かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

歯科治療、その後

2012年11月24日 19時37分50秒 | みゆみゆとの生活
木曜日にそうちゃんが歯ぐきの怪我をして。
土曜日、消毒に行ってきました。
今度は、夫とみゆみゆも一緒に、家族4人なので、心強かったです。

そうちゃん、この前のことを思い出したのか、
「いやだ だったよぉー」と何度も言っていました。
待合室では、「おじゃる丸」のテーマソングをエンドレスで歌い続けて。
…不安だったのでしょう。

そこの病院は、「小児歯科」「矯正歯科」以外に「障害歯科」の看板もあげており、ロビーには他にも障害者と思われる方やご家族が待っておられました。
多少のことは大目に見てもらえる雰囲気があり、気持ちが楽でした。

診察では、やっぱり「やだだよー!」と大声をあげたそうちゃんでしたが、今回はあっという間の消毒だけだったので、それほど手間を掛けずに済みました。

歯科医師の話によると、そうちゃんの歯茎は、机の端にあたってベロンとめくれてしまったらしい。
13針縫った、とのこと。
前歯(永久歯)が少しぐらついており、そこは周りの歯茎を引っ張って縫って、動かないようにキュッと支えてある、と説明されました。

歯が動かないように歯茎を縫い止める…。
そんな、きんちゃく袋みたいな話!?
外科医ってすごい、と思いました。
7歳の子の、一本の歯の周りを、13針も縫うなんて。
肉眼で見ながら、暴れて動く子の、血だらけの口の中を。

改めて説明を受け、大けがだったなーと実感。
同時に先生やスタッフの方に、やっぱりもう一度感謝。
誠実で丁寧な説明、そうちゃんへの親切な声掛けなど、細やかな配慮が本当に嬉しかった。

そうちゃんは特に痛みを示したり食欲が低下したりすることも一切なく、順調に過ごせています。
来週もう一度受診し、抜糸したら、もう終了。
あとは3カ月に1度程度経過観察をすればいいそうです。

一時はどうなる事かと思ったけど。
早く治りそうで、よかったです。
親も、いい勉強になりました。