前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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亡き祖父・祖母の50回忌、父の7回忌で「歴史」にふれました

2011年05月29日 | Weblog
    昨日は、亡き祖父・祖母の50回忌、父の7回忌でした。
親戚のみなさんにお集まりいただきました。
お寺さんのお経のあとのおはなしや、親戚のみなさんのお話でいろんな「先祖の過去」を教えていただきました。

たとえば、

●曽祖父は県会議員として、杉田定一らと活動していた。議員時代には養蚕を推進した。
●祖父は京都の美術学校に学び、号は春峰。作品は寺にもおさめられている。天神様もよく画いた。当時の同級生に石原産業の後の社長もおり、芦原温泉で同窓会も開いていた。
●父は町会議員をつづけるか迷っていたが、相談をうけた私は出馬しないよう意見した。
●黒龍酒造には佐藤家から嫁いで親戚関係だったこともあり、福井中学の帰りに、電車でお酒を分けてもらいにいったこともある。
●地震でつぶれる前の家は元禄時代に建てられた。大工たちが「赤穂浪士の討ち入りの話」をしながら作業をしていた。
●つぶれた家の「ちょうな削り」の木材の一部が小屋につかわれているのでないか。


       それぞれが語られることに、「へー」「初めて知りました」ということで、「故人」を通していろんな縁と歴史を実感したひとときでした。




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       読売・・・・関西電力の八木誠社長が26日の定例記者会見で、電力供給が逼迫(ひっぱく)した場合に節電を求める可能性があると言明し、県内で停止中の原発4基の再稼働が、夏場の安定供給に欠かせないと強調した。西川知事は、福島第一原発の事故原因を踏まえた安全対策基準を、国が示さない限り、再稼働を認めない姿勢を貫いている。運転中の原発2基が定期検査に入る7月下旬頃が“逼迫”を防ぐタイムリミットとみられ、6月県議会などでの知事発言に注目が集まりそうだ。(畑本明義)

 「知事の要望を、国がしっかりと受け止めて対応してほしい」

 八木社長は会見で、定検中の美浜原発1号機など4基が停止したままでは、関西圏の企業や家庭に節電を求める可能性があると言及し、知事が求める安全対策基準を国が明示すべきだと指摘し、「国とともに県の理解を得られるようにしたい」との見解を示した。

 関電の計画では、送電ロスなどを除く8月の供給力は3290万キロ・ワット。現在、関電の原発11基のうち4基が停止中で、7月下旬までに定検に入る大飯4号、高浜4号機の2基が止まると、2956万キロ・ワットの需要に対する余力がなくなる。計画では、計28基の火力発電所のフル稼働が前提で、停止中の別の火力5基の再稼働には工事に2、3年はかかり、敦賀2号機(敦賀市)の放射能漏れ事故で停止中の日本原子力発電からの受給見通しも立っていない。

     ◇

 「電力不足の悪役にされるのはゴメンだ」

 県は、知事が4月19日に海江田経産相に要請した安全対策基準の明示について、国から十分な回答がないとしており、県幹部は「安全対策をきちんとやってくれと求めているだけ。無理な要求をしているつもりはない」と主張する。

 県では昨年5月、高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開の了承と引き換えに、北陸新幹線の着工認可を求めた経緯があるが、県幹部は「着地点を描くつもりはない。地域振興など持ち出せる状況でもない」と話す。

 着地点が見えない状況の中、県内部には「国は何らかの対応をしてくるはず」という声があるが、「こちらの思いが国に伝わっているのか不安だ」との見方も根強く残っている。

 県議会の各会派は今月に入って次々と原発を視察して独自で安全確認を進めており、県議の中には「安全性を求める県の方向性に間違いがない」との意見が多いが、一方で「国に求めた知事の安全基準のハードルが高すぎて振り上げた拳をおろせなくなり、事態を収束できなくなっているのでは」と心配する声もある。

(2011年5月28日 読売新聞)・・・・・・・・・・



       当選直後から言ってきましたが、福井県が県政の根幹としてすすめてきた原発推進、核燃料サイクルが大きく揺らいでいます。多くの国民県民が原発に頼らない、安全なエネルギー開発をすすめてほしいと願っています。
この願いにこたえる議会論戦でがんばります。応援お願いします。