今朝の日経・論説委員長によると、内閣支持率と自民党支持率を足して100を超える水準を維持する時、自民党は選挙で大勝するらしく、「勝利の方程式」と呼ぶらしい。日経の最近の世論調査で、内閣支持率66%、政党支持率51%、合わせて117%で、まさに大勝するという下馬評通りの数字です。しかし自民党の選挙対策の幹部は、投票率が下がると、自民党の票は思ったほど伸びず、有利ではなくなるとして、気を引き締めているようです。
この点が、今の自民党がかつての自民党と違うところでしょう。民主党が自滅したからと言って、自民党への支持が回復しているわけではないのは、先の衆院選・比例区でも明らかでした(比例区での自民党の得票率は、大敗した2009年と大勝した2012年とで変わらなかった)。こうして、支持政党を決めかねている浮動票こそ、選挙戦の帰趨を決すると言っても過言ではありません。
しかし、ここでの問題は、自民党だけにあるわけではなく、投票したいのに投票したくなる政党がない・・・というジレンマに集約される現代日本の政治の貧困は、低投票率に表れていると言うべきです。与党も野党もなく、すなわち自民党が復調していないだけでなく、民主党が二大政党としての適格性を失っただけでなく、第三局も受け皿たり得ていない、全てが同罪です。
こうして国民が白けてしまう原因の一つは、「足の引っ張り合い」にあるように思います。昔はここまで酷くなかったように思うのですが、絶対的な政党の存在がなくなったからでしょうか。政党同士、また政治家同士の足の引っ張り合いがあるだけでなく、マスコミによっても特定政治家(端的に“保守”あるいは中・韓風に言えば“極右”政治家の安倍さん)の足を引っ張る行為が見られて、見苦しいこと甚だしい。前回のブログの書き出しで、参議院本会議が、発送電分離に向けた電気事業法改正案や生活保護の不正受給を防ぐ法改正案や海賊対策法案などの重要法案を採決することなく会期切れになったことに落胆させられたことに触れましたが、国民が野党に期待するのは、政策毎に是々非々で対処することであって、間違っても問責決議案でまとまることではありません。自民党への反対のための反対ではなく、生産的な政策論争が聞きたい。
今週木曜日に参院選が公示されますが、悩ましさは解消されそうにありません。政治家の質が劣化して国民の心が離れて行ったのか、国民の民度が低いから政治家の質が劣化して行ったのか・・・こうして「勝利の方程式」なるものは白々しく見えるばかりです。
この点が、今の自民党がかつての自民党と違うところでしょう。民主党が自滅したからと言って、自民党への支持が回復しているわけではないのは、先の衆院選・比例区でも明らかでした(比例区での自民党の得票率は、大敗した2009年と大勝した2012年とで変わらなかった)。こうして、支持政党を決めかねている浮動票こそ、選挙戦の帰趨を決すると言っても過言ではありません。
しかし、ここでの問題は、自民党だけにあるわけではなく、投票したいのに投票したくなる政党がない・・・というジレンマに集約される現代日本の政治の貧困は、低投票率に表れていると言うべきです。与党も野党もなく、すなわち自民党が復調していないだけでなく、民主党が二大政党としての適格性を失っただけでなく、第三局も受け皿たり得ていない、全てが同罪です。
こうして国民が白けてしまう原因の一つは、「足の引っ張り合い」にあるように思います。昔はここまで酷くなかったように思うのですが、絶対的な政党の存在がなくなったからでしょうか。政党同士、また政治家同士の足の引っ張り合いがあるだけでなく、マスコミによっても特定政治家(端的に“保守”あるいは中・韓風に言えば“極右”政治家の安倍さん)の足を引っ張る行為が見られて、見苦しいこと甚だしい。前回のブログの書き出しで、参議院本会議が、発送電分離に向けた電気事業法改正案や生活保護の不正受給を防ぐ法改正案や海賊対策法案などの重要法案を採決することなく会期切れになったことに落胆させられたことに触れましたが、国民が野党に期待するのは、政策毎に是々非々で対処することであって、間違っても問責決議案でまとまることではありません。自民党への反対のための反対ではなく、生産的な政策論争が聞きたい。
今週木曜日に参院選が公示されますが、悩ましさは解消されそうにありません。政治家の質が劣化して国民の心が離れて行ったのか、国民の民度が低いから政治家の質が劣化して行ったのか・・・こうして「勝利の方程式」なるものは白々しく見えるばかりです。