かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

1ヶ月健診

2005年11月08日 09時37分07秒 | みゆみゆとの生活
昨日、1ヶ月健診に行ってきました。
そうちゃんは、体重4298g。1ヶ月で1kg増え、平均的な大きさです。
心配していたクレチン症の再検査も異常なく、一安心。「黄色いね」とも言われずに済みました。^^
そうちゃんについては、湿疹が心配。写真のように、顔中にできてしまいました。
早い時期にできる赤ちゃんの湿疹は「乳児湿疹」や「脂漏性湿疹」で、主に顔や頭にできます。昔は「たいどく(胎毒?)が出る」と言ったようです。
みゆみゆの時も出たのですが、2ヶ月くらいの時で、2週間あまりできれいに治った記憶があります。湿疹が治ると同時期に黄疸も治り、すっきりした顔を見て、「あ、それほど色黒ってわけでもないのね」と思った記憶があります。
そうちゃんも、治っていくといいけど・・・。今のところ、ここ4日間くらいでどんどんひどくなってきています。痛々しい。病院で薬をもらったので、薄く塗って、様子を見ます。

1ヶ月健診では、母も母体の回復をチェックします。ここで(分娩室)内診台に上がるのもこれが最後(のはず)。もうじい(院長)とはさようならだ!
と、いざ診察。傷の治りを見て、子宮口の具合を見たら、はい、終わり。のはずが・・・。

じいがポツリ。「あれ、糸が残っとるナ。」
えーっ!うそでしょ。勘弁してよ
かくして2度目の抜糸。一瞬だったのでそれほど痛くはありませんでしたが、精神的ダメージが・・・。
そしてそのあとのじいの言い訳。
「なんで残っとるんだろ。1週間健診の時ワシじゃなかったんだな。」
これぞポジティブシンキング!とぼけるのも得意技らしい。
じいぃー。アンタだよー。ブログに証拠残ってるよー。
恨みがましくにらみつけてしまいました えへ。

というわけで、無事(?)1ヶ月健診は終了。
つぎは2ヶ月健診に行く予定です。

女の子だから

2005年11月04日 21時41分26秒 | みゆみゆとの生活
よく言われます。「女の子だから」の冠詞つきで。
・体が丈夫で育てやすいでしょう
・おしゃべりが早いでしょう
・赤ちゃんのお世話とか焼きたがらない?
などなど。言っている方は、全く他意はないと思うのですが。
みゆみゆのように、全くどれも当てはまらない子もいるわけで。

・体弱い→入院3回、熱性痙攣5回、救急車2回呼んだ過去あり。
・言葉も発達も、すべてのんびり。私の通訳がいることもしばしば。
・お世話どころか、すっかり自分が赤ちゃん気分です。

「病気ひとつせず」「大人顔負けのおしゃべりをして」「母親の代わりになったように赤ちゃんの世話を焼きたがる」女の子、確かにいます。
でも、今育児真っ只中の私、「そんなに女が優秀なのは、どこの星の話?」っていう感じ。
それぞれに個性があっていいと思うんだけど、なんで性別で判断したがるのかな。男女差別だよぉ。ジェンダージェンダー。

かくいう私も、なるべくみゆみゆには赤やピンクのかわいい服を、そうちゃんには青など男の子っぽい服を、着せています。(今日みたいに思いっきりみゆみゆのお下がりのピンク着せることもあるけどね。)
しかし、世間ってやつは無情です。
そうちゃんが生まれたとき、産婦人科にお見舞いに来たみゆみゆに向かって、看護婦さん、「おにいちゃん、こんにちは。」と一言。
びっくり。だって、その日のみゆみゆは、スカートはいていたのです。スカートはいてたのよ!
そういえばみゆみゆ、まだ赤ちゃんだったとき電車の中で、ピンクの服を着せていたのに「男の子ですよね?」と断定的に言われたことがあったっけ。「女の子です」と言い返したら、「えーっ。男の子でしょう?」と重ねて言われた・・・。
親が女って言ってるんだから、女なんだよ~

というわけで、結論は。
人の言葉は、深い意味はないと思って聞き流すべし。「女の子だから」も、「今日はいいお天気ですね」などの時候の挨拶程度、と思うことにしました。