かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

柿パニック

2012年11月07日 22時27分19秒 | みゆみゆとの生活
今日のそうちゃん、学校で一日中パニックだったらしい。
原因は、柿。

支援学級では、毎年、校庭の隅にある柿の木からもいだ柿で、干し柿を作るそうです。
昨日、そうちゃんが帰宅後の6時間目に、高学年の子と先生方で手分けして、教室に柿をつるしたとのこと。

教室は、そうちゃんおクラスではなく、隣のクラスだそうですが。
今朝、あっという間にその柿を見つけたそうちゃん、走っていってもぎ取り、即効で半分食べた!らしい。

その報告を聞き、そうちゃんの母としては、
そりゃそうだ、と冷静に思う。
そうちゃん、何よりも果物が好きだもん。
渋いとか、説明してもわからんし。
そこにツヤツヤの柿がありゃ、食べちゃうよね;
しかも、片付けられることなく、ずっとそこにあるわけだから、その後「柿食べたい!」と言い続けるのも、無理はない…。

ですが、現場の先生方は大変。
今日一日中、波のように押し寄せる「柿食べたい!」に、翻弄されたようです。

帰宅後、みゆみゆが、
「一斉下校の時、そうちゃん暴れててさー。先生、あくせんくとうだったよ。」
覚えたての四字熟語を使って教えてくれました。

さあて、明日はどうなるでしょう。
少し、「食べられない柿のオブジェ」に慣れてくれればラッキーですが。
さらにこだわりがひどくなりそうなら、見えないように隠すとか、抜本的に考えなきゃいけないかも。
また先生と相談してみまーす。