前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県議会。役者はかわっても、原発「振興」頼みはかわらず

2010年03月02日 | Weblog
  昨日は、山田かずおさんとの朝の街頭宣伝からスタートし、日中は地域訪問や会議、夜も会議でした。21日に志位委員長を迎えた演説会にむけた取り組み、今日告示の美浜町議選への取り組みなどを議論しました。美浜町は元職の朝倉説子さんが町長選に立候補して以来、共産党の議席がありません。暮らしのこと、原発の問題を考えても、日本共産党の議席を取り戻したいたたかいです。

  さて、今日の福井新聞に県議会での一般質問が載っていた。
民主党県連幹部の山本議員が「もんじゅ運転再開で新幹線延伸などを国に強く訴える必要がある」と主張し、西川知事は「拠点化計画や交付金拡充などをふくめ、政府として地域の恒久的福祉実現に向けた対応をしっかりやるべきだ」と答えている。

 まあ、民主党政府が危険な原発推進で「もんじゅ」運転再開を指向し、自民党の斉藤議長からも「政権交代したのに原発推進は変わらない」などと揶揄されている状況だから、山本議員が原発推進で自民党となんら変わらないのは当然だろう。

 わたしが県議だった時に、当時の県会自民党幹部が「もんじゅがあるのだから、国から1000億円ぐらいひきだすべきだ」などと質問していたのを思い出した。栗田知事と自民県議から西川知事と民主県議へと役者は変わっても、原発で「地域振興・カネ」を引き出そうとするレベルは変わらない。

 危険な原発推進政策を転換するには参議院での日本共産党の躍進が求められている、と痛感した。