前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

「犬と猫と人間と」

2010年03月27日 | Weblog
    昨日は、山田かずおさんとの街頭宣伝。冷たい雨のなか集落、団地などをまわりました。平日なので「人はどのくらいいるかな」と思いましたが、結構対話もできましたね。あるお宅では、あいさつに伺うと、春休み中のこどもさんがでてきて、「おかあさん、民主党の人がきたよ」と。奥のほうで母親が「え、民主党」とか言いながら出てこられて、「共産党じゃないの。民主党はもういいわよ」と言いながら、「がんばってくださいね」と激励していただきました。別のお宅では、障がいのある男性の方が、「月数万円の暮らし。年金だけはきちんとしてほしい」と切々と訴えられました。

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  夕方は、知人から誘われていた「犬と猫と人間と」の鑑賞。ここも春休みということもあり、子連れのお母さんたちを中心にいっぱい。日本では犬猫の殺処分数が年間30万頭を超えている、という。このような悲劇をあつかった映画。観ていて辛い場面もありましたね。
しかも、稲葉恵子さんというひとりのおばあちゃんの生命保険金でつくられたもの。飯田基晴監督は「猫おばあちゃん、稲葉恵子さんは、2007年2月、映画の完成を見ることなくこの世を去った。せめて僕はこの映画を完成させ、彼女と、彼女が愛した、猫や犬に奉げる」と述べている。

  できた経過も凄い、と思うが、この上映も有志のみなさんが取り組まれた。配布された手作りの心がこもった資料をみても十分熱意が伝わってくる。
協力者のメッセージ紹介・・・・
 「動物たちがしああせに暮らせる世の中になりますように・・!」「地域猫活動を普及して、のら猫さん達の天寿をまっとうさせてあげられたらと思います」「いのちについて深く考えるきっかけを与えてくれる、素晴らしい映画です!」「犬や猫たちも一つの命ある生き物。私たち人間と同じです。改めて命の尊さを分かってもらえたらいいなと思います」・・・・・・

 資料には、福井市と姉妹関係にある熊本市で、1999年には1541頭が処分されていたが、2008年度には6頭まで大幅に減少させた経験も紹介されている。

 飼い主も、行政も、地域住民も一歩ずつ踏み出していくことが大切だな、と痛感した。

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 夜は、新しく日本共産党に入党された方の歓迎会に参加させていただきました。
登山・写真が趣味という方で、ブータン、ネパールの旅の話など、おおいに盛り上がりました。迎えた側は「へー」「ホー」と言いながら、おいしいお酒をいただきました。
 こういう方の話を聞くと、日本共産党の「幅」が広がるような気がしますね。
 「曲がったことが大嫌い!」と。力をあわせて、曲がった政治をかえましょう!