自民・公明・たちあがれ日本の3党が提出した菅内閣不信任案は反対多数で否決された。今朝の朝日新聞は「民主党内から小沢一郎さんなど62人が不信任案に賛成を表明し、造反議員数は拡大」と報じていたが、小沢さんは議会を欠席し、鳩山さんや原口さんら不信任案に賛成するとしていた人々は反対に回った。それでも民主党議員の中には不信任案に賛成した人がいたから、その名前は明日の朝刊に載るだろう。新聞は経過の憶測よりも、誰が賛成し誰が反対したのか、その事実を毎回報道して欲しいと思う。ウワサ話やウラ話こそがニュースだと思っている報道は困りものだ。
それにしても政治家というのは何と厚顔なのだろう。菅さんがあんなに能力がないとは思わなかったけれど、せっかく政権交代した民主党をダメにしてしまったのは鳩山さんであり、小沢さんではないか。そういう人が未だに政党のリーダーとして妖怪のように暗躍する民主党は解散して出直した方がいい。本会議前の議員総会で、今日の菅さんは原稿を読むことなく、アーとかウーとか言わず、自分の言葉で自分の思いを話した。それでもその中身は格別に注目するようなものではなかったのに、鳩山さんも原口さんも菅さんの決意を評価して不信任案には反対すると言う。
小沢さんにいたっては、「我々の意思が充分通ると思っている」と言っていた。自民党政権時代と少しも変わらない茶番劇を見せられて、国民は何を思うだろう。思想信条を貫く立派な政治家はいないのか。どうしていつまでも自己保身や目先の利益に囚われてしまうのだろう。もし、それが政治だと言うなら、政治に理想を求めることは諦めるしかない。小沢さんはいつも「負ける戦いはしない」と勝算があるような言い方をするから、不信任案は成立しないと数を読んだのだろう。それでいったい何を引き出そうとするのか、小沢さんという人は政治の形を官僚から政治家主導へと唱えていたが、基本的には自民党と同じ体質の地域エゴのピンハネ派であろう。
そうした政治の形から脱却することを期待して民主党政権は生まれた。菅さんは自らの能力の限界を認めて、新しい政治の形を目指す若手に出来るだけ早くバトンタッチすべきだ。国会中継を見ていると、確かに若い議員が多くなったと感じる。けれども、カメラが後の席を映し出すとなんとまあ、まだここに留まっているのかという人たちが目に付いた。重鎮とは老害だとつくづく思う。自ら身を引けない状態に安閑としているのはやはり有権者がダメだ。暮らしに困ってもいない老人たちに何も高い税金を払う必要はないはずだ。
明日の新聞はどんな報道になるのだろう。
それにしても政治家というのは何と厚顔なのだろう。菅さんがあんなに能力がないとは思わなかったけれど、せっかく政権交代した民主党をダメにしてしまったのは鳩山さんであり、小沢さんではないか。そういう人が未だに政党のリーダーとして妖怪のように暗躍する民主党は解散して出直した方がいい。本会議前の議員総会で、今日の菅さんは原稿を読むことなく、アーとかウーとか言わず、自分の言葉で自分の思いを話した。それでもその中身は格別に注目するようなものではなかったのに、鳩山さんも原口さんも菅さんの決意を評価して不信任案には反対すると言う。
小沢さんにいたっては、「我々の意思が充分通ると思っている」と言っていた。自民党政権時代と少しも変わらない茶番劇を見せられて、国民は何を思うだろう。思想信条を貫く立派な政治家はいないのか。どうしていつまでも自己保身や目先の利益に囚われてしまうのだろう。もし、それが政治だと言うなら、政治に理想を求めることは諦めるしかない。小沢さんはいつも「負ける戦いはしない」と勝算があるような言い方をするから、不信任案は成立しないと数を読んだのだろう。それでいったい何を引き出そうとするのか、小沢さんという人は政治の形を官僚から政治家主導へと唱えていたが、基本的には自民党と同じ体質の地域エゴのピンハネ派であろう。
そうした政治の形から脱却することを期待して民主党政権は生まれた。菅さんは自らの能力の限界を認めて、新しい政治の形を目指す若手に出来るだけ早くバトンタッチすべきだ。国会中継を見ていると、確かに若い議員が多くなったと感じる。けれども、カメラが後の席を映し出すとなんとまあ、まだここに留まっているのかという人たちが目に付いた。重鎮とは老害だとつくづく思う。自ら身を引けない状態に安閑としているのはやはり有権者がダメだ。暮らしに困ってもいない老人たちに何も高い税金を払う必要はないはずだ。
明日の新聞はどんな報道になるのだろう。