前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

湊地区敬老会に出席、高齢の共産党員にお赤飯を届けました。盛岡、東北、福島大学の実情をお聞きしました。

2011年09月19日 | Weblog
        昨日は、地元地区の敬老会に出席、その後、共産党党員の高齢者に手分けしてお祝いの手紙と「お赤飯」をとどける活動をおこないました。渡辺三郎元県議宅ではご夫婦から近況をお聞きし、「今後ともお元気で」とお話ししました。
あるお宅では今年75歳。「お祝いのお赤飯です」と言うと、「ああ、敬老の!わしゃ、地区の敬老会は行かん。まだまだ高齢者ではない」と元気溌剌でした。お元気がなによりです。

        午後は、地元福井大学で盛岡大学、東北大学、福島大学からの大震災と福島原発事故の報告があるというので出かけました。それぞれの大学の学長や教授から大学の被害や、学校教育の現況などについて詳細な報告がおこなわれました。
        とくに原発事故で校舎を使えなくなった小中高のひどい状況と、教員のおかれている状況にはニュースなどでは報道されない深刻さがあります。
こういうなかで全国では大学の講義のなかで「脱原発」について学ぶ講座をつくる動きもあるようです。福井大学も是非!
     


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        読売・・・・・・ストレステスト、600人が入力・点検・解析

        政府が原発再稼働の条件とするストレステスト(耐性検査)を行っている三菱重工業が、読売新聞に対してテスト状況の取材に応じた。

 8月に、原子力関連の生産高が約7割を占める神戸造船所(神戸市)内に原発の安全対策を行う「安全高度化対策推進室」を設けた。

 12階建てのビルに約600人の技術者が集まり、原子炉容器や配管、蒸気発生器、ポンプなど、プラントの部位ごとに分けて行っている。ある部屋では、100台程度のパソコンを使って、加圧水型軽水炉(PWR)が地震などの力にどこまで耐えられるかのシミュレーション(想定実験)を繰り返していた。解析結果はパソコン画面に図形で示されるのではなく、細かい数値データで表示される。担当者は、入力データに誤りがないか2~3人1組でチェックし、表示されたデータを一つ一つ分析している。・・・・・・・


        関西電力がストレステストの結果として政府にだした大飯原発の数値も三菱重工がはじきだしているわけですね。当たり前といえば当たり前ですが、これの再チェックをたいした人員がいない原子力安全委員会が本当にできるのでしょうか。
やはり、アメリカ並みの独立した数千名規模の規制機関をつくりでチェックをかけないと・・・・・。国際的にも新しい動きもでてきたようです。・・・・それまでは、おあずけ。