かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

今日になって急に

2024年02月06日 21時38分56秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんは本格的にグループホームでの生活が始まりました。
定員10名のうち、今のところ入居者は4人。
おそらくすぐに埋まるだろう。

個室には、作り付けのクローゼットがある。
私が選んだカーテンとベッド、布団。
色はブルー系で統一しました。

朝に迎えに行くと、制服に着替えたそうちゃんが「おはよう」と迎えてくれる。
私も「おはよう」と言って、リュックの中の連絡帳をチェック。
ジャンパーを着せてリュックを背負わせたら、
職員さんに、「いってきます」。
穏やかな朝だ。

すぐ近くのバス停に行くと、他のこども達が一斉に寄ってくる。
ひょろりと背が高いそうちゃんは、小さい子達の人気者。
「おはよう」と言いながら、2~3人とタッチする。
そして年下女子に手をつながれてバスに乗っていく。

バスを見送ったら、慌ててお仕事へ。
今朝は朝8時前から一件家庭訪問し、1時間ほど聞き取りしたり契約書書いてもらったり。
その後は事務所に行って、書類づくり、相談電話、ファイル整理と忙しくして。
午後は会議に出てから、早めの時間に業務終了となりました。
フレックスタイムなので、早く出た日は早く帰れる。ありがたい。

スーパーに買い物に行き、百均をうろうろしていたとき、急に。

あれ?そうちゃんって入所しちゃったのか。
私、あの子をホームに入れちゃったんだ。
ほんとにそれでよかったのかな。
すてられたって、寂しがってないだろうか。

そんなことを考え始めてしまい、涙がポロリ。
おお。
今日になって急にどうした。
そのために準備してきたじゃないか。
社会に託すって、覚悟を決めたやんか。
激しい自問自答。
3歳ちょっとという知的発達を考えて切なさで息苦しくなり、
一方では、立派な18歳男子だよ、自立させなきゃ、という心の声も聞こえる。

気持ちが消化しきれないから。
ひとまず流れに身を任せることにする。
みんなに「身体に気をつけてね」「無理しないで」とすごく言われるんだけど、
やっぱり少し無理してるのかなぁ。
隙間時間を見つけて寝ようっと。