親の会の企画で「障害があっても地域で自立して暮らす実践例」の講演会をやりたいと思っていて、その打ち合わせに友人と2人で行ってきました。
行った先は、AJU自立の家「サマリアハウス」の「自立生活体験室」。
サマリアハウスは50年の歴史があるそうです。
ここの職員さんと実際に自立している当事者さんが講話をしてくれる、「出前講座」が愛知県事業となっていて、無料で講演をお願いできます。
「障がいのある人の独り暮らし」。
映画「道草」でも見たけれど。
あんなにヘルパーさんが見つかるわけないし、貸してくれるアパートも限られるだろうし、どっちにしてもまだ先の話だろうな。
くらいに思っていて、割と支援者視点で打ち合わせの席に着きました。
ここのサマリアハウスはグループホームや施設入所というくくりではなく、「福祉ホーム」となっていました。
つまり、一部屋ずつが独立して生活できるようキッチンや冷蔵庫も備え付けで、そこに外部からヘルパーさんなどが必要に応じて派遣される仕組み。
ここで「独り暮らし」を経験してから、自分の住みたい地域のアパートなどに場所を移す、という訓練所的な感じです。
県事業である「自立生活体験室」の一泊二日から始めて、サマリアハウスを利用できるのは最長4年だそう。
障がい種別としては身体がメインだけど、知的障害や精神障害の人もおり、3障害受け入れ可とのことでした。
お話の中では、「親離れ、子離れ」の難しさにも触れられました。
年齢が上がるほど離れることが難しくなる。
親はどうしても子どものやることを制限し、その子が失敗する権利を奪ってしまいがち。
年齢相応の経験ができていない子が多い。
成人してから考え出すのではなく、小さい頃から親元を離れて色々な経験ができるのが理想的。
この話をしてくださったのは、脳性麻痺で身体障がいのある職員さんです。
(ここの職員さんは身体障がいのある方がたくさんおられます。)
私よりも年配と思われましたが、「当事者」で「子」の立場でのお話には深く沁みるものがありました。
どこへ向かって子を育てるのか。
それを考えるために、若いお母さん達にこそ聞いてもらいたい講演会になりそうだなー、と思いました。
直接足を運んで話が聞けて良かった。
そうちゃんを独り暮らしさせるつもりは今のところないけど、それでも我がこととして捉えたいと感じて帰ってきました。
「あんなことしたい」「こんなふうになりたい」
そんな夢が描けるような未来を、障がいがあっても描ければ…安心できるなー。
そうちゃんの理想的な未来は?
人と心地よく関わり、できる範囲でお仕事して、美味しいもの食べて、歌って踊ってニコニコして…。
うん。
でもこれって「私が知ってる今のそうちゃん」ならきっとこうだろう、という予測でしかない。
私の知らないそうちゃんがこの先出会う誰かと私には思いもつかないような楽しみ方で幸せな人生を送る、が理想かも。
そのためにどう育てるのか。どういう環境を探すのか。誰に託すのか?
さて、その模索の一環。
昨日から一泊二日でショートステイ入れてきたよ。
今日はショート施設で一日過ごし、昼間に勝手にお風呂入っちゃってたらしい。
やらかしましたな。
女性職員さん、「『30かぞえる』って言うから、一緒に30数えて出ましたー。」と笑ってくれた。
その笑顔にホッとした。
行った先は、AJU自立の家「サマリアハウス」の「自立生活体験室」。
サマリアハウスは50年の歴史があるそうです。
ここの職員さんと実際に自立している当事者さんが講話をしてくれる、「出前講座」が愛知県事業となっていて、無料で講演をお願いできます。
「障がいのある人の独り暮らし」。
映画「道草」でも見たけれど。
あんなにヘルパーさんが見つかるわけないし、貸してくれるアパートも限られるだろうし、どっちにしてもまだ先の話だろうな。
くらいに思っていて、割と支援者視点で打ち合わせの席に着きました。
ここのサマリアハウスはグループホームや施設入所というくくりではなく、「福祉ホーム」となっていました。
つまり、一部屋ずつが独立して生活できるようキッチンや冷蔵庫も備え付けで、そこに外部からヘルパーさんなどが必要に応じて派遣される仕組み。
ここで「独り暮らし」を経験してから、自分の住みたい地域のアパートなどに場所を移す、という訓練所的な感じです。
県事業である「自立生活体験室」の一泊二日から始めて、サマリアハウスを利用できるのは最長4年だそう。
障がい種別としては身体がメインだけど、知的障害や精神障害の人もおり、3障害受け入れ可とのことでした。
お話の中では、「親離れ、子離れ」の難しさにも触れられました。
年齢が上がるほど離れることが難しくなる。
親はどうしても子どものやることを制限し、その子が失敗する権利を奪ってしまいがち。
年齢相応の経験ができていない子が多い。
成人してから考え出すのではなく、小さい頃から親元を離れて色々な経験ができるのが理想的。
この話をしてくださったのは、脳性麻痺で身体障がいのある職員さんです。
(ここの職員さんは身体障がいのある方がたくさんおられます。)
私よりも年配と思われましたが、「当事者」で「子」の立場でのお話には深く沁みるものがありました。
どこへ向かって子を育てるのか。
それを考えるために、若いお母さん達にこそ聞いてもらいたい講演会になりそうだなー、と思いました。
直接足を運んで話が聞けて良かった。
そうちゃんを独り暮らしさせるつもりは今のところないけど、それでも我がこととして捉えたいと感じて帰ってきました。
「あんなことしたい」「こんなふうになりたい」
そんな夢が描けるような未来を、障がいがあっても描ければ…安心できるなー。
そうちゃんの理想的な未来は?
人と心地よく関わり、できる範囲でお仕事して、美味しいもの食べて、歌って踊ってニコニコして…。
うん。
でもこれって「私が知ってる今のそうちゃん」ならきっとこうだろう、という予測でしかない。
私の知らないそうちゃんがこの先出会う誰かと私には思いもつかないような楽しみ方で幸せな人生を送る、が理想かも。
そのためにどう育てるのか。どういう環境を探すのか。誰に託すのか?
さて、その模索の一環。
昨日から一泊二日でショートステイ入れてきたよ。
今日はショート施設で一日過ごし、昼間に勝手にお風呂入っちゃってたらしい。
やらかしましたな。
女性職員さん、「『30かぞえる』って言うから、一緒に30数えて出ましたー。」と笑ってくれた。
その笑顔にホッとした。