かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

先輩母の話

2023年06月23日 08時05分50秒 | みゆみゆとの生活
昨日は友人と主催する親の会で「先輩お母さんの体験談」を聞く会を開きました。
朝からそうちゃんのショート→生活介護への送り込みがあったため、ギリギリの会場入り。
急いで着いたけど、何もやることがなかった。
仲間が完璧に部屋の準備をしてくれていたので。
受付、名札、お茶、机、椅子、マイク。
素晴らしい。
この日に至るまで、日程決め、チラシ作りに会場おさえ、受付名簿作り、お茶などの買い出し・・・。
LINEでの打ち合わせをしながら役割分担し、それぞれの家庭事情をお互いに思いやりながら、つくってきました。
できることや得意なことを持ち寄ることでボランティアを成立させる、ステキな会に成長したなーと胸がいっぱいになったよ。

会では、お一人体調不良で欠席で残念でしたが、4名のお母さんのお話を聞くことができました。
最初に社協の相談員さんから福祉サービスの概要を聞いて、成人後は随分変わることを確認。
お母さん方の体験談は、インタビュー形式で聞いていきました。
・障害特性と小学校まで
・中学、高校
・進路を決めるための実習や見学
・就労と現在の日常生活
順番に聞いていくと、ひとりひとりの特性に合わせて母達が一生懸命寄り添い、考えながら歩んでこられたことがわかりました。
正解があるわけではないけど、「このIQだから生活介護」というふうに線が引けるものではなく、同じ障害でもその子に合った場所は色々。
親が情報を集め、実際に足を運んで見学や体験をしつつ、必ず本人の意見を聞きながら決めていくことが大事。
そうちゃんみたいに意見を言葉で言えない場合は、親がしっかり観察してサインをキャッチする必要があります。

いろいろな考え方、進路の決め方、実際の生活の様子をいっぺんに聞けた昨日の会は、一人の母親としてとってもお得☆で、ほんとに勉強になりました。
その後の座談会も話しが尽きず、皆さんに喜んでもらえたと思います。
話してくれた先輩お母さん、集まってくれた参加者さんや支援者さん、手伝ってくれた仲間に感謝です。

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さてさて。
そんな集まりの「不登校バージョン」をやりますよ。
これはお住まいの地区関係なしです。
昨年度に立ち上げた「不登校フォーラム ポプラの会」が「こどもと若者のためのまちづくりフォーラム ポプラの会」としてイベントを開催します。
(もちろん、私も参加です。たぶん司会。)


「不登校・引きこもり 保護者や当事者のための座談会」
2023年7月11日(火)
場所:清洲市民センター2階和室
参加費:無料
対象者:不登校・引きこもり当事者や保護者、支援者
内容:不登校経験のある子を持つ保護者の体験談(4名)と当事者の思いを聞いた後、グループに分かれて座談会

申込みフォーム
Instagram
ポプラの会ホームページ

発達障害がある子で不登校になるケースが増えています。
身近におこまりの方がいらっしゃったらぜひご紹介ください。

イベントに関するお問い合わせはメールを。
poplar2207☆gmail.com
(☆を@に変えてください)