かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

みゆみゆ帰宅

2019年07月24日 00時40分59秒 | みゆみゆとの生活
セントレアまで、みゆみゆを迎えに行ってきた。
空港まで車で行ったことがなかったので、午前の仕事を終えてすぐに向かいました。
下道でトロトロと、ワイドショー聞きながら。
着いたのが3時過ぎ。だいぶ遅めの昼ご飯。
はじめて、「まるは食堂」のエビフライランチを食べたよ。
エビぎっしりでおいしかった。

そのあと空港をウロウロしたけど時間がダダ余りだったので、一旦離れて近くのお風呂屋さんへ。
ゆっくりお風呂に入り、読書してお昼寝したら、いい時間になりました。

飛行機は到着が少し遅れていて、待ち時間にちょうど来られていた音楽監督と話をすることができました。
みゆみゆの母です、お世話になっています、と言ったら先生が、
「ああ、あの子は練習中によく寝てたんだ。小さい頃から。」と優しく笑って下さった。
「寝ていいよ、と言ってたんだよ。」と。

先生、あの子に歌があってよかったです。今、心からそう思います。

そう伝えられて、よかった。
みゆみゆにとっての大切な居場所を作って下さって、本当にありがとうございます、先生。
「高校生は、悩む時期なんだ。いっぱい悩めばいい。ぼくもその頃はしんどかった。」
ご自身の高校生だったころを振り返られる、その先生は81歳になられたそうです。
短い時間の会話でしたが、心に沁みました。

飛行機から降りてきたみゆみゆは照れくさそうで。
車の中で、たくさんシドニーでのできごとを話してくれました。
ついでに夜ごはんをしっかり食べたいと言うので、近くの合唱友達を送った後、深夜のファミレスへ。

シドニーの大自然のこと、
ホストファミリーの家でのこと、
向こうのコンサートでの様子・・・

話すうちに、失敗や叱られた話もどんどん出てきて。
最後は、食べながら、泣きながら、笑ってた。
想像以上にハードな毎日で、合唱団の仲間も数人は高熱を出したらしい。
みゆみゆは熱は出さなかったけれど、「いろいろと自己嫌悪・・・」と落ち込んでおりました。

良いことと悪いこと、どっちが多かったの?と意地悪な質問をしてみたら、
「母さん、それは比べられるものじゃないよ。全く別のものだから、比べること自体間違ってる。
 でも、悪かったことは今後も起きる可能性が高いものばかりだけど、良かったことは今回シドニーに行かなきゃ得られなかったものだから、やっぱり行って良かったと思う。」
なるほど。素晴らしい。
その通りだと母さんも思うよ。

たくさんの苦い思い出を聞いて、写真も見せてもらったら、0時を回ってしまった。
私がこんな時間起きてるなんて珍しい。
なんだか興奮していて、あまり眠くない。
あれ?違うか。
お風呂屋さんで寝たからか(笑)

そうちゃんはショートステイ先でぐっすり眠れてるかな。
今日は蒸し暑い夜だ。