かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

絵本

2007年08月08日 21時28分08秒 | みゆみゆとの生活
「どんなにきみがすきだかあててごらん」
みゆみゆも私も大好きな絵本のひとつです。

 ちいさなウサギは、おおきなウサギにきいてみたくなった。
「どんなに、きみがすきだかあててごらん」
「そんなこと、わからないよ」と、デカウサギ。

「こんなにさ」チビウサギは、うでをおもいっきりのばした。
デカウサギのうでは、もっとずっとながかった。
「でも、ぼくは、こーんなにだよ」
なるほど、それは、うんとだ。
チビウサギは考えた。…。
こんな感じに、ほのぼのと会話していくお話。
おすすめです。

さてさて、読み終わってから、さっそくみゆみゆが聞きました。
「みーちゃんが、どれだけおかーちゃんのことすきだか、しってる?」
「わからないよ。」
「みーちゃんはおかーちゃんのこと、かわをわたって、おかをこえたゼラチンくらい、すきだよ」

なんですと?
ゼラチンって言った?
そら耳?

「ゼラチンって何?」と聞くと、
「オレンジのジュースを入れて鍋で煮ると、デザートができるの。」
ふむ。ゼラチンの説明としては完璧。

要するに、
好き→おいしいもの→デザート→ゼラチン
てな感じで連想した結果、絵本にあった文章に付け加えて突如「ゼラチン」が組み込まれたってことらしい。

このみゆみゆの思考回路!面白いけど、かーちゃんにしか通じんぞ