昨日に続いて、今日も井戸掘りである。結果はペケだった。私には何となく不安の予感があった。埋め立てた山土の下は田んぼで、その下は黒みがかった川砂の層、塩ビ管はいくらでも下がっていく。1年前に岩倉で掘った時とよく似ていた。どんどん掘り下げることが出来るのに、一向に水脈には当たらない。13.5メートルほどまで掘ったところ、何かに当たる感じがした。引き上げてみると塩ビ管の先は折れている。そこで、鉄管に取り替えてもう一度やり直してみるが、やはり同じ位の深さで硬いものに当たっている感じがした。何度も鉄管を動かすとちょっとだけ下がるから、大きな岩というわけではなく、漬物石のようなものが堆積している層のようだ。
これでは掘り進められない。万事休すである。今日のところはここまでにして、来週に新兵器を使って挑戦することにする。御影石を砕いた砂のような層があるところはどこまで掘っても水は出ないのだろうか。井戸掘りの先輩たちの話では、粘土層や固い岩盤などの上の砂の層に水脈はあるという。そうであれば、この砂の層をもう少し掘ればいいと考えられる。では、どうやって掘るのか、思案のしどころである。「焦らずに、一つひとつ考えていきましょう」と年長者が声をかける。まず、依頼してある新しい道具が威力を発揮してくれることに期待しよう。それがダメなら、その時に次の手立てを考えよう。さすがに高齢者集団である。名誉のために働いているから、余裕がある。
私はどういうわけか、このところ胃が痛む。空腹時になるとキリキリと痛むからまた十二指腸潰瘍なのかもしれない。おかしい。別にストレスになるようなことはないはずだ。新聞作りをしていた時は、絶えず胃痛に悩まされた。医者が「だいぶストレスが溜まっていますね」と言うけれど、自分としては確かに忙しかったけれど楽しかったので、ストレスなんかあるはずがないと思っていた。議員になった時も胃痛は相変わらずやって来た。この時も、新聞作りのような忙しさはなかったからストレスなどあるはずがないと思っていた。ところが、これで選挙に出ないと決めた途端、胃痛から解放されてしまった。
人間は不思議な生き物だとその時に思った。自分ではストレスなどというものとは無縁だと思っていたのに、身体は心に正直に反応してしまう。ストレスをいっぱい溜め込んでいた時は精力的なのに、ストレスから解放されると生き方も萎えてしまう。我武者羅に突き進み、不安もいっぱいだけれど欲望もいっぱいという時は何でも出来る気がする。「無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク」を一緒に立ち上げた友だちが2人、今回は首長選挙に立候補する。私よりもひと回りほど若い。そのひとりから選挙のマニフェストが届いた。さすがに前からしっかり準備してきたことがよくわかる。絶対に当選して欲しい。地方が変われば国も変わる。
新しい時代を切り開く若い仲間に心からエールを送りたい。
※明日は長女の家での「観桜の会」のため、ブログは休みます。
これでは掘り進められない。万事休すである。今日のところはここまでにして、来週に新兵器を使って挑戦することにする。御影石を砕いた砂のような層があるところはどこまで掘っても水は出ないのだろうか。井戸掘りの先輩たちの話では、粘土層や固い岩盤などの上の砂の層に水脈はあるという。そうであれば、この砂の層をもう少し掘ればいいと考えられる。では、どうやって掘るのか、思案のしどころである。「焦らずに、一つひとつ考えていきましょう」と年長者が声をかける。まず、依頼してある新しい道具が威力を発揮してくれることに期待しよう。それがダメなら、その時に次の手立てを考えよう。さすがに高齢者集団である。名誉のために働いているから、余裕がある。
私はどういうわけか、このところ胃が痛む。空腹時になるとキリキリと痛むからまた十二指腸潰瘍なのかもしれない。おかしい。別にストレスになるようなことはないはずだ。新聞作りをしていた時は、絶えず胃痛に悩まされた。医者が「だいぶストレスが溜まっていますね」と言うけれど、自分としては確かに忙しかったけれど楽しかったので、ストレスなんかあるはずがないと思っていた。議員になった時も胃痛は相変わらずやって来た。この時も、新聞作りのような忙しさはなかったからストレスなどあるはずがないと思っていた。ところが、これで選挙に出ないと決めた途端、胃痛から解放されてしまった。
人間は不思議な生き物だとその時に思った。自分ではストレスなどというものとは無縁だと思っていたのに、身体は心に正直に反応してしまう。ストレスをいっぱい溜め込んでいた時は精力的なのに、ストレスから解放されると生き方も萎えてしまう。我武者羅に突き進み、不安もいっぱいだけれど欲望もいっぱいという時は何でも出来る気がする。「無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク」を一緒に立ち上げた友だちが2人、今回は首長選挙に立候補する。私よりもひと回りほど若い。そのひとりから選挙のマニフェストが届いた。さすがに前からしっかり準備してきたことがよくわかる。絶対に当選して欲しい。地方が変われば国も変わる。
新しい時代を切り開く若い仲間に心からエールを送りたい。
※明日は長女の家での「観桜の会」のため、ブログは休みます。