが楽しみな気がする。
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