大学病院へピューンと行ってきました。
高速道路走行中にそうちゃんが不穏になったらどうしようかと不安だったので、ベルトを補強しました。
下から抜けられないように股ベルトを追加。
また写真撮ったらアップしますね。
今日は精神科受診。相変わらず待合室は人であふれている。
ざっと30人弱というところか。
待つことを覚悟して座る。
15分ほど待ったところで、そうちゃんの声が大きくなり出した。
甲高い裏声での独り言。隣町のショッピングモールの名前を連呼している。
誰もじろじろ見てくる人はいないけど、この甲高い声が苦手な人もいるだろうなと身が縮む思いがする。
そこで名前を呼ばれた。
お、早い。
ダンディ教授、どうやらそうちゃんの声を聞きつけて順番を繰り上げてくれたらしい。
自らカルテの束を抱えて患者さんを次々と呼び込む先生。
この病院は基本的に受付でもらうミニタブレットが振動して呼ばれるハイテク方式なのだけれど、精神科だけがアナログに名前で呼ばれているのは、こんな事情もあるのね。
診察を怖がって泣き叫ぶ子も、来てすぐに先生が手招きして診察室に入れていた。
前に、廊下で発作を起こしていた方は、すぐにストレッチャーで中へ運ばれていった。
精神科の中でもてんかんを主に診ている曜日なので、児童精神科に比べればスピード感がある。
で、ダンディ教授。
「今日来てたのかー。気付かなくて待たせちゃったね。」
そうちゃんに話しかけてくれる。
続けて、「最初からその声出してくれたら、すぐに呼んであげたのに。」
茶目っ気たっぷりに笑ってくれた。
…惚れてまうやろ。
「いえ、先生、おとなしいうちはちゃんと待てるんで大丈夫です。ありがとうございます。」恐縮する私。
診察室では、「その後どうですか?」と聞かれ、
「落ち着いたとは言えない状況です。」と答える。
お盆休みに大暴れしたときのことを話したら、
「それは大変だったねぇ」とまっすぐこちらを見ながら頷いてくれた。
「そのときリスパダール液1ミリを飲ませたんですけど、それで良かったですか?そういうどうしようもない時、何を飲ませればいいかと思って。」そう質問すると、丁寧に説明してくれた。
「リスパダールかセロクエルか、まあどっちも似たようなもんだけど。
そういうときは、錠剤はうまく飲めなかったり吐き出したりするから、液の方がいいね。
他にもいくつか出しておこうか。どれも同じような作用だけど、どれが効くかは人によるから。
よほどの時は試してみて。
水がなくても飲める『口腔内崩壊錠』を2種類出しておくね。」
出た薬は、「ジプレキサ」と「シクレスト」。いずれも口の中で溶けるタイプのものです。
どこでも飲めることと、口腔粘膜からも吸収されるために効きが早いことが利点です。
これを使わなくてもいい日々だといいのだけどね。
ちなみにセロクエルは引き続き1日4回飲ませることになりました。
受診が終わると学校へ。
引き渡す時に担任の先生が最近の学校での様子を教えてくれました。
よく見ていてくれるなーと思います。
「ですよねー」の応酬に信頼感増し増し。
去年とは全然違いますよねー。そうですよねー。
顔がくもってることが多いんですよねー。そう思います。
自主登校中の方がリラックスできてましたよねー。ですよねー。
春先までのそうちゃんに戻ってきてほしいです。ほんとですねー。
みんながそうちゃんを心配してくれてるんだな。
私一人で頑張ってるわけじゃないと思える、病院受診と学校送りでした。
高速道路走行中にそうちゃんが不穏になったらどうしようかと不安だったので、ベルトを補強しました。
下から抜けられないように股ベルトを追加。
また写真撮ったらアップしますね。
今日は精神科受診。相変わらず待合室は人であふれている。
ざっと30人弱というところか。
待つことを覚悟して座る。
15分ほど待ったところで、そうちゃんの声が大きくなり出した。
甲高い裏声での独り言。隣町のショッピングモールの名前を連呼している。
誰もじろじろ見てくる人はいないけど、この甲高い声が苦手な人もいるだろうなと身が縮む思いがする。
そこで名前を呼ばれた。
お、早い。
ダンディ教授、どうやらそうちゃんの声を聞きつけて順番を繰り上げてくれたらしい。
自らカルテの束を抱えて患者さんを次々と呼び込む先生。
この病院は基本的に受付でもらうミニタブレットが振動して呼ばれるハイテク方式なのだけれど、精神科だけがアナログに名前で呼ばれているのは、こんな事情もあるのね。
診察を怖がって泣き叫ぶ子も、来てすぐに先生が手招きして診察室に入れていた。
前に、廊下で発作を起こしていた方は、すぐにストレッチャーで中へ運ばれていった。
精神科の中でもてんかんを主に診ている曜日なので、児童精神科に比べればスピード感がある。
で、ダンディ教授。
「今日来てたのかー。気付かなくて待たせちゃったね。」
そうちゃんに話しかけてくれる。
続けて、「最初からその声出してくれたら、すぐに呼んであげたのに。」
茶目っ気たっぷりに笑ってくれた。
…惚れてまうやろ。
「いえ、先生、おとなしいうちはちゃんと待てるんで大丈夫です。ありがとうございます。」恐縮する私。
診察室では、「その後どうですか?」と聞かれ、
「落ち着いたとは言えない状況です。」と答える。
お盆休みに大暴れしたときのことを話したら、
「それは大変だったねぇ」とまっすぐこちらを見ながら頷いてくれた。
「そのときリスパダール液1ミリを飲ませたんですけど、それで良かったですか?そういうどうしようもない時、何を飲ませればいいかと思って。」そう質問すると、丁寧に説明してくれた。
「リスパダールかセロクエルか、まあどっちも似たようなもんだけど。
そういうときは、錠剤はうまく飲めなかったり吐き出したりするから、液の方がいいね。
他にもいくつか出しておこうか。どれも同じような作用だけど、どれが効くかは人によるから。
よほどの時は試してみて。
水がなくても飲める『口腔内崩壊錠』を2種類出しておくね。」
出た薬は、「ジプレキサ」と「シクレスト」。いずれも口の中で溶けるタイプのものです。
どこでも飲めることと、口腔粘膜からも吸収されるために効きが早いことが利点です。
これを使わなくてもいい日々だといいのだけどね。
ちなみにセロクエルは引き続き1日4回飲ませることになりました。
受診が終わると学校へ。
引き渡す時に担任の先生が最近の学校での様子を教えてくれました。
よく見ていてくれるなーと思います。
「ですよねー」の応酬に信頼感増し増し。
去年とは全然違いますよねー。そうですよねー。
顔がくもってることが多いんですよねー。そう思います。
自主登校中の方がリラックスできてましたよねー。ですよねー。
春先までのそうちゃんに戻ってきてほしいです。ほんとですねー。
みんながそうちゃんを心配してくれてるんだな。
私一人で頑張ってるわけじゃないと思える、病院受診と学校送りでした。