昨日は、日本共産党25回大会が開会し、CSで志位委員長の報告をみました。うーん、すごい迫力でしたね。さあ、参議院選挙、がんばらなくては。
金銭トラブルの生活相談がはいり、弁護士さんと相談。夜は、今年はじめての9条の会の会合に参加しました。雑誌「世界」に載った日本の米軍基地と犯罪の実態などについて学習、意見交換。25回大会の志位委員長報告が生きる情勢を実感。
さて、先日の福井県の共産党大会で井上さとし参議院議員が紹介した、各政党の3Kの話。大うけでした。紹介します。
★
昨年末に急落した鳩山内閣の支持率。朝日では、11月の62%から12月には48%にまで下がりました。18日に召集される予算国会を前に、その鳩山内閣が直面している問題としてマスコミが「3K」をあげているのをご存知だと思いま
す。
それは、「景気・基地・カネ」の3つのK。つまり景気対策と普天間基地問題、政治とカネの問題です。通常国会では、これらの問題が大きなテーマとなり、鳩山内閣を揺るがす事態も予想されます。
一方、自民党はどうか。この党も昨年の臨時国会の時から、マスコミで「3K」がささやかれてきました。こちらは、「カネ、候補者、公明党」の3つのKです。最初の「カネ」は、資金不足という問題。議席の大幅減で政党助成期間が減り、野党転落で企業・団体献金も集まりにくくなっています。
つぎは深刻な「候補者不足」。特に参院比例選挙の場合、自民党はこれまで、様々な団体に候補者も資金も表も依拠してきました。ところが野党になったことで、歯科医師会をはじめ自民党からの候補擁立を見送る団体が次々生まれています。
全国土地改良区連合会のように自民党から比例候補を出すと決めたものの、来年度の関係予算を大幅に削減され立候補を辞退する団体もあり、全体として候補者擁立のめどが立っていない状況です。
そして「公明党」。これまでは選挙区選挙では、公明票に依拠していたにもかかわらず、公明党は「連立野党はない」と選挙協力には否定的。どの問題をとっても自民党としては打開の展望が見えていません。そのおおもとには自民党政治自身の決定的行き詰まりがあります。
さてこれにたいして、日本共産党の「3K」は何か、考えてみました。「建設的野党、協同、綱領」というのでどうでしょうか。
まずは「建設的野党」。鳩山内閣の支持率急落を示した「朝日」の世論調査では、景気対策、外交、医療・福祉のいずれも鳩山内閣にたいし70%前後の国民が「期待以下」「期待していなかった」とこたえています。
ところが同じ調査で72%の人が、政権交代して「良かった」とこたえています。
民主には「期待はずれ」だが、自民党政治はもうこりごり――これが国民多数の率直な気持ちでしょう。この「政治を変えたい」という願いにこたえ、政治を前に動かす役割を担うのが日本共産党です。建設的野党の出番ですね。
次は「共同」。この間、農協、森林組合、医師会などとの対話が広がっています。5日付の「読売」は、日本共産党のこの活動に注目し、「共産 保守票『切り崩し』 農協・医師会に接近」という見出しの記事を書いています。この活動をもっと広げることが必要です。
最後は「綱領」。一昨年以来、蟹工船ブームといわれるほど多喜二の本が売れました。これに続き昨年の秋以来、話題を呼んでいるのが不破さんの出した『マルクスは生きている』と題する新書本。新書としては異例の売れ行きで約6万5千部を超えています。
ある総合雑誌は書評で「人間がどう生きたらよいかを考えさせる本」として紹介し、購買年齢層は4割が20代から30代の若い世代で女性も多く買っているそうです。科学的社会主義に裏付けられた綱領に注目が寄せられています。
金銭トラブルの生活相談がはいり、弁護士さんと相談。夜は、今年はじめての9条の会の会合に参加しました。雑誌「世界」に載った日本の米軍基地と犯罪の実態などについて学習、意見交換。25回大会の志位委員長報告が生きる情勢を実感。
さて、先日の福井県の共産党大会で井上さとし参議院議員が紹介した、各政党の3Kの話。大うけでした。紹介します。
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昨年末に急落した鳩山内閣の支持率。朝日では、11月の62%から12月には48%にまで下がりました。18日に召集される予算国会を前に、その鳩山内閣が直面している問題としてマスコミが「3K」をあげているのをご存知だと思いま
す。
それは、「景気・基地・カネ」の3つのK。つまり景気対策と普天間基地問題、政治とカネの問題です。通常国会では、これらの問題が大きなテーマとなり、鳩山内閣を揺るがす事態も予想されます。
一方、自民党はどうか。この党も昨年の臨時国会の時から、マスコミで「3K」がささやかれてきました。こちらは、「カネ、候補者、公明党」の3つのKです。最初の「カネ」は、資金不足という問題。議席の大幅減で政党助成期間が減り、野党転落で企業・団体献金も集まりにくくなっています。
つぎは深刻な「候補者不足」。特に参院比例選挙の場合、自民党はこれまで、様々な団体に候補者も資金も表も依拠してきました。ところが野党になったことで、歯科医師会をはじめ自民党からの候補擁立を見送る団体が次々生まれています。
全国土地改良区連合会のように自民党から比例候補を出すと決めたものの、来年度の関係予算を大幅に削減され立候補を辞退する団体もあり、全体として候補者擁立のめどが立っていない状況です。
そして「公明党」。これまでは選挙区選挙では、公明票に依拠していたにもかかわらず、公明党は「連立野党はない」と選挙協力には否定的。どの問題をとっても自民党としては打開の展望が見えていません。そのおおもとには自民党政治自身の決定的行き詰まりがあります。
さてこれにたいして、日本共産党の「3K」は何か、考えてみました。「建設的野党、協同、綱領」というのでどうでしょうか。
まずは「建設的野党」。鳩山内閣の支持率急落を示した「朝日」の世論調査では、景気対策、外交、医療・福祉のいずれも鳩山内閣にたいし70%前後の国民が「期待以下」「期待していなかった」とこたえています。
ところが同じ調査で72%の人が、政権交代して「良かった」とこたえています。
民主には「期待はずれ」だが、自民党政治はもうこりごり――これが国民多数の率直な気持ちでしょう。この「政治を変えたい」という願いにこたえ、政治を前に動かす役割を担うのが日本共産党です。建設的野党の出番ですね。
次は「共同」。この間、農協、森林組合、医師会などとの対話が広がっています。5日付の「読売」は、日本共産党のこの活動に注目し、「共産 保守票『切り崩し』 農協・医師会に接近」という見出しの記事を書いています。この活動をもっと広げることが必要です。
最後は「綱領」。一昨年以来、蟹工船ブームといわれるほど多喜二の本が売れました。これに続き昨年の秋以来、話題を呼んでいるのが不破さんの出した『マルクスは生きている』と題する新書本。新書としては異例の売れ行きで約6万5千部を超えています。
ある総合雑誌は書評で「人間がどう生きたらよいかを考えさせる本」として紹介し、購買年齢層は4割が20代から30代の若い世代で女性も多く買っているそうです。科学的社会主義に裏付けられた綱領に注目が寄せられています。