先日、ジョギング/ランニング人口が、全国で初めて1千万人を突破したという記事を見かけました。東京マラソン開催の前年には600万人くらいだったと言いますから、東京マラソンが大きなムーヴメントを作ったのは否定できないところでしょう。石原都政の慧眼ですかね。
大都市のレースとして、かれこれ15年前、NYシティ・マラソンを走ったことがあります。スタテン島を出発し、ユダヤ人街やポーランド人街があるブルックリンに入り、クィーンズを横切って、マンハッタンを、途中ハーレム・リバーを渡って1.6キロほどブロンクスを(不穏な空気を感じつつ)かすめ、最後はセントラル・パークでゴールするという、コースづくりに工夫があって、ニューヨークの街を存分に楽しませてくれて、3万人もの人が集まるのも頷けます。サンフランシスコ・マラソンも、私が走った時には対岸からスタートして先ずゴールデン・ゲート・ブリッジを渡り、チャイナ・タウンを縫ったりもしましたが、次の年から橋を渡らなくなったので、魅力半減どころか十分の一減だとぼやいたら、いつの間にか復活して、今では橋を往復するようで、マラソン・コースはこうじゃなきゃ・・・と思います。そして東京も、走ってみたいと思わせるだけの、十分に魅力あるコース・レイアウトになっているからこそ10倍もの高い競争率になるのでしょう。
今日は、第14回・谷川真理ハーフマラソンを走って来ました。一万人が荒川沿いを走るのはなかなか壮観で、ランニング・ウェアの華やかさには、あらためて驚かされました。私はと言えば、20年前のジャージと10年前のスポーツ・ジャケットを大事にしていて、三ヶ月前のタートル・マラソンでは海パン(トランクスですが)をはいて走ったのを、マラソン愛好家の同僚に笑われてしまいましたので、レース前の昨日、スポーツ用品店に行って、短パンと重ね着用の長袖シャツを買い求めました。寒さ対策でタイツも買いたかったのですが、膝関節やふくらはぎの筋肉を守るからと勧められても1万3千円~1万6千円もするので、躊躇してしまいます。ところが、実際に走っている人で、私のように寒風に素足を晒している人はごく数えるほど。最近はワコールなどスポーツとは縁がなかったような会社も参入しているようです。また、ビタミンを中心とする栄養補給にチューブ式ゼリーを買ったのですが、ザバス(明治)には、完走セットと言って、マラソンのスタート2時間前までに、またレース中20キロ地点、30キロ地点に、更にゴール後30分以内に、果てはその日の寝る前に補給する一連の栄養補給剤をパックにして、楽天で945円で売られています(勿論、私が昨日買ったのはレース中に補給するものだけですが)。なんとも手取り足取り、マラソンという、かつては地味な(と言っては甚だ失礼ですが)世界に信じられないような商品が出現しています。東京マラソンもあって、一種のブームのように、こういったスポーツ関連マーケットは盛況のようです。
さて、ハーフ・マラソンの結果は、目標の1キロ6分に僅かに及びませんでしたが、荒川にしては珍しく風のない快晴だそうで、気持ちよく走れました。東京マラソンを来月に控えて、2時間を切りたかったのですが、最近、近所に17キロのコースを設定して、たまに練習で走るようになって、身体が重くて、まだまだ体力が備わっていないことを痛感して、無理をしませんでした。サブ・フォーを走ったのは、ほんの14~5年前のことなのに・・・年齢の壁を感じてしまいます。
上の写真は、表彰式の模様です。舞台中央の白っぽい人が一般男子の優勝者、埼玉県の公務員ランナー川内さんで、弟さんが6位に入りました。ご覧の通りぬけるような青空です。
大都市のレースとして、かれこれ15年前、NYシティ・マラソンを走ったことがあります。スタテン島を出発し、ユダヤ人街やポーランド人街があるブルックリンに入り、クィーンズを横切って、マンハッタンを、途中ハーレム・リバーを渡って1.6キロほどブロンクスを(不穏な空気を感じつつ)かすめ、最後はセントラル・パークでゴールするという、コースづくりに工夫があって、ニューヨークの街を存分に楽しませてくれて、3万人もの人が集まるのも頷けます。サンフランシスコ・マラソンも、私が走った時には対岸からスタートして先ずゴールデン・ゲート・ブリッジを渡り、チャイナ・タウンを縫ったりもしましたが、次の年から橋を渡らなくなったので、魅力半減どころか十分の一減だとぼやいたら、いつの間にか復活して、今では橋を往復するようで、マラソン・コースはこうじゃなきゃ・・・と思います。そして東京も、走ってみたいと思わせるだけの、十分に魅力あるコース・レイアウトになっているからこそ10倍もの高い競争率になるのでしょう。
今日は、第14回・谷川真理ハーフマラソンを走って来ました。一万人が荒川沿いを走るのはなかなか壮観で、ランニング・ウェアの華やかさには、あらためて驚かされました。私はと言えば、20年前のジャージと10年前のスポーツ・ジャケットを大事にしていて、三ヶ月前のタートル・マラソンでは海パン(トランクスですが)をはいて走ったのを、マラソン愛好家の同僚に笑われてしまいましたので、レース前の昨日、スポーツ用品店に行って、短パンと重ね着用の長袖シャツを買い求めました。寒さ対策でタイツも買いたかったのですが、膝関節やふくらはぎの筋肉を守るからと勧められても1万3千円~1万6千円もするので、躊躇してしまいます。ところが、実際に走っている人で、私のように寒風に素足を晒している人はごく数えるほど。最近はワコールなどスポーツとは縁がなかったような会社も参入しているようです。また、ビタミンを中心とする栄養補給にチューブ式ゼリーを買ったのですが、ザバス(明治)には、完走セットと言って、マラソンのスタート2時間前までに、またレース中20キロ地点、30キロ地点に、更にゴール後30分以内に、果てはその日の寝る前に補給する一連の栄養補給剤をパックにして、楽天で945円で売られています(勿論、私が昨日買ったのはレース中に補給するものだけですが)。なんとも手取り足取り、マラソンという、かつては地味な(と言っては甚だ失礼ですが)世界に信じられないような商品が出現しています。東京マラソンもあって、一種のブームのように、こういったスポーツ関連マーケットは盛況のようです。
さて、ハーフ・マラソンの結果は、目標の1キロ6分に僅かに及びませんでしたが、荒川にしては珍しく風のない快晴だそうで、気持ちよく走れました。東京マラソンを来月に控えて、2時間を切りたかったのですが、最近、近所に17キロのコースを設定して、たまに練習で走るようになって、身体が重くて、まだまだ体力が備わっていないことを痛感して、無理をしませんでした。サブ・フォーを走ったのは、ほんの14~5年前のことなのに・・・年齢の壁を感じてしまいます。
上の写真は、表彰式の模様です。舞台中央の白っぽい人が一般男子の優勝者、埼玉県の公務員ランナー川内さんで、弟さんが6位に入りました。ご覧の通りぬけるような青空です。