前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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憲法記念日、街頭宣伝。9条の会講演会、真木實彦先生「福島は訴える」。

2012年05月04日 | Weblog
     昨日は憲法記念日。午前中は、鈴木市議とともに福井市内を街頭宣伝。鈴木市議の愛娘のあかりちゃんもいっしょに手振りをしてくれました。

      私は原発事故が生存権や居住権などを奪う状態をつくりだしていることを告発し、事故原因究明もされていない、安全抜きの原発再稼働を許さない、と訴えました。車や、家のなかから、またネット上での激励もいただき、ありがとうございました。


     午後は、アオッサでの憲法記念日講演会。福井のうたごえのみなさんによるオープニングにつづき、山本富士夫・福井大学名誉教授が開会あいさつ。

福島大学名誉教授で、福島県九条の会事務局長の真木實彦先生が「福島は訴える」と題して講演しました。

●さまざまな絆が放射能によって切り裂かれている事態

●現に進行している事態は、深刻な憲法違反の事態を長期にわたって周辺住民・県民に強制するという大変厳しい現実
憲法諸条項に違反し、違憲状態の固定化だ。このような状況で原発を再稼働させてはならない。

●東電と原発を国策と位置づけてきた国、政府にすべての責任があり、最後まで責任をとらせるべき

●さまざまな問題について、オープンな場を通じて住民間で解決の道筋を解き明かしていく地道な取り組みを、などとよびかけました。

 
    会場周辺では、開会前から右翼団体が「9条粉砕」「集会はやめろ」「大飯原発は再稼動せよ」などと宣伝活動を続けていました。

原発再稼働を狙う勢力と、右翼団体とのつながりもあるんだなあ、と痛感しました。

    まさに、真木先生のお話にあったように、憲法違反の状態を固定化するような大事故を起こした原発。このなかで憲法擁護と原発ゼロへの運動は一体です。
逆に、憲法改憲と原発再稼働を求める勢力が一体、という見事なコントラストです。


    集会後は、有志で真木先生を囲んでの懇親会をおこないました。80歳とは思えぬ元気さで講演の疲れもみせず、おおいに語り、飲んで、また語り。

アドバイスもたくさんいただきました。ありがとうございました。