かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

減薬チャーンス

2016年10月17日 20時43分16秒 | みゆみゆとの生活
アタックチャーンス!みたいに言っておりますが。
9月から10月は一年で最も落ち着いている時期です。
新しい担任とクラスメイトに慣れて、学習発表会の練習もまだ始まっていない。
支援学校の運動会は春に終わってるし。

時々スーパーハイテンションな日もあるけど、5年生になってからは、去年よりずっとまし。
「待って」と言えば止まる、しあわせ。
あ、時間は短いですけどね。
そんなわけで、減薬チャーンス!なのだ。

7月から時間をかけて、リボトリール(眠剤として飲ませていたもの)をやめました。
そのせいか、明け方に起きることが夏はよくあったけど、ここのところそれも減ってきた。
夜は8時半に寝て、朝までぐっすり。
朝方起きるのは、週に1〜2回程度。
ブラボー。

今日、受診日だったので、ドクターに薬を減らしたいと話しました。
で、ヒルナミン(強力な鎮静作用あり)を半分に減らすことになった。
慎重を期して、残りの半分は頓服としてもらってきました。

一番驚いてくれたのは、顔なじみの薬局の女性。
「えーっ。寝るようになったの?あんなに寝ない子だったのに!?
 すごいねー。よかったね、よかったねー。」
これだけ驚いてくれると、こちらも嬉しい。
そうちゃんが2歳の時から知っている薬剤師さん、強い味方だ。

さて、これでヒルナミンがなくせれば。
残るはリスパダールとベンザリンだけ。
随分シンプルになったよ。
大混乱してた日々が、そうちゃんの中で少しずつ整理されてきているのかもしれません。

ゆっくりながら、成長してきているのだろうし、
あと、5年生の担任の先生が、とても丁寧に関わってくれていることも、大きいと思う。

気持ちが安定していれば、睡眠も取れる。
睡眠が十分に取れていない時は、昼間の活動も安定しない。

「学校に安心できる居場所がある」「受け止めてくれる人がいる」「スケジュールに沿って進み、日々が安定する」ってことは、生活全体において、とても大事だなーと思う。
それは健常でも一緒だけど、ね。