かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

実習(生活介護)

2023年06月16日 22時28分13秒 | みゆみゆとの生活
朝から大きな声で独り言。
「にんじんたべたら プールいこうねぇ?」
人参て。
それさ、人の話じゃないよね?
ノンタンか何かのセリフかなぁ。かわいいなー。

さて、事業所での実習の1週間目が終わった。
実習先は、できて半年の新しい事業所。
試行錯誤しながらやってくれています。

午前中は朝の会のあとお仕事(内職)をし、昼食後は自立課題(訓練)やストレッチ、お散歩など。
おやつを食べたら帰りの会。
2月に行ったB型事業所に比べると作業以外のことが多く自由な感じ。

連絡帳の写真を見ると、ニコニコ笑顔が出てるようで何より。
スタッフさんたち、可愛がってくださっているようです。
学校の先生が毎日見に行ってくれている。今日は相談員さんも見てきて様子を教えてくれた。
たくさんの見守りの中、新しい環境に慣れようとがんばってるそうちゃん。
大声が多いようで少し心配ですが、今のところダッシュも脱走未遂もないみたい。
あと一週間を無事に過ごして、来年度はこことB型との併用で通えるといいなー。

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午後、新しいショートステイの事業所と契約してきた。週末使えるところ。
来月からお試しの1泊2日から利用予定です。
ここは入り口のカギも万全。管理者さんは入所施設職員だったという方で、話してても自閉症がよくわかっておられて安心できる。

このショートステイと同系列のグループホームが市内に建物を建てていて、いよいよ11月にオープンするらしい。
そして実は本気でそうちゃんの入所を検討している。
割と早い段階での自立になるかも。
グループホームはご縁なのでね。場所、職員体制など条件に合うところがあれば入れたい。
そして親が元気なうちは土日の帰宅などで関わって、変化をキャッチできるようにしておきたい。
そうちゃんに合わないと感じたらまた他を探せるように。

一番のハードルは子離れだったりして。
手放せるのか、私。
いや、きっと大丈夫。そうちゃんなら。
十分準備はしてきたし、親がいないところでも彼らしく生活できる力はついてきている。

ああ、学校卒業後の生活。
考えただけでしんどい。
そうちゃんにとってのしあわせを、かーちゃんは必死で考えてるよ。