前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

24日、26日、原発問題で私がお話しします。ぜひ、お気軽にご参加ください。

2012年05月23日 | Weblog
     昨日は、県庁前での「大飯原発再稼働反対」宣伝行動に参加。敦賀市や美浜町から80歳を超えたみなさんも意気軒昂に参加されていました。原発自治体での数十年におよぶ原発反対の声の中心をになってこられた風格です。
 
    生活相談や問い合わせなども相次ぎました。弁護士との相談や、県庁、市役所の担当課にお話しを聞いたり、要望したり、と慌しい。なかには「暴力的に借用書を書かされ、数十万円を振り込まされた」という相談も。こういう事件には闇組織の関与も疑われ、弁護士に対応していただくことにしました。
   しかし、このようなことに至る前に、「困ったなあ」ということがあったら、傷口が深くならないうちに、共産党や地元の共産党議員に相談していただきたいものです。
福井の方は 0776-27-3800 へ。

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原発問題、私がお話しします。どんな内容を聞きたいですか?

■再稼働問題で意見交換。5月24日午後7時、福井駅東口アオッサ607号室。主催・再稼働反対集会実行委。
■学習会「大飯原発再稼動問題と福井県政」5月26日 午前10時~ 福井県社会福祉センター2階会議室、主催・福井市9条の会。


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    こんな無駄遣い新幹線が福井に必要でしょうか!敦賀までの県内区間75キロでは工事費は7500億円、福井県地元負担は2200億円。さらに北陸線は福井県などが引き受けて第三セクター化、これにも巨額の税金投入。
討論集会を開催します。福井県にも「説明していただきたい」と参加を要請しましたが、「参加できない」と回答。なぜ?

5月26日 午後1時~福井市文化会館4階。 ぜひご参加ください。主催は新幹線延伸と在来線を考える会です。


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■NHK・・・経産相“基準は安全委の見解反映”

枝野経済産業大臣は、22日の閣議のあとの会見で、関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡り、政府の安全基準の作成に国の原子力安全委員会が関わっていないという指摘が出ていることについて、安全基準はストレステストの1次評価などを通じて原子力安全委員会の見解を反映させたものであるという認識を示しました。


大飯原発の運転再開を巡っては、今月19日の関西広域連合の会合で、京都府の山田知事などが、政府の安全基準の作成に国の原子力安全委員会が関わっていないと指摘し、運転再開に慎重な姿勢を示しています。

これについて、枝野経済産業大臣は22日の閣議のあとの会見で、「原子力安全委員会にストレステストの1次評価に関わってもらうことを決め、そのプロセスを1年間にわたり踏んできている」と述べました。

そのうえで枝野大臣は、原発の運転再開に向けた政府の安全基準について「原子力安全委員会の見解に沿って積み重ねてきたものを4大臣会合で整理したもので、すでに原子力安全委員会のチェックを受けたものと認識している」と述べ、原子力安全委員会の見解を反映させたものであるという認識を示しました。・・・・・・・


■NHK・・・1号機格納容器 水位は40cmか

東京電力福島第一原子力発電所の1号機について独立行政法人が解析した結果、格納容器の中にある水が想定より大幅に少ないおよそ40センチしかたまっていないとみられ、容器の下の方から水が漏れている可能性があることが分かりました。

水が想定より少ない状態は2号機でも内視鏡による調査で確認されていて、溶け落ちた燃料を取り出す作業がより困難になると懸念されています。

独立行政法人、原子力安全基盤機構が、1号機の格納容器の中の圧力などを基にコンピューターで解析した結果、内部の水が、東京電力が想定している2メートルより大幅に少ないおよそ40センチしかたまっていないとみられることが分かりました。

この高さには、格納容器と下にある圧力抑制室をつなぐ配管があり、解析では、この配管に直径2センチ程度の穴があって、水が漏れている可能性があると推定しています。

この結果について、東京電力は「1号機の水温は30度程度と低く抑えられていて、格納容器の中の核燃料は冷やされている」と説明しています。

福島第一原発では、ことし3月、2号機でも東京電力が内視鏡による調査をした結果、水が60センチしかたまっていないことが明らかになっています。

東京電力は、廃炉に向けて格納容器を水で満たしメルトダウンで溶け落ちた燃料を取り出す計画で、2号機に続いて1号機でも容器の下の方からの水漏れの可能性が出てきたことで、穴を発見し塞ぐ作業がより困難になると懸念されています。・・・・・・


    まさに、福島原発事故は収束していないし、原因究明も実際にはおこなわれていません。内部がどうなっているのかさえ、なかなか不確か。こんな状況で、福島事故の知見をいかして大飯原発再稼働、といっても国民が納得しないのは当然です。

    また、「政府の安全基準」は安全委員会が策定した「指針」ではまったくありません。政治判断の代物です。
ですから、安全委員会委員長も、「安全とはいえない。ストレステストの2次テストもやっていただきたい」などと発言しているのです。

    今日も、明日も福井県庁前での「大飯原発再稼働反対」行動はおこなわれます。30分でも、1時間でもぜひ、ご参加ください。午前9時~午後5時の予定。